エルデンリング ナイトレイン 復讐者弱いという嘘を論破します!

エルデンリング ナイトレイン 復讐者弱いという嘘を論破します!

『エルデンリング ナイトレイン』プレイ時間686時間(まもなく700時間)、総出撃回数492回(まもなく500回)、復讐者使用回数379回(うち数回はソロでグラディウスをやっただけで、98%は野良マルチでの回数)、野良マルチで夜の王8体すべて3連勝以上(常夜の王はエデレが時間なくてできなかった以外すべて達成済み)した復讐者ガチ勢の筆者が、復讐者は弱いと言われているネットの嘘を論破したい。

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復讐者弱いと言われている理由

一部ネットで復讐者は弱いという声が散見している。

調べたところ、復讐者が弱いと言われている理由は主に6つだった。

ステータス関連

1.HPが低い
復讐者はHP「D」と、隠者の次に低い。隠者は知力S、信仰S、それ以外C以下で、魔術と祈祷に特化して能力値となっており、HPは低いが、近接は基本的にしないため、そこまで問題なかったりする。

しかし、復讐者は戦技を中心とした近接も行うため、それでHPが低いのは弱いとされている。

2.スタミナが低い
復讐者はスタミナ「D」と、レディの次に低い。スタミナは攻撃や回避、疾走に使い、何かと使う場面が多い。攻撃する際、スタミナ切れを起こすことも多々あり、スタミナが低いのは弱いとされている。

3.近接するには筋力と技量が低い
近接武器の多くは筋力と技量の補正値が関わってくる。しかし、復讐者の筋力と技量はいずれもCと低い。

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武器関連

4.強い祈祷を引かないと火力が出ない

復讐者は信仰「S」ということで、祈祷を中心とした戦略を取りたいが、強い祈祷を引けないと火力が出ないとされている。

隠者も信仰「S」であり、復讐者で祈祷を使うくらいなら、知力「S」の隠者で魔術と二刀流した方が強いとも言われている。

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固有能力関連

5.アビリティが夜の王で役に立たない

復讐者のアビリティ「死霊術」は倒した敵を確率で霊体として復活させ、味方にする。このアビリティは主に攻略拠点、1日目と2日目の夜のボスで役立つ。

攻略拠点はボスへ挑む前に、近くの雑魚を掃除することが多い。ボスと戦っているとき、ボスドロップの潜在する力を受け取るとき、雑魚に攻撃されるのは鬱陶しいからだ。

最初に倒した敵を味方にできれば、ボス戦でのヘイト分散に貢献する。

砦では失地騎士、トロル、坩堝(るつぼ)の騎士がランダムで出現し、これらを倒すとそこそこのルーンを落とす。

失地騎士はマントを羽織ったボス個体、坩堝の騎士は槍持ちの個体を倒すと潜在する力(上からアンコモン武器、特殊効果。武器はまれにレアドロップ)を落とすので、1日目から攻めるのが主流となっている。

失地騎士のみ死霊術で味方にできる。確か、マント個体も味方にできたはず。失地騎士は他の雑魚よりHPも火力も高く、味方にできれば失地騎士狩りが楽になる。

封牢は複数ボスであることが多く、最初は数的不利を取られてしまうが、倒した敵は死霊術で味方にできるため、最終的には数的有利を取れる。

戦闘は数が多い方が勝つ。これはナイトレインや他ゲーのみならず、リアルでも共通認識だ。

1日目と2日目夜のボスは前哨戦に雑魚戦が必ずある。そこで倒した敵を味方にすれば、続く夜のボス戦で役立つ。

多くは低耐久なのですぐ死んでしまうが、失地騎士など中には強い雑魚がおり、そういった雑魚はアタッカーとしても使える。しかし、夜の王は前哨戦がないため、全く意味のないアビリティとなる。

6.ファミリーが低耐久すぎる

スキル「霊体召喚」はファミリーを呼び出し、共闘させる。

ヘレンは、素早い身のこなしで刺剣を使った連続攻撃を行うファミリーだ。しかし、その見た目通り、ファミリーの中でもっと打たれ弱い。

フレデリックは大柄で動きはトロイが、打撃武器を振り回すパワフルなファミリーだ。打撃武器による攻撃はファミリー1の攻撃力を持ち、人型であればふっ飛ばせ、強靭削りが高く、体勢崩しも期待できる。

この性能が最初に発揮されるのは、セッション最初に立ち寄ることも多い小砦にランダム出現するボス「結晶人」。結晶人は打撃属性以外ほぼ効かず、体勢を崩すことでひび割れ状態となり、それ以外の属性でも大きなダメージを与えられるようになる。

フレデリックは打撃武器を持っているため、最初から大きなダメージを与えることができる。しかも、結晶人はふっ飛ばすことができる。

セバスチャンは、ファミリーの中でもっとも耐久が高い。しかし、その場から動くことができない。

その場から動くことができないデメリットは、復讐者のアーツ「不死の行進」を使うことで、一度だけだが目からビームを撃つ固定砲台と化す。

腕の叩きつけは打撃属性なため、結晶人に有効。咆哮は多段ヒットであり、プレイヤーの瀕死ゲージをごっそり削ってくれる。

2ゲージ程度であれば、セバスチャンの咆哮だけで素早く削り切れる。3ゲージでも、プレイヤーと一緒に攻撃すれば、すぐ蘇生できる。

ファミリーは3体とも個性があるが、いずれもそこまで耐久が高くないという欠点を抱えている。前述でも述べたが、特にヘレンは元々の低耐久もあって撃たれ弱さに磨きがかかっている。

フレデリックに関しては大柄で近接を行うため、視認性が悪いとも指摘されている。

 

このようなことが言われているいるが、筆者からすれば、すべて論破することができる。順番に解説したい。

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復讐者弱いというネットの嘘を論破!

1.HPが低い

HPが低いのであれば、増やせば済む話。もっともおすすめなのは地変「腐敗の森」の恩寵だ。地変はコレクターの看板で任意のものを発生でき、これだけで大幅に増やすことができる。

あとは潜在する力「最大HP上昇(+10%/15%)」や遺物効果「生命力+3(+60)」「盾の武器種を3つ以上装備していると最大HP上昇(+200。盾を使うならおすすめ)」などでも増やせる。

遺物効果「最大HP上昇(+100)」を持ったマリスの遺物「深海の夜」も使えそうだが、一緒についている汎用遺物効果「聖杯瓶の回復を、周囲の味方に分配」の不具合なのか、聖杯瓶を飲んでも自分は一切回復できない現象を確認している。これは周囲に味方がないときでも発生した。

これまでのアップデートを見た限り「聖杯瓶の回復を、周囲の味方に分配」のバグは修正されていないようなので、この遺物を使うのは控えた方がいい。

ちなみに、腐敗の森の恩寵に最大HP上昇(+10%)と「生命力+3(+60)」だけで、レベル11でこれだけのHPを得られる。

※復讐者のHPです

HP実数値は1147。なんと、全キャラで唯一、HP「S」を持つ守護者のレベル11時の1080を67も上回っている。

このように、ちょっと工夫するだけでHPが低いという問題はクリアできる。

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2.スタミナが低い

HP同様、スタミナも増やせば済む話。ただ、スタミナは地変で大幅に増やすことはできない。

スタミナを増やすおすすめは「最大スタミナ上昇(+10)」の遺物効果が付いてくるフルゴールの遺物だったり、潜在する力「最大スタミナ上昇(+10%/+15%)」などが挙げられる。

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3.近接するには筋力と技量が低い

主に海外で復讐者が重い武器(主に「大」とか「特」とか付いているもの)を持ったミームが流行っているらしいが、重い武器の多くは筋力補正が高く、スタミナ消費が激しいため、実は復讐者向けではない。

そのほかの近接武器も振り回すだけなら、追跡者や無頼漢といった近接キャラの劣化となるのは事実だ。

近接キャラとの差別化としてFP「A」、と同じAの隠者よりもわずかに上回り、全キャラトップのFPを活かし、強い戦技を連射する戦略がおすすめだ。

ただ、ナイトレインの戦技は武器の「攻撃」で決まる仕様らしく、一発の戦技ダメージも近接キャラが上回ることが多い。しかし「【エルデンリング ナイトレイン】復讐者ガチ勢によるおすすめ武器」でも触れたが、FP差の手数による総合ダメージで上回る。

今回は深掘りする例として、本編RTA走者がこぞって使った最強武器「死かき棒」の戦技「霊炎発火」を挙げたい。

霊炎発火の消費FPは発動15、通常攻撃および強攻撃の追加操作はいずれも10となっている。基本的に追撃まで行くので、合計消費FP25を前提につづりたい。

死かき棒および霊炎発火の火力がもっとも高いキャラは追跡者だ。レベル15の場合、追跡者はFP140となり、それに対して復讐者はFP200。FP差は60となる。

霊炎発火の追撃込みで、追跡者は25×5=125で5セット撃てる。一方、復讐者は25×8=200で8セット撃てる。

レベル15、遺物効果なしといった条件下で、訓練場の一番大きい的で発動→特に使う通常攻撃派生で霊炎ダメージ込みで威力検証した。

【補足】人形でもよかったが、凍傷は夜の輪郭&ナメレスなど全く効かないボスもいるということで、割合ダメージと被ダメージを20%増加させる効果はなしで検証したかったのと、人形は動くので、霊炎ダメージにズレが生じてしまうのを防ぐため、今回はこれで試した。

結果、追跡者は1277、復讐者は1007だった(何度か撃って最大ダメージで検証)。

合計すると、追跡者は1277×5=6385。復讐者は1007×8=8056。霊炎発火は魔力属性となっており、ボスは魔力耐性の関係でダメージ量が変動するが、それでも3回も多く撃てる復讐者の方が総合ダメージで上回ることになる。

神秘「B」を活かし、状態異常武器を担ぐのもおすすめだ。神秘はすべての状態異常の蓄積量を増やす恩恵がある。

近接キャラは執行者の神秘「S」を除き、いずれも神秘「C」以下となっている。この点も差別化となる。

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4.強い祈祷を引かないと火力が出ない

そもそも、祈祷だけで戦おうとしていること自体が間違い。攻撃に特化した魔術と異なり、祈祷は攻撃系だけでなく補助系も多い。決して、攻撃に特化した武器ではないのだ。

そこで、さっきから言っている通り、強い戦技も使っていく。右手に近接武器、左手に聖印を持つのが復讐者の基本スタイルとなる。

もちろん、左手に盾を装備してもいい。盾を装備すれば生存率は上がる。選択肢の多さが復讐者最大の強みである。

復讐者同様、信仰「S」の隠者は近接武器の威力に直結する能力値が筋力「D」、技量「C」、神秘「C」となっている。同じ戦技メインの戦略を取るなら、それこそ劣化となるだろう。特に筋力はDと最低レベルで、筋力補正が高い戦技を使うのは難しいのではないか。

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5.アビリティが夜の王で役に立たない

アビリティが夜の王で役に立たないというのは、覆らない事実であることは確か。しかし、それ以外では役に立つ。

そもそも、夜の王で役に立たないアビリティは他キャラでも存在する。例えば、地雷が多いことで有名な鉄の目のアビリティ「目利き」。発見力上昇効果があり、倒した敵から得られる装備品のドロップ率が上がるが、最終ボスの夜の王では“クソの役にも立たないアビリティ”である。

1日目と2日目の昼(探索パート)でも、発見力上昇効果はそこまで役に立つアビリティなのか、という疑問すらある。

復讐者のアビリティが夜の王で役に立たないと言っている連中は、鉄の目のアビリティも夜の王でクソの役にも立たないことをわかっているのだろうか。

執行者のアビリティ「不撓」は状態異常から快復した時、18秒間、攻撃力20%上昇、スタミナ回復速度+15/秒上昇する。

このアビリティは状態異常が“発動”しないと発揮されず(状態異常ゲージが溜まっただけでは発揮されない)、状態異常にかからなかったり、夜の王であればグラディウスとフルゴールなど、そもそも状態異常を使ってこない相手には無価値である。

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6.ファミリーが低耐久すぎる

ファミリーが低耐久なのも覆られない事実だが、本編の遺灰と比較して、このようなメリットがある。

・どこでも召喚できる
→遺灰は還魂碑が設置されているエリア(青白い碑文のアイコンが表示される)でしか召喚できない。

・召喚コスト不要
→遺灰は召喚にHPやFPを消費する。
HPを消費するのは写し身の雫だけだが、消費HP660となっている。生命力99時のHP2100の約3割を占めるため、中々重い。DLCでは開幕先制攻撃を仕掛けてくる伝説ボスが多く、写し身の雫召喚によりHP消費→その直後、ボスの先制攻撃で死亡、といったキルシーンが何度もあった。
FPを消費する遺灰のコストはそれぞれ異なるが、多くが精神力を20そこそこ上げないと召喚すらできないものが多い。

・再召喚できる
→遺灰は帰還させたり、死亡した場合、その遺灰はもちろん、別の遺灰も召喚できない。これは、1エリアでの遺灰召喚が1回限りと決まっているからだ。この仕様上、本編最強遺灰の写し身の雫かDLC最強遺灰の鍛冶ゴーレム、テウル以外、使う意味がないとされ、昨今騒がれている多様性が失われている。

・死亡しても何度だって復活できる
→遺灰は死んだら復活できない。遺灰なのに・・・?

ファミリーは3体の霊体を用途によって使い分けることができ、写し身の雫かゴーレム、テウルの二択だった遺灰より多様性が生じている。それに加え、どこでも召喚できる手軽さ、召喚コスト不要の最強コスパ、再召喚できる回転率の高さの一方、1体辺りのスペックは決して高くない。

一方、遺灰はスペックこそファミリーを凌ぐが、召喚可能エリアが決まっていたり、召喚コストが重かったり、再召喚できない、といった制限が多い。

特に、低耐久のヘレンは早くて数十秒で死亡することがあるが、それより早く瀕死になる“地雷味方”もたくさん見て来た。

これは、今後公開予定の「【ナイトレイン】野良マルチで地雷が多かったキャラランキング」(タイトルは変更される可能性があります)で改めてつづるが、ボス開始わずか4秒で瀕死になった地雷レディが最速記録だ(早すぎて、さすがの筆者も目を疑った)。

レディだけでなく、隠者や鉄の目なども開始十数秒で瀕死になる光景を500回近い出撃で何度も見てきた。“ファミリー以下の地雷味方”が野良マルチではわんさかいるわけだ。

フレデリックの視認性が悪いという指摘は、確かにわからなくもない。ただ「復讐者弱いと言われている理由」でつづった通り、体勢崩しや致命の一撃で隙を作ることが重要なマルチにおいて、貢献度が高い。

視認性の悪さより、メリットが圧倒的に多いため、少なくとも筆者は邪魔だと感じたことは一度もない。

むしろ、邪魔だと感じているのは無頼漢のアーツ「トーテム・ステラ」の方だ。

トーテム・ステラは巨大な墓石を呼び出し、周囲の味方を強化する。墓石は攻撃を防ぐ壁となり、登ることができる。

呼び出した墓石にはダメージ判定があり、雑魚の一掃だけでなく、巨大なボスを怯ませる効果がある。墓石の周囲の味方に攻撃力上昇効果(+15%)もあり、墓石が消滅、もしくは墓石から離れた後も10秒継続する。

遺物効果「トーテム・ステラの周囲で敵を倒した時、HP回復」「トーテム・ステラの周囲で、強靭度上昇」でさらなる恩恵を得られる。

メリットの反面、墓石に敵がめり込み、ターゲットが外れたり敵が見えなくなったり、その影響でこちらの攻撃が届かないといった弊害がある。また、その一撃でボスを撃破した場合、潜在する力がめり込んで取れないという“ド級の迷惑プレイ”も健在だ。

狭い通路などで使用すると、消えるまで探索を遅延することも。例えば、砦の地下ボスを撃破した先の段差上に、坩堝の騎士がいるときがある。

この坩堝の騎士は階段を上った先にある宝箱部屋(潜在する力からタリスマン3枠。レアドロップも)場所で戦うのが推奨されるが、その場で戦うパーティもある。

それはいいのだが、階段のところで墓石を呼び出されると一本道なため、通れなくなるという弊害がある。

墓石の出現時間は20秒。遺物効果「アーツの効果時間延長」を付けていれば、墓石の出現時間が30秒に延長される。墓石が消滅、もしくは墓石から離れた後も15秒に延長するため、この遺物をバフの延長目的でつけてくるプレイヤーもいるだろう。

しかし、30秒も潜在する力が取り出せないのは、迅速な行動が求められるナイトレインにおいて非常に困る展開だ。

フレデリックと異なり、メリットよりデメリットが勝ると言える。その上、無頼漢は地雷も多い。墓石による妨害もあって、味方にいてほしくないキャラの1体である。

 

以上「復讐者弱いというネットの嘘を論破」したつもりだ。反論があればコメント欄に書いてほしい。

ただ、復讐者は弱くないし、むしろ強いキャラと言える。強くなければ、400回近くも使うはずがない。

筆者からすれば、復讐者が弱いのではなく、使いこなせていないプレイヤーが弱いと思っている。現に、野良マルチで潜っていても自分より復讐者を使いこなせているプレイヤーは誰1人もいなかった。

なぜなら、復讐者はプレイスキルだけじゃ決して使いこなせないキャラだからだ。詳しくは、別記事でつづりたいと思う。

この記事を読んだ人はネットの嘘に惑わされず(この記事もネットコンテンツだが)、騙されたと思って復讐者を使ってみてほしい。強すぎてビビり散らかすと思う。

▼復讐者のビルド解説

↑上記記事でコメントの回答をしています。

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