『エルデンリング ナイトレイン』プレイ時間686時間(まもなく700時間)、総出撃回数492回(まもなく500回)、復讐者使用回数379回(うち数回はソロでグラディウスをやっただけで、98%は野良マルチでの回数)、野良マルチで夜の王8体すべて3連勝以上(常夜の王はエデレが時間なくてできなかった以外すべて達成済み)した復讐者ガチ勢の筆者が、復讐者の使い方や立ち回りを解説したい。
前回「【ナイトレイン】復讐者ガチ勢による使い方・立ち回り(探索篇)」を公開したが、1万文字を超える超特大ボリュームとなった。
今回は戦闘篇となるが、復讐者の戦闘は非常にシンプルなため、また1万文字とかにはならないので安心してほしい。
雑魚は基本的に近接武器で処理
これは過去記事で何度も言っているが、復讐者は右手に近接武器、左手に聖印が基本的なバトルスタイルだ。その上で、雑魚は基本的に近接武器で処理する。
戦技は使いたければ使ってもいいが、基本的に使うほどじゃないだろう。魔術や祈祷も同様だ。
ボス戦の基本的な立ち回り
ボス戦の立ち回りだが、事前にボスの弱点属性や有効な状態異常を調べておくことをおすすめしたい。その上で、今持っている武器でこれから挑むボスにもっとも有効な戦技/魔術/祈祷でゴリ押すのが攻撃の基本となる。
例えば、ナメレスに挑む場合、こいつは聖属性がもっとも有効だ。「【エルデンリング ナイトレイン】復讐者ガチ勢によるおすすめ武器」でも紹介したが、戦技であればミケラの光輪(光輪のサイス)、祈祷であれば光輪(黄金樹の聖印の確定枠)などを持っていれば、これを連射すればいい。
ボスの攻撃モーションは、2~3回のセッションで大体の対処法がわかるので(少なくとも筆者は)、数をこなせば自ずと被弾は減る。それでも対処が難しい場合は攻略記事や攻略動画などを調べてほしい。
ファミリーの使い方
スキル「霊体召喚」で呼び出すファミリーだが、もっとも攻撃力が高く、強靭削りに優れるメインアタッカーのフレデリック、フレデリックが死亡し、回復するまでのサブアタッカーのヘレン、そして味方の蘇生に使えるセバスチャンと使い分ける。
セバスチャンは瀕死になった味方のそばに召喚することで、咆哮で瀕死ゲージをごっそり削ってくれる。2ゲージであれば、セバスチャンだけで蘇生でき、3ゲージでも復讐者やもう1人の味方の攻撃で素早く蘇生できる。
アーツの使い方
アーツ「不死の行進」は不死と蘇生の効果を持っており、不死は生存率が高いパーティにおいて“攻め”として使う。
でも紹介しているが「アーツ発動時、ファミリーと味方を強化」を付けた上、味方2人とも近接キャラであれば「アイテムの効果が周囲の味方にも発動」で勇者の肉塊を振りまいてやれば、味方の物理攻撃力は合計1.5倍となり、特に恩恵が大きい。
ファミリーも不死となり、この遺物効果や勇者の肉塊のバフを受けるため、可能な限り、ファミリーを召喚してからアーツを切りたい。
生存率が高いパーティは中々瀕死にならないので、蘇生の効果は腐ってしまう。そのため、不死にして火力を上げた方がいい。
一方、蘇生は生存率が低いパーティにおいて“戦線の立て直し”として使う。
生存率が低いパーティは早ければ開始数秒、十数秒で1乙する。そんなパーティでアーツを攻め目的で切ってしまうと、1人になったとき、アーツで即蘇生できないため、使いどころを見極める必要がある。
味方全員が瀕死になった場合
味方が全員瀕死になり、1人になった場合、特に3ゲージの味方を蘇生するのが難しい鉄の目、レディ、隠者は1人で戦うことを余儀なくされるが、復讐者はその状況から立て直しできるため、まずは味方の蘇生を最優先に考える。
リスクを避けるため、攻撃は被弾の心配がない場合に限定し、ファミリーで微ダメージを稼ぎつつ、アーツゲージが溜まるまで逃げ回る。ワンチャン、セバスチャンとの攻撃で救助が間に合う可能性があり、そちらも狙っていく。
聖杯瓶と回復祈祷の使い分け
復讐者は聖杯瓶と回復祈祷で回復でき、他7キャラより回復手段が多い。聖杯瓶は敵に狙われていたり、1人になったときなど即回復したい場合、回復祈祷は敵に狙われていないなど、緊急性が低い場合に使う。
味方が生きている場合は、なるべく回復祈祷で回復する。星光の欠片はよほど無駄使いしなければ、むしろ余るくらいなので、FPの心配はしなくていい。
星光の欠片が足りなくなる状況としては、ボスに10分以上かかる場合が多い。このケースで多いのは、味方の1人が切断して2人になった上、自分や味方が瀕死になりまくって救助ループに陥り、中々攻撃できない場合がほとんどだ。
野良マルチ2が最高難易度
あくまで個人的にだが、ナイトレインは固定マルチ(イージー)<ソロ(ノーマル)<野良マルチ3(ハード)<野良マルチ2(ベリーハード)の順番に難易度が上がると考えている。
固定マルチはフレンドや合言葉を知っている人を招待するため、1人が切断していなくなることはほぼない。そのため、現時点では野良マルチ限定のケースとなる。
2人の場合、1人でも瀕死になった時点で1人になる。例えば、味方が瀕死になった場合、自分が救助するわけだが、自分が狙われている状況の中で救助するため、味方を救助した直後に自分が瀕死になる可能性がある。
そして、救助された味方が今度は自分を救助するわけだが、もちろん狙われているため、また瀕死になる可能性がある。
救助した人を狙った攻撃に救助された人が巻き込まれ、リスキルにあうリスクも。これにより、同時乙して全滅ということも少なくない。
救助ループになってしまえば、中々攻撃できないため、10分以上かかることもザラにある。
筆者は常夜の王、グノスターのセッションで執行者と2人になり、30分以上戦ったときが最長だ。ちなみに、そのセッションは無事勝利を収めた。
味方の救助を諦め、1人で戦う場合、敵の攻撃後などに攻撃を差し込むが、やはり防戦一方になりがち。これはソロでも言えるが、マルチは参加人数に応じて、ボスのHP/攻撃力/状態異常耐性/体勢値が上昇する仕様となっている。
ただし、途中で参加人数が変動した場合、その瞬間からボスのステータスが再調整される。2人の場合、攻撃力は変わらないらしい。
ソロは追跡者や無頼漢の二刀流バッタ戦法していれば誰でも勝てるとか言われているが、ソロの感覚で二刀バッタすると、2人ステータスのボスは中々体勢が崩れないため、確実に負けるだろう。
だからなのか、低耐久キャラより真っ先に乙る味方の無頼漢が度々みられる。
デュオモードの実装を望む声も少なくないが、それは最高難易度だと承知の上だろうか。
以上、復讐者ガチ勢による使い方・立ち回り(戦闘篇)をお届けした。ここまで約2700文字ということで、前回の約4分の1程度となった。
戦闘は以下の3点を意識すればいいので、探索ほど考えることは少ない。これは復讐者に限らないと思う。
1.ボスの弱点属性や有効な状態異常を持った戦技/魔術/祈祷でゴリ押し
2.適当に攻撃を避けて、被弾したら回復
3.味方が瀕死になったら蘇生させる
タイトルの内容は以上だが「エルデンリング ナイトレイン 復讐者弱いという嘘を論破します!」に興味深いコメントが寄せられていたので、この記事で回答したい。興味がない人は、ここで戻ってもいい。
コメント1:
復讐者好きだからって最終的に他のプレイヤー下げになっちゃうのは悲しいね
上記記事でも言っているが、筆者は別に復讐者が好きで使っているのではなく、強いと思ったから使っているだけに過ぎない。筆者はポケモン対戦ガチ勢でもあり、もちろん使うポケモンは別に好きなわけじゃない。単に強いから使っているだけだ。
もちろん、見た目は全キャラでも良い方だと思うが…(海外を中心に重い武器を持ったミームがあるくらい愛されている)。
「他のプレイヤー下げ」がどの部分を言っているのかは知らないが「筆者からすれば、復讐者が弱いのではなく、使いこなせていないプレイヤーが弱いと思っている」のことを言っているのなら、事実を言ったまでだ。
復讐者だけでなく、守護者や執行者の検索サジェストにも「弱い」がヒットする。しかし、野良マルチで守護者や執行者と当たると、それなりに活躍することが多い。
筆者からすれば、これら3キャラを大して使いもせず「弱い」と切り捨てているプレイヤーの方が悲しいね。
ちなみに、レディの検索サジェストにも「弱い」がヒットするが、こいつに関しては同意しかない。詳しくは別記事でつづるが、レディは自分が使って「弱い」というより、味方のやらかし率が群を抜いて高いことが挙げられる。
地雷四天王に入る迷惑っぷり。残念ながら、レディは擁護できない。
コメント2:
勝率の話を前提にすると、復讐者よりも、もっと強い、tierの高いキャラを使えという話にどうしてもなると思っていますが、そちらについてはどうお考えですか?
そもそも夜の王を倒す必要があるゲームで、夜の王戦で使い物にならないスキルを持っている時点で、復讐者含めゲーム全体に影響がない他のキャラも、夜の王までを見据えたゲーム全体に影響があるキャラに比べて相対的に強いわけでは無いと思うのですが・・・私が異端なのでしょうか。
私は別に復讐者のアンチでもなんでもないですが、復讐者は弱くない!という感情論が先走りすぎかと。
「復讐者よりも、もっと強い、tierの高いキャラ」とは具体的に誰か。筆者は攻略サイトなどのtierをちゃんと見てないので把握していないが、おそらく使用率の多い追跡者、鉄の目、無頼漢などを言っているという前提で話を進めたい。
確かに、勝率を気にするなら追跡者や無頼漢を使った方が勝率は上がるかもしれない。しかし、上記記事は野良マルチの話だ。野良マルチで必要以上に勝率を気にするものだろうか。
勝率を気にするなら、それこそ固定パーティ(フルパ)やソロでいいのではないか。野良マルチなのだから、いろんなキャラがいても良いと思う。
野良マルチが追跡者や無頼漢の野郎だらけになったら、今は夏ということもあって暑苦しいし、そもそも面白いだろうか。
ナイトレインは、ランクマッチやレーティングといった競争要素もない。ポケモンはあるが、レートがあればさすがの筆者も追跡者や無頼漢などを使うだろう。
夜の王戦で使い物にならないスキル(だからアビリティのこと?)を持っている時点で、夜の王戦でも使えるスキル(アビリティ)を持ったキャラに比べて相対的に強いわけではない、ということだが、上記記事でも言っている通り、復讐者の強みは選択肢の多さだ。
さっきから話題に出している追跡者は「HP:A/FP:C/スタミナ:B/筋力:A/技量:B/知力:C/信仰:C/神秘C」、無頼漢は「HP:A/FP:D/スタミナ:A/筋力:S/技量:C/知力:D/信仰:D/神秘C」となっており、いずれも近接武器の扱いに特化したステータスとなっている。
そのため、レア以上の強い近接武器が手に入らないと火力に影響する。筆者はエルデンリング本編もナイトレインもやり込んでいるため、どの装備が強いのか弱いのか大体知っているわけだが、味方の装備詳細を見ると「こんな装備で大丈夫か?」というプレイヤーがかなり多い。
夜の王の弱点属性武器も有効な状態異常武器すら持っていないプレイヤーも少なくないが、装備が弱くても活躍できているのなら、かなりのプレイヤースキルがあるのだと推測される。
一方、復讐者は信仰:Sを活かした祈祷、FP:Aを活かした戦技/魔術/祈祷ぶっぱ、知力:Bにより魔術だって使える。しっかりチャートを組んでいれば、何1つ強い装備が出ないということはめったにない。
もちろん、何1つ強い装備が出ないこともある。その場合、当記事でもつづった通り、味方のサポートを中心に立ち回ればいい。アタッカーが難しいセッションでも、やりようはいくらでもある。
夜の王戦でアビリティが機能しなくても、スキルやアーツは使える。そんなアビリティも、夜の王戦以外なら使える。
復讐者は「○○がダメでもこれならいける」ということが可能なキャラだ。セッション中、各シチュエーションの中で何ができるのか模索するのが重要となる。
復讐者の図録にはこうある。
信仰に優れるが、それ以外の能力値は伸び悩む
しかし、霊体を召喚し、使役できるため
戦術により補い、圧倒する余地がある
戦術次第で他キャラを圧倒する無限の可能性を持つのが復讐者だ。しかし、ほとんどの人は信仰:Sとか固有能力しか見ていないのが現状である。
これらの要素はあくまで可能性の1つでしかない。しかし、復讐者の本当の強さはそこじゃないことをまずはわかってほしい。
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