『エルデンリング ナイトレイン』プレイ時間813時間(付けっぱなしの時間も含んでいるが、訓練場で武器を試す時間も長い)、出撃時間340時間、総出撃回数528回の筆者が、野良マルチで貢献度高いキャラランクを作ったので紹介したい。
野良マルチで貢献度高いキャラランクについて
「キャランク」ということで、いわゆるTier表になるのだが、一般的なTier表とは評価基準が異なる。
一般的なTier表は自分が使って強かったのか、弱かったのか、もしくは他のプレイヤーの所感を聞いた上で決定する。しかし、今回のTier表は味方が使って強かったのか、弱かったのか、貢献したのか、貢献しなかったのか、といった視点で決めている。
なぜこのような評価基準になったのかだが、3人協力マルチ前提のナイトレインにおいて、特に野良マルチは自分だけ強くてもクリアできず、味方もそれなりに動けないとクリアは難しい。そのため、自分よりかは味方が使ってどうだったか、という視点を重視した。
一般的なTier表は、その人自身が使ってどうだったのかという評価なので、ソロプレイの参考にはなるだろう。すでにソロ向けのTier表はたくさんあると思うので、それと差別化する意味でも、このようなランク付けとした。
野良マルチで貢献度高いキャラランク
さらなる評価基準としては「エルデンリング ナイトレイン 野良マルチで初心者向けおすすめキャラ」でも解説している通り、アタッカーよりも
1.生存率が高いキャラ
2.3ゲージの味方も救助できるキャラ
3.地雷が少ないキャラ
を高く評価した。
Sランク
唯一のSランクである追跡者はHP:A、スタミナ:Bといったステータスに加え、アビリティ「第六感」により生存率が高い。加えて、スキル「クローショット」による機動力だったり、アーツ「襲撃の楔」による攻撃性能も高く、初心者が使っても強いキャラとなっている。
二刀バッタで3ゲージの味方も救助できるほか、これから紹介する復讐者に次ぐ地雷の少なさもあり、頼れる味方(というより兄貴?)であることが多い数少ないキャラとなっている。
Aランク
Aランクは守護者と復讐者。
守護者はHP:S、スタミナ:Aと全キャラでもっとも耐久ステータスが高い。初期装備として盾の中でもっともガード強度が高い大盾を持っているほか、アーツ「救世の翼」で3ゲージの味方を同時に2人救助することも可能だ。
追跡者の次に地雷が少ないのも好印象。一部ネットでは「弱い」と言われているが、むしろ野良マルチでは味方に欲しいくらい。
復讐者はHP:D、スタミナ:Dと最低レベルの耐久ステータスだが、スキル「霊体召喚」によるファミリーの召喚でヘイトを分散したり、アーツ「不死の行進」による不死の効果で味方が攻撃しやすい環境を作れるほか、ファミリーのセバスチャンによる咆哮や、不死の行進で2ゲージ以上の味方の救助も容易に行える。
操作難易度は全キャラで一番難しいが、ゆえに初心者は使うのを避け、今や上級者・熟練者の使い手ばかりとなっている。結果、全キャラでもっとも地雷が少なくなっている。
Bランク
Bランクは無頼漢と執行者。
無頼漢はHP:A、スタミナ:Aと耐久ステータスが高い。また、筋力:Sを活かした二刀バッタだけで攻撃が完結するほど単純なキャラだが、二刀バッタにこだわりすぎた結果、低耐久キャラよりも早く瀕死になるケースが後を絶たない。
執行者はHP:B、スタミナ:Bと平均的な耐久ステータスとなっている。スキル「妖刀」を使いこなす必要があるほか、アーツ「坩堝の諸相・獣」の仕様理解も試される。
妖刀は、弾きでボスとタイマンできるプレイスキルを身に着ける必要がある。坩堝の諸相・獣はHPが2倍になるが、聖杯瓶などのアイテムや装備品による効果で回復できなくなるほか、体勢値が設定され、体勢を崩す可能性があるため、実は通常状態より瀕死のリスクが高まる。
そのため「【執行者】スキル中、妖刀が解放状態になるとHP回復」&「ガード成功時、HPを回復(弾きはガード扱い)」、「【執行者】アーツ発動中、咆哮でHP回復」などの遺物効果で、攻撃しながら回復する手段が必要となる。
また、いずれも独特の移動モーションとなるため、その辺の慣れも必要。
残念なことに、この辺りから地雷が急増しており、パーティの貢献度が下がる。
Cランク
Cランクは鉄の目。
鉄の目はHP:Cと低体力。そのため、真っ先に瀕死になることが多いキャラの1人でもある。
鉄の目は得意武器の弓を使った攻撃をしていくが、通常攻撃の火力はお世辞にも高いとは言えない。そこで、スキル「マーキング」で敵に“弱点”を与える必要がある。
弱点を与えた敵はどこを攻撃しても被ダメージが増加し、弱点破壊でダメージが倍になる。モンハンワイルズの傷口システムに近い仕様となっている。
しかし、マーキングは敵に近づく必要がある。接近戦も必要となるが、HPが低く、近づくのはリスクがある。
被弾リスクを懸念した初心者の中には、スキルを一切使わず、遠くで弓を撃っているだけの通称「弓チクマン」が続出。また、知力:Dでありながら杖を持っている鉄の目もみられ「接近戦は絶対しないよ(^人^)」と言わんばかりのアピールも。
生存率が低く、かと言ってアタッカーも期待できない鉄の目は今や「地雷の代表格」というイメージがついてしまった。
ただ、遠くで弓チクしていても、結局は何回も瀕死になる鉄の目が多かったりする。また、そんな鉄の目の多くが切断や放置といった害悪行為に及んでおり、ますます鉄の目は地雷という悪印象が加速している。
アーツ「ワンショット」は2ゲージまでの味方なら一発で救助できるが、3ゲージの味方は1本しか削れない。3ゲージの味方を救助するのは困難なため、味方が全員瀕死になった場合、1人でボスと戦う状況が生まれる。
初心者向けキャラとして、鉄の目を挙げる攻略記事や攻略動画がたくさんあるが、このような点から、全く初心者にはおすすめできないキャラとなっている。
鉄の目が地雷の代表格になったのは、こういった無責任なコンテンツの量産も原因と言える。
Dランク
Dランクはレディと隠者。
レディはHP:C、スタミナ:D、隠者はHP:D、スタミナ:D、といずれも最低レベルの耐久ステータスとなっている。鉄の目と並んで、真っ先に瀕死になることが多いキャラでもある。
レディはスキル「リステージ」の仕様や使いどころ、アーツ「フィナーレ」のタイミングを見極める必要がある。
隠者はスキル「混成魔法」の組み合わせやその効果を全て把握する必要がある。組み合わせは14種類。
鉄の目同様、レディと隠者は3ゲージの味方を救助するのが困難なため、1人でボスと戦う状況が考えられる。
高度なプレイスキルに加え、リステージやフィナーレ、混成魔法の理解力も試される。そのため、上級者・熟練者向けの難しいキャラとなっている。
同じ女キャラで低耐久の復讐者は今や玄人しか使っていないが、レディや隠者は初心者も多く、その分地雷も量産されている。それに比例し、切断や放置といった害悪行為も急増している。
味方に来てほしいキャラとほしくないキャラ
筆者が復讐者を選んだ場合、味方に来てほしいのは以下。
1.追跡者×2
2.追跡者、守護者or復讐者
3.追跡者、無頼漢or執行者(執行者の方が地雷少ないので来て欲しい)
逆に、味方に来てほしくないのは以下だ。
1.鉄の目×2orレディ×2or隠者×2
2.どれか2人
つい最近、鉄の目×2と隠者×2に当たったが、いずれも1人が切断した。
鉄の目×2は切断されなければ、少なくとも2日目夜のボス(坩堝の騎士&黄金カバ。複数ボスなため、1人でも減るとキツイ)を撃破できた状況だったのにもかかわらず、敵前逃亡を図った。
隠者×2は1人が切断した上、3日目夜の王(常夜の王、エデレ)で筆者が3乙してしまい「これは無理だな」と悟ったわけだが、なんとこの隠者が超有能すぎて1人で倒してしまった。超有能隠者は500戦以上やって初めてだったので感動しかなかった。
筆者が復讐者を選んだ場合、味方にレディと隠者が来ることがある。その場合、味方が瀕死になりまくったとしても切断や放置はほぼなかった。
おそらく、女3人の出撃にロマンを感じているのだろう。ちなみに、復讐者3人パーティでは切断や放置は一度もない。
しかし、レディや隠者単体になった途端、切断や放置が飛躍的に高まる。
追跡者、守護者、復讐者が来たときは喜び、鉄の目、レディ、隠者が来た場合は落胆する。そんなセッションを繰り返している。
とりあえず鉄の目、レディ、隠者は貢献よりも切断や放置を控えることからはじめてほしい。
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