ポケモンSVで最強ダイケンキレイドが出現している。
筆者はウェーニバルで攻略したが、実際に使った個体の調整や立ち回りを紹介したい。
ウェーニバルの調整
テラスタイプ:ひこう
持ち物:しろいハーブ
技:アクロバット つるぎのまい はねやすめ フェザーダンス
努力値振り:HA252B4
性格補正:いじっぱり
特性:なんでもOK
ダイケンキの技は
きあいだめ
メガホーン
じならし
アクアカッター
ドリルライナー
つじぎり
つるぎのまい
の7つあり、みず・かくとうのウェーニバルは、むしテラスでタイプ一致となったむし技のメガホーンに、元々タイプ一致で打てるみず技のアクアカッター、そしてあく技のつじぎりを半減できる。じめん技のじならしとドリルライナーでは弱点を突かれない。
アクロバットは、むしテラスのダイケンキに弱点をつけるひこう技として採用。道具を持っていない時に威力が55から倍の110となり、弱点なので威力はさらに倍の220となる。
ひこうタイプにテラスタルすることで、アクロバットはタイプ一致となり威力165に。そうなれば、威力は330となる。
つるぎのまいは、ウェーニバルの攻撃を上げるため採用。ほかにも、きあいだめやビルドアップなどの積み技を覚えるが…
きあいだめ:ダイケンキは、自分への攻撃が急所に当たらない特性「シェルアーマー」なので論外
ビルドアップ:防御を上げたところで急所に当たれば無効化され、攻撃も1段階しか上がらない
といったことから攻撃を2段階上げる、つるぎのまいとなった。
はねやすめは回復技として採用。PPは最大まで確実に増やす。なお、メガホーンや急所に当たりすぎると足りなくなることもしばしばある。メガホーンは命中率85%、急所率50%なため、外し自体は期待できる。
フェザーダンスは、ダイケンキのつるぎのまい対策として採用。
ダイケンキはシールド破壊後、つるぎのまいをしてくる。もちろん、シールドがないためフェザーダンスが有効で、つるぎのまいのすぐ後に打てば、攻撃はプラマイゼロとなり、これ以上火力を上げられる心配はない。
しろいハーブは、じならしの素早さダウンを無効化する目的で採用。
ダイケンキは素早さ種族値70に対し、ウェーニバルは素早さ種族値85と勝っているが、じならしで素早さを下げられれば先手を取られてしまう。
ダイケンキは最初のメガホーン→じならし、シールドを破壊しHPが半分を切った後のメガホーン→つるぎのまいを除き、連続で技を出さず、状況に応じた技選択をしたいため、常に先手を取れる状況を作りたい。
何度かやったが、ダイケンキはウェーニバルにじならしを1回しかこず、1回ぽっきりのしろいハーブでの対策で十分だ。しろいハーブを失うことで、アクロバットの威力も上げられる。
努力値は結局、いじっぱりHA振りに。ダイケンキはきあいだめやつるぎのまいで火力を上げてくるため、わんぱくHBも考えたが、終盤まではテラスタルせずに殴っていくため、いじっぱりで攻撃に振らないと火力が出ないと思った。
いじっぱりHAでも、問題なく勝てるため、これで大丈夫だと思う。
立ち回り
ダイケンキは初手きあいだめを確定でしてくる。
最初のターン、まずはつるぎのまいを積み、ダイケンキはメガホーンとじならしをやってくる。このじならしはしろいハーブで無効化でき、さらにアクロバットの威力が上がる。
2ターン後、ダイケンキはシールドを張り、さらに味方のステータス変化と特性の効果をかき消してくる。
このタイミングで、今度はつるぎのまいを3回積み、攻撃を最大にするとともに、応援の「いけいけどんどん」とバフをかけまくる。ここからアクロバットで殴ってシールドを破壊する。
シールド破壊後、ダイケンキは自分にかかっている悪い効果を打ち消してきたり、再び味方のステータス変化と特性の効果をかき消してくる。前者はやってきたタイミングでフェザーダンスで攻撃を2段階下げ、後者もやってきたタイミングで今度はつるぎのまいを2回だけ積み、アクロバットで殴っていく。
特に前者は、やってくる前にフェザーダンスしてしまうと、攻撃ダウンをリセットされるうえ、さらにつるぎのまいで攻撃を上げられるため、よく見て判断する必要がある。
ひこうテラスのアクロバット2回で倒せる圏内まで削ったら、テラスタルしてフィニッシュを目指す。
ダイケンキの攻撃は最初にじならしをしてから、その後はメガホーンしかやってこず、メガホーンは急所に当たっても140前後のダメージしか入らない。ただ、乱数で150以上のダメージが出ることもあるため、HPが160を切ったらはねやすめで回復する。
味方に弱点をつけるポケモンがいたり、麻痺や火傷にするポケモンなどがいれば攻略はさらに楽となる。
▼ハラバリーのほうが楽でした