先日、「【おすすめ】復讐者深き夜深度5カンスト最強遺物構成【ナイトレインDLC】」と「【おすすめ】復讐者深き夜深度5カンスト結論ビルド【ナイトレインDLC】」を公開した。
筆者が使う復讐者は生存特化しつつ、余った枠で獣爪の火力を盛るビルドとなっているが、「獣爪特化ではダメなのか?」という疑問を抱いた人もいるはず。その答えとしては「ノー」である。
この記事では、獣爪特化にすべきではない理由を解説したい。補足となるので、前回記事を読んでいない人は先に読むことをおすすめする。
火力特化ではすぐドーナツを作る
「復讐者は獣爪特化すべきではない理由」。それは「すぐドーナツを作るから」。
復讐者レベル15のHPは780。たとえ、付帯効果「HP最大時、カット率上昇(+40%)」を持ったとしても、深度5ボスの通常攻撃は何くらってもワンパン。
深度5どころか、深度4すら一撃を耐えるのは不可能である。
ボスの通常攻撃すらワンパンだと、毎セッションどころかボスのたびにドーナツは避けられない。いくら火力を高めても、ドーナツを作ってばかりだと火力は出せない。
最大時カットを複数持つのは基本的にNG
かと言って、「HP最大時、カット率上昇」を複数持つのは基本的にNG。「HP最大時、カット率上昇」を複数取ってしまうと、味方が取れなくなる可能性がある。
それなりにHPを盛っても、「HP最大時、カット率上昇」なしでは深度5ボスの通常攻撃からワンパン圏内。「HP最大時、カット率上昇」を取れなかった人はワンパンを避けられないため、パーティ全体の事故率が跳ね上がる。
2025年12月3日のアップデートで「近接攻撃力上昇」「ダッシュ攻撃強化」「ローリング攻撃強化」の付帯効果が追加され、DLC前より「HP最大時、カット率上昇」を含む特定の付帯を取るのが難しくなった。
このことから、「HP最大時、カット率上昇」を複数持つのはNGとされる。もちろん、「HP最大時、カット率上昇」が全員に行きわたったうえで複数取るのは問題ない。
それも加味して「基本的にNG」とした。しかし、「HP最大時、カット率上昇」の獲得率が下がった今、「HP最大時、カット率上昇」が複数必要なHPは避けるべきだろう。
一方、HPを盛ることで「HP最大時、カット率上昇(+32%)」1つで深度5ボスの通常攻撃をほぼ耐える調整が可能となる。詳しい調整は「【おすすめ】復讐者深き夜深度5カンスト最強遺物構成【ナイトレインDLC】」を見てほしい。
個々ではなくパーティ全体の火力を高めるべき
いくら火力を高めたところで、それは1人の火力に過ぎない。ソロではそれでいいが、マルチでは1人だけ火力を出しても意味がない。
マルチでは味方がいるため、「救助」システムが発生する。誰かが乙った場合、基本的に1人が救助役、もう1人が敵を引き付けるヘイト役となる。
乙った人や救助役はもちろんのこと、ヘイト役も救助が完了するまで乙れないため、下手に攻撃するより回避やガードに徹することになる。たった1人でも乙れば、その瞬間から火力は3分の1以下となる。
瀕死ゲージが1本、2本であればすぐ救助できるが、3本になれば救助に時間がかかる。救助は敵のヘイトを集めるため、救助役にヘイトを向けられ、救助を妨害されることもある。
敵が複数体いる場合、残った2人にそれぞれ来るので、救助のタイミングはさらに限られる。救助に時間がかかれば、それだけ火力低下の時間が長くなる。
それだけならまだしも、1人乙ったら連鎖的に乙り、あっという間に全滅もあり得る。低HPパーティの場合、ボスのたった1回の攻撃で2人、最悪3人全員乙って即全滅もあり得る。
特に深度4では、たった1乙で全滅に繋がるケースが多々ある。そのため、毎セッション無乙で乗り切るくらいじゃないと抜けるのは難しいのが現状。
一方、誰も乙らなければ火力は常に3倍。たとえ火力が足りなかったとしても、誰も乙らなければ100%の確率で勝利できる。
HPを盛ることで、確実に乙りづらくなる。低HPパーティでも、HPを盛ることで自分だけ生き残る可能性があり、そこから戦況を立て直すチャンスが生まれる。
「味方がミスする前に火力で押しきれ!」を論破
ナイトレインの教科書とも言えるサイト「エルデンリング ナイトレイン 攻略wiki | 神攻略」のコメント欄などで「味方がミスする前に火力で押しきれ!」との主張がたびたびみられるが、味方が“秒速で乙る地雷”だったらどうだろうか。
筆者は、浅き夜時代に開始8秒で乙った“地雷レディ”に遭遇したことがある。深き夜では開始数秒で乙った味方がいたかはさすがに覚えていないが、記憶に新しいものだと、深度5常夜カリゴの初手「氷塊乱射」で乙った無頼漢がいたことを覚えている。
あんなところで乙る人なんて、浅き夜でも見たことなかったので驚きだ。開始数十秒の出来事である。
ちなみに、その無頼漢は強化形態前にドーナツを作っていた。そんな無頼漢がいるものだから、もちろん敗北した。
「味方がミスする前に火力で押しきれ!」と言うが、味方が爆速で乙るなら、その主張は難しいのではないか。
「低火力」と「ドーナツ」どちらが戦犯か
低火力とドーナツはいずれも糾弾される要因だが、どちらがより戦犯だろうか。上項でも述べたとおり、低火力でも誰も乙らなければ火力は3倍であり、たとえ時間がかかっても確実に勝利できる。
一方、ドーナツを作られると、そこから連鎖的に崩壊する可能性が高い。結果、全滅のリスクを高めることになる。
したがって、低火力よりもドーナツのほうが圧倒的に戦犯だと言える。筆者は生存特化構成でドーナツを作ることはめったにないので特に経験ないが、ドーナツを作った戦犯に勝利後、殴りかかったり、ジャスチャー「下を指差す」で煽る味方を配信で何度か見たことがある。
大抵、配信者が戦犯で煽られているが、このことから多くの人がドーナツマンに戦犯を感じていると言える。
キャリー力が高い復讐者は最後まで生き残れ!
復讐者は初期武器「復讐者の呪爪」やスキル「霊体召喚」で呼び出したファミリーとの連携攻撃により、3ゲージも素早く救助できる。アーツ「不死の行進」は、3ゲージも一発救助できる。
守護者以上の救助性能を持ち、最後まで生き残って味方を救助することで、不利な状況を立て直すことができる。そのため、キャリー力が高いキャラと言われているが、真っ先に乙れば救助性能の高さは全く活かせない。
救助性能の高さから、全滅時に一度だけ復活する「さまよう祝福」を持つことが多く、味方からさまよう祝福を託されることが多い。しかし、真っ先に乙る復讐者にさまよう祝福は託されないだろう。
火力特化復讐者の中には、むしろさまよう祝福を渡してくる人すらいる。果たして、そんな復讐者に存在価値があるのだろうか。
キャリー力を上げるには、やはりHPを盛るのが必須となるだろう。
初心者&無乙のゴッドプレイヤーならアリ
もちろん、獣爪特化は選択肢としてはアリだ。初心者や毎セッション無乙のゴッド(神)プレイヤーであれば、火力特化でもいい。
しかし、いずれも該当しないなら、HPを盛ったほうが生存率は確実に上がる。戦犯になりたくなかったら、できることはやるべき。
深度4までならまだしも、最高深度5まできて「低HPでドーナツマン」「最大時カット独占マン」がいたら「こいつ地雷か」となる。
火力特化するならレディと隠者がおすすめ
復讐者のアビリティ、スキル、アーツはいずれも火力を上げるものではない。遺物効果「【復讐者】ファミリーと共闘中の間、自身を強化」により、フレデリック召喚中、攻撃力を10%上げられるだけ。
ファミリーは1月15日のアップデートで、深き夜において攻撃力とカット率が深度に応じてアッパーされた。深度5でカット率約55%が付与されるが、それでも長く生存できるわけではない。
フレデリック召喚中と限定的なうえ、攻撃力上昇もたった10%ということで、この遺物効果が採用されることはほとんどない。
火力特化の術師なら、復讐者より魔術ビルドのレディと隠者のほうが火力が高い。レディはスキル「リステージ」により、約3秒前までの出来事を再演し、その間に与えたダメージの50%を再び与える。
遺物効果「【レディ】スキルのダメージ上昇」により、ダメージ倍率を60%に引き上げることもできる。
リステージはダメージだけでなく、状態異常蓄積や強靭削りも与えた半分が再演される。自分の攻撃だけでなく、味方の攻撃も再演するため、攻撃が集中したときに使えば、かなり高い火力となる。
あまり使われないが、遺物効果「【レディ】アーツ発動中、敵撃破で攻撃力上昇」でも火力を上げられる。1体倒すごとに約1.14倍上昇する。
隠者はスキル「混成魔法」の火力が4桁ダメージを超えることもあるほか、アーツ「血魂の唄」により、敵に被ダメージ15%上昇のデバフを付与できる。
遺物効果「【隠者】アーツ発動時、自身が出血状態になり、攻撃力上昇(1.16倍)」「【隠者】属性痕を集めた時、『魔術の地』が発動(魔力攻撃力1.15倍)」など、自分の火力を上げる手段が多い。
レディと隠者は火力だけでなく、回避性能にも優れる。レディのアビリティ「華麗な身ごなし」による連続回避は全キャラトップの回避性能を持つ。
このレディに次いで高いのが、鉄の目のスキル「マーキング」による回避で、その次が隠者の回避となっている。
レディと隠者、鉄の目もだが、いずれも3ゲージを救助するのは難しい。
レディのアーツ「フィナーレ」を使えば3ゲージも救助できそうだが、スタミナが全キャラで最も低いことから、ギリギリ救助が間に合わないことが多い。隠者のアーツは1ゲージしか削れないため、2ゲージ以上になると救助が難しいとされる。
鉄の目のアーツ「ワンショット」は2ゲージまでなら一発で救助できるが、3ゲージは1ゲージしか削れない。
味方2人がドーナツを作れば、もう1人で戦うしかなくなる。
鉄の目はタンクなため、HPを盛るビルドもあるが、素の回避性能が高いレディと隠者は火力特化で敵の攻撃は回避すればいい理論が成立する。このことから、火力特化の術師を使いたいなら、復讐者よりレディと隠者がおすすめ。
なお、単純な火力勝負ならハルモニアの2遺物を採用した戦技ビルドが最強だと思われる。戦技ビルドで使われるのはミケラの光輪(光輪のサイス)をはじめとする属性戦技であり、3日目ボスの弱点を突くことができれば、深度5でも1人かつ数分で削り切ることが可能となっている。
▼前にも紹介した、深度5常夜グラディウスを戦技ビルドの学者が、ミケラの光輪で1人かつわずか1分で削った衝撃動画
盾を持つなら守護者と学者がおすすめ
「HP最大時、カット率上昇」では受けきれないと思ってか、中盾か大盾を持つ人もいる。ガードは物理100%カットだが、属性は完全にカットできない。
さすがにワンパンは防げるだろうが、HPを盛っていなければ貫通ダメージで大きく削られるため、そこまで受けきれない。復讐者はスタミナも低いため、連続でガードすれば、すぐガードブレイクしてしまう。
盾を持つ場合、右手に聖印、左手に盾を持つことになる。しかし、聖印ではガードカウンターできず、致命の一撃も取れない。
常夜マリスで戦技「ストームルーラー」を使う場合は右手にストームルーラーが付いた呪爪、左手に盾となるが、それだと聖印を装備できない。初期装備「指の聖印」などに付いている回復祈祷を使う場合、いずれかを都度入れ替える必要がある。
このことから、復讐者が盾を持つのは微妙だと思う。復讐者の回避性能は平均レベルなため、基本的には回避したほうがいい(特殊効果「回避強化(無敵時間が6F増加)」で隠者越え)。
もちろん、慣れないうちは盾を持つのもいい。慣れてからも盾を持つなら、回避性能が低い守護者と学者がおすすめ。
守護者はHP:S(レベル15時1280)、スタミナ:A(レベル15時124)といずれも全キャラトップで、ガードに適したステータスを持っている。一方、学者はHP:B(レベル15時900)、スタミナ:B(レベル15時98)とやや心もとない。
それでも復讐者以上のHPとスタミナを持ち、遺物効果でHPを増やすことで、それなりのHPになる。スキル「探究」を自分に使うことで、最大でスタミナが1.44倍で141になり、守護者越えとなる。
効果時間があるが、アビリティ「携行知識」でも強化できる。
ゆでカニをアイテムレベル3にすれば、最大HP1.3倍で1170に。亀首漬けをアイテムレベル3にすれば、最大スタミナ1.2倍で117となる。
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