【Tier】ナイトレイン 深き夜深度3超えキャラ別評価

【Tier】ナイトレイン 深き夜深度3超えキャラ別評価

『エルデンリング ナイトレイン』の深き夜は勝敗によってレートが増減し、それに応じて深度が変化する。深度が増せば難度が上がるため、カジュアルマッチのように使いたいキャラではなく、勝てるキャラを使わないと勝つのは難しい。

そこで今回は、深き夜の壁である深度3を超えることを前提に、キャラ別に評価を下したい。

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追跡者

カジュアルマッチでは国内外ともに使用率1位。「エルデンリング ナイトレイン 最新版野良マルチ地雷キャラランキング」で、地雷率もナンバー1となった“レディのお兄ちゃん”だが、深き夜を勝ち抜くのは難しいキャラとなっている。

特に深度3以降は、ほとんどのエネミーの攻撃でワンパンもしくはツーパンされるため、近接キャラの追跡者では厳しいと感じた。結果、深度3に入ってから使用率が大きく下がっている。

▼参考記事

深き夜前のアップデートで「一部の大型の武器において、ジャンプ中の二刀攻撃による敵の体勢を崩す力を下方修正」された。これまで追跡者で“思考停止”大剣二刀流でバッタしていたプレイヤーは、二刀バッタのナーフで多大な影響を受けたはずだ。

これに加え「効果『【追跡者】スキル使用時、通常攻撃で炎を纏った追撃を行う(大剣のみ)』において、追撃の攻撃時にスタミナを消費するように仕様を変更」も。二刀バッタに比べればそこまでのナーフだが、攻撃面のナーフは追跡者にとって痛い内容となった。

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守護者

カジュアルマッチでは使用率圧倒的最下位、一部の人からもっとも弱いキャラだと酷評されていた守護者だが、深き夜では大きく需要を高めている。

追跡者の項でも述べたように、深度3以降はほとんどの攻撃でワンパンもしくはツーパンされる。具体的な検証はしていないが、さすがに守護者のHPがあれば、ワンパンは避けられると思う。

守護者は初期装備に大盾を持っており、生存率の高さだけは全キャラトップとなっている。また、守護者のアーツ「救世の翼」で瀕死ゲージ3本の味方を素早く蘇生させる重要性も高まった。

深層の遺物「【守護者】スキル使用時、周囲の味方のカット率上昇(自分を含め、約12%のカット率上昇を30秒付与)」により、生きている味方の生存率も高められるようになった。

深き夜が来たことで、今まで守護者を馬鹿にしていた連中は華麗な手のひら返しをすることだろう。

今回のアップデートでは

・レベルアップで上昇する筋力と技量の能力値を上方修正

・アビリティ「ハイガード」で盾を構えている間のガード可能な角度を拡大

・アーツ「救世の翼」の武器部分による攻撃範囲を拡大

・武器種別「斧槍」の武器によるガードカウンターの攻撃力を上方修正

・特殊効果「ガードカウンターで、聖属性の爆発を発生する」の爆発により敵の体勢が崩れた状態をキャンセルしないよう、爆発が敵にヒットした際に発生する怯みを調整

・「守護者」の罪人の攻撃力を下方修正

・「守護者」のアーツ「救世の翼」の発動時に、敵の攻撃などによってアーツが中断される場合がある不具合を修正

・「守護者」のアーツ「救世の翼」の攻撃が敵にヒットした際に弾かれ、アーツが中断される場合がある不具合を修正

など多くの調整がされた。これによって使いやすくなったキャラと言えよう。

ただ、1つ言いたいのは「『守護者』の罪人の攻撃力」ではなく、無頼漢の罪人の攻撃力を下方修正してほしかった。守護者の罪人の火力はそこまで高くなかったのに、なぜナーフされたのか。

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鉄の目

カジュアルマッチでは追跡者に次ぐ使用率2位だったが、深き夜では現在、使用率圧倒的1位となっている。

スキル「マーキング」による回避と被ダメージ上昇デバフと回避を同時に仕掛け、アーツ「ワンショット」でボスの大技を妨害した上で怯ませたり、瀕死ゲージ2本までの味方なら遠くから安全に救助できる。

どうせワンパンもしくはツーパンなら、圧倒的回避力でかわせばいいのが鉄の目だ。敵のHPも上がっているため、マーキングによる被ダメージ上昇、弱点破壊による怯みor体勢崩しと大ダメージで一気に勝負を付けられる。

今回のアップデートで「効果『【鉄の目】弱点の持続時間を延長させる』において、延長する持続時間を増加(17秒→22秒)」とまさかのアッパーされたほか、深層の遺物「【鉄の目】スキルに毒の状態異常を付加して毒状態の敵に大ダメージ」が登場。

強力なマーキングに毒の付与と大ダメージが追加され、さらに強力となった。

「【鉄の目】アーツのタメ発動時、毒の状態異常を付加」もあり、毒攻めするなら鉄の目となるだろう。

マルチでは出血や凍傷などの瞬間火力より、毒や腐敗といったスリップダメージの方がダメージで上回ったりする。特にトリオは救助ループになると長期戦になりやすく、救助中にも敵の体力を削れる毒や腐敗の重要性が高い。

そんな鉄の目だが、個人的にはあまり増えてほしくないキャラでもある。鉄の目の得意武器である弓は敵のヘイトを買いやすく、先ほども述べた通り、鉄の目は基本ワンパンもしくはツーパンなため、敵の攻撃をマーキングなどの回避でかわす必要がある。

しかし、味方の鉄の目を見ていると、弓でヘイトを買うが、敵の攻撃をかわせず即床なめという感じが多い。鉄の目1人でもフォローが大変だが、使用率が高いため、鉄の目2人もかなり多い。

鉄の目2人は深度1のとき、レベル5で赤目鈴玉狩りに突っ込んだ地雷がいて、そのせいで全滅した苦い経験がある。深度3に上がってからも鉄の目2人は何度かあって、おそらくデュオもいたが、いずれもほかのセッションに比べて苦戦した(それでも基本的には勝利している)。

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レディ

カジュアルマッチにおける最新の地雷ランキングで、ワースト2だった優等生キャラのレディ。しかし、深き夜では兄の追跡者同様に勝ち抜くのは難しいと感じた。

アビリティ「華麗な身ごなし」による回避が優秀で、深層の遺物「【レディ】スキル使用時、僅かに無敵」という新たな回避術が登場した。

鉄の目同様、敵のヘイトを買っても攻撃はほぼくらわないという「回避タンク」の動きが求められる。しかし、それができるのはほんの一握りで、ほとんどのレディは即床なめが多い。

レディは初期武器に短剣しか持っておらず、序盤がかなり弱いキャラだ。カジュアルマッチでは序盤弱くても何とかなったが、深き夜では1日目から事故る可能性があるため、序盤弱いのは大きなディスアドとなる。

深度3を復讐者で超えた筆者は一度だけレディを使ったが、装備が下振れ過ぎて2日目で全滅した。詳細は下記記事を見て欲しいが、やはり深き夜で勝ち抜くのは厳しいキャラだと思った。

そんなレディだが、最新のアップデートで「レベルアップで上昇する技量の能力値を上方修正」「魔術『砕け散る結晶』に付帯効果『魔術タメ強化』が反映されていない不具合を修正」が入った。

技量がアッパーされたことで、魔術の詠唱速度が速くなり、砕け散る結晶に魔術タメ強化が乗るようになったことで、さらなる火力を出せるようになった。

魔術や祈祷のタメ使用は威力が高い代わりに詠唱が長く、その中でも砕け散る結晶は顕著だが、技量のアッパーによる詠唱速度の上昇は間接的な強化となった。

序盤に砕け散る結晶が付いた杖を入手できれば大きな戦力となるが、もし拾えなかった場合はパーティのお荷物となりやすい。上振れと下振れがもっとも激しいキャラと言える。

「アーツ『フィナーレ』の効果時間を延長(15秒→17秒)」というアッパーもあったが、たった2秒延長ではまだ味方の救助は難しい。最弱アーツの評価を覆すには至っていない。

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無頼漢

カジュアルマッチでは、海外を中心に“地雷漢”が多かった無頼漢。追跡者同様、深き夜では勝ち抜くのは難しいキャラとなった。

追跡者の項でも触れた「一部の大型の武器において、ジャンプ中の二刀攻撃による敵の体勢を崩す力を下方修正」によって、特大武器による二刀バッタが難しくなった。

追跡者は大剣以外の近接武器を使ったり、小盾を使ったパリィ型など大剣二刀バッタ以外のビルドもあるが、無頼漢はほぼ特大武器の二刀バッタしかできないため、二刀バッタのナーフによる影響が特に大きい。

一方、今回のアップデートで「武器種別『大斧』、『大槌』の武器での攻撃による敵の体勢を崩す力を上方修正」され、今後は大斧や大槌で二刀バッタするといいかもしれない。

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復讐者

カジュアルマッチでは、守護者と執行者同様に「弱い」とされていた復讐者だが、深き夜では需要が高まっている。

アーツ「不死の行進」による不死の効果は15秒しかないため、カジュアルマッチでは活かせる場面が限られていた。しかし、深度3以降はほとんどの攻撃でワンパンもしくはツーパンされるため、その15秒で決着をつけられる可能性がある不死の効果はかなり強い。

▼不死の15秒で深度3の常夜を撃破した動画

復讐者のHPは1038。炎カット率上昇(16%)を盛っていたが、強化形態の炎属性攻撃はワンパンという理不尽さ(2乙した)。分裂時のタイミングで不死の行進を切らなかったら、全員お陀仏となっていたことだろう。

瀕死ゲージ3本の味方を素早く救助できる点でも重要度が上がっている。

深層の遺物「大教会の強敵を倒す度、最大HP上昇(+5%)」が登場。大教会には復讐者のメイン武器である聖印棚があり、HPがワースト2の復讐者はもちろんのこと、大教会にあまり用がないキャラであっても、最大HP上昇目当てで立ち寄る目的ができた。

封牢巡りのリスクが高まった現在、今度は大教会巡りが多くなり、聖印ガチャの試行回数が増えることになるだろう。

今回のアップデートで「味方の『復讐者』のスキル『霊体召喚』で呼び出されたキャラクターの透明度を調整」された。これにより、ファミリーの中でも特に邪魔だと言われていたフレデリックを堂々と出せるようになった。

また「『復讐者』のスキル『霊体召喚』で召喚したキャラクターのHPが無くなったまま復活しない場合がある不具合を修正」も。このバグは筆者も何度か経験あったが、治ったのは朗報だ。

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隠者

隠者は回避がレディに次いで優秀で、回避タンクとしての役割もある。しかし、ほとんどの隠者は攻撃を避けられず、即床なめという状態だった。

そんな隠者だが、今回のアップデートで

・スキル「混成魔法」による攻撃魔法の攻撃力を上方修正(42%上昇との情報)

・効果「【隠者】アーツ発動時、最大HP上昇」において、効果量を上方修正(1.3倍→1.5倍)

・効果「【隠者】アーツ発動時、最大HP上昇」において、アーツの効果時間の終了後も、攻撃を受けるまで効果が持続するように仕様を変更

などの調整がされた。

「【隠者】アーツ発動時、最大HP上昇」により、レベル15時のHPが740から1110に跳ね上がった。攻撃を受けるまで効果が持続するようになったことで、被弾が少ないプレイヤーが使えば、次のアーツ使用まで「最大HP上昇」の恩恵を維持することも可能となった。

深層の遺物「知力/信仰上昇、精神力低下」「属性痕を集めた時、対応する属性カット率上昇(+20%)」が登場。

前者は補正Sの知力と信仰がさらに上がり、精神力が大きく下がるというハイリスク・ハイリターンの効果だが、隠者は混成魔法による属性痕の回収でFPを回復できるため、実質FP無限となる。

結果、そこまで大きなリスクを背負うことなく、知力と信仰を上げられるわけだ。実質、知力S+となった砕け散る結晶を魔術タメ強化込みで撃ったら、とんでもない火力になりそうだ。

後者は味方についた属性痕を回収することで、標的となる夜の王の攻撃属性に強くなれる。「【隠者】アーツ発動時、最大HP上昇」と合わせて、HPとカット率を盛ったHPタンク隠者が爆誕した。

生存面と火力面が強化されたことで、HPと攻撃力が上がった深き夜の敵とも渡り合えるはずだ。

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執行者

近接キャラなため、追跡者と無頼漢同様、深き夜を勝ち抜くのは難しそうだが、アーツ「坩堝の諸相・獣」による咆哮で瀕死ゲージ3本の味方も救助できるため、そこを活かすのがカギとなりそうか。

執行者は今回のアップデートで

・スキル「妖刀」において、妖刀による攻撃の攻撃力を上方修正

・スキル「妖刀」を発動中において、刀身が解き放たれた状態の戦技の攻撃力を上方修正

・アーツ「坩堝の諸相・獣」を発動中において、一部攻撃の攻撃力を上方修正

・「執行者」で致命の一撃を行えない武器を右手に持っている状態において、スキル「妖刀」を発動中に致命の一撃が行えない不具合を修正

・遺物効果「刺突カウンター発生時、HP回復」が、「執行者」のスキル「妖刀」の攻撃に反映されない不具合を修正

・「執行者」のスキル「妖刀」において、特定のアクションで敵の攻撃を弾いた際、その後プレイキャラクターのアクション中に操作の先行入力が効かなくなる不具合を修正

など多くのアッパーと不具合修正がされた。

主に妖刀と坩堝の諸相・獣関連だが、執行者はこれらを上手く使いこなすのがカギとなるため、この調整はいいと思う。

▼Tierはこんな感じになった

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おすすめキャラは?

おすすめのキャラは筆者のメインキャラである復讐者…と言いたいところだが、このキャラは相当な実力がないと使いこなせないため、おすすめはしづらい。

ズバリ、隠者がおすすめだ。「【隠者】アーツ発動時、最大HP上昇」「属性痕を集めた時、対応する属性カット率上昇(+20%)」に加え、カット率上昇の付帯効果を盛れば、早々床なめしないはずだ。

生存を高めつつ、知力:S、信仰:Sという高い知信ステータスを「知力/信仰上昇、精神力低下」をさらに高められる。精神力低下によるデメリットは、属性痕の回収でほとんどない。

砕け散る結晶に魔術タメ強化が乗るようになったり、混成魔法の攻撃力が上がったことで、さらに火力を出せるようになった。

生存と火力を両立したキャラに仕上がり、以前より使いやすくなったと言える。回避タンクの鉄の目が増えるのは嫌だが、HPタンクの隠者は増えていいと思う。

機会があれば、実際に使った上で使用感を紹介したい。

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