ひぐらしのなく頃に卒7話が、8月6日に放送された。今回からひぐらしのなく頃に業の「祟騙し編」の解答編「祟明し編」がスタートする。
村中からいじめられていると迫真の演技の沙都子
沙都子のためなら今死んでもいいとまでキレイになった“SSR鉄平”に対し、沙都子は相談したいことがあると雛見沢の実家に誘う。
家に入ると沙都子は、村中からいじめられていると告白。両親がダム工事の推進派のリーダーで、両親と悟史がいない今、そのヘイトが自身に向けられているという。
沙都子は「ただ、みんなと仲良く笑い合って過ごしたい。それだけがささやかな願い」と涙ながら告白。せめて、家にいる時だけでも家族と一緒に過ごしたいとし、しばらくこの家にいてほしいと求めた。
村は北条家にあまり関わりたくないと思っているが、沙都子がいじめられているという事実はない。ひぐらし業の「郷壊し編」で沙都子は、SSR鉄平を利用すると語っており、いじめられているというのは鉄平を利用するための嘘であることは明白だ。
鉄平の「ハメられた」はいじめの矛先が向けられた?
沙都子が鉄平を実家に誘い、村中からいじめられていると嘘をついたのはなぜか。実家に誘ったのはH173を投与させやすいのと、外に出さないためだと思われる。
みんなにいじめられているから家にいてほしいと言えば、SSR鉄平ならそれを叶えてくれるだろう。一方、外では沙都子が鉄平から虐待を受けているという流れになっていて、沙都子の演技や工作もあり、むしろいじめられているのは鉄平という状況を作り出した。
鉄平が蹴り倒して小便をかけたというのは沙都子の仕業だったとされる
鉄平に全方位からのヘイトを向けさせ、最後に相談所の職員と一緒にやってきた警察に鉄平を売った。圭一に不意打ちした際、鉄平が「ハメられた」と言ったのは、沙都子にという意味だったのではないか。
そして、沙都子は圭一を家に誘い込み何かをもくろんでいたが、捕まったはずの鉄平が乗り込んできた。この時の沙都子の様子を見た限り、鉄平が来るのは想定外だったと思われる。
大石は自然発症だったことが竜騎士07先生から語られ、この辺りも想定外だったと思われる。
祟騙し編の結末が、猫騙しで沙都子自らの手で梨花を殺すなど実力行使にシフトしたきっかけとなったのは間違いないだろう。円盤情報によると、祟明し編は7話から11話の5話で展開される。
【前編】