5月30日の『エルデンリング ナイトレイン』の発売からついに3か月を迎えた。1クールを消化したということで、1つの節目を迎えたことになる。
9月11日から、高難度の出撃モード「深き夜」がスタートする。発売3か月の節目や深き夜に向けて、そろそろ復讐者の“結論”遺物効果・武器&付帯効果を決めていいと思ったので、今回記事をアップすることにした。
深き夜では守護者&復讐者の需要増加
深き夜では、出現する敵が通常より強化される。おそらく、探索の雑魚敵や攻略拠点のボスは少なくとも全て災域個体以上になると思われる。
また、フィールドの赤ボスや1日目および2日目の夜ボスは砦の地下や屋上にいる赤目個体以上になると思われる。
例えば、標的がグラディウスだった場合、1日目の時点で砦の地下にいる赤目鈴玉狩りが出てくる可能性があるわけだ。これまでは避けることが多かった赤目鈴玉狩りだが、夜ボスとの戦いは避けられないため、倒すことを余儀なくされる。
3日目の夜の王は、全て常夜の王になると思われる。常夜の王がアナウンスされた記事には「『常夜の王』となって深き夜からその姿を現します」との一文があるからだ。
常夜の王に関して、おそらく深度3までは今までとほぼ変わらないと思われる。しかし、深度4~5は「更なる刺激を求める方々の前に広がる、際限のない戦いになります」という一文から、さらに強化されている可能性がある。
実質、常夜の王が常設となり、常夜の王最強のリブラや次点のグラディウスとの戦いを常に強いられる。深度4~5はさらに強化されると思われ、現状の強化リブラや強化グラディウスは軽くいなせないと、深度4~5は生き残れないだろう。
深き夜にて、まだ常夜の王が解禁されていないラスボス「夜の王、ナメレス」の強化個体が解禁されると思われる。
ナメレスだが、強化グラディウスがナメレスの時空剣の劣化版みたいな技を使ってきたことから、少なくとも強化グラディウス以上の強さになっていると思われる。常夜の王最強のリブラを超えてくる可能性もあり、ラスボスの威厳を取り戻してくるかもしれない。
深き夜では探索から全滅率が上がることが予想され、しかも地変なしがデフォルトになるため、ノクラテオの恩寵に頼ることもできない。そのため、3ゲージの味方2人を素早く復活させられる守護者や復讐者の需要が増加するだろう。
今まで守護者や復讐者を「弱い」と言っていたエアプ&にわかの連中は分からされることになるだろう。
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夜の王ごとに遺物効果を分けることが無意味に
深き夜では、標的となる夜の王が指定できない。セッションが始まれば、さすがに標的を確認できると思うが、夜の王ごとに遺物効果を分けることは無意味となる。
そのため、属性カット率上昇や状態異常耐性上昇など特定の夜の王を対策した遺物効果は入れるべきではない。例えば、リブラ対策に聖カット率上昇や発狂耐性上昇を入れた場合、聖カット率上昇はフルゴールにも有効だが、基本的には別の夜の王には無意味となる。
地変を固定できない
「深き夜では守護者&復讐者の需要増加」の項でも触れたが、深き夜では発生中の地変は反映されない。
地変なしがデフォルトになり、もっとも需要が高い地変であるノクラテオの恩寵に頼り切っていたプレイヤーの諸君は苦戦を強いられるだろう。この点も、守護者や復讐者の需要増加につながる。
次に需要が高い腐れ森にも固定できず、地変なしマップは赤ボスが少ないため、レア以上の武器も入手しづらくなる。この点は以下の項で詳しく解説したい。
ちなみに、地変の需要に関しては強化リブラを地変なしで潜った場合、当たった地変で判断した。結果、ノクラテオ>腐れ森>火口>山嶺だった。
地変なしはレア以上の武器が集まりにくい
地変なし6:砦2、フィールド4
火口8:砦2、フィールド3、火口内3(英雄のガーゴイル・降る星の獣・溶岩土竜)
山嶺6:砦2、フィールド3、山嶺内1(山嶺の氷竜)
腐れ森10:砦2、フィールド2、森内6(10体の候補からランダムで選出)
ノクラテオ7:フィールド3、ノクラテオ外2(カーリアの親衛騎士・丘陵の飛竜)、ノクラテオ内2(暗黒の落とし子・竜人兵)
地変なし及び山嶺は赤ボス6体と最小だが、地変内外の通常フィールドボスからはレア以上の武器がドロップしやすい。
山嶺内の通常フィールドボスは以下の7体。
亜人の剣聖×2
君主軍の兵士長
雪原トロルたち
雪原トロル
著大鴉たち
飛竜(と争っている雪原トロルからはドロップなし)
地変内の遺体や宝箱からもレア以上の武器がドロップしやすい。山嶺内の青い水晶からは特にドロップしやすく、これは13カ所ある。
そのため、地変なしより圧倒的にレア以上の武器がドロップしやすく、山嶺は地変ありの中でもレジェンド武器が入手しやすい地変でもある。
フィールドの赤ボスは赤ボスとの距離が離れており、そこへ向かう時間と倒す時間を考慮すると、パーティの練度次第だが平均2~3体と考えたほうがいい。
一方、腐れ森の赤ボスは赤ボスとの距離が近いため、パーティの練度が高ければ、6体すべて倒すことも可能となっている。
砦の地下および屋上の赤ボスは、相手によっては避ける場合もある。地下であれば鈴玉狩り、屋上であれば黒き剣の眷属や死儀礼の鳥は避ける傾向が強い。
地下または屋上もしくは両方とも強い赤ボスだった場合、地変なしであればほとんど赤ボスを倒せず、レア以上の武器が非常に集まりにくい。
深き夜での赤ボスは全て赤目個体になると思われ、熟練者パーティでも平均3~4体となるだろう。そうなると、やはりレア以上の武器が集まらない。
レア以上の武器が引けなかったときのケア
復讐者の場合、夜の王に有効な強い祈祷や戦技、魔術が引けなかった場合、火力を出すのは難しくなる。地変なしではレア以上の武器が集まりにくいため、火力を出せないときの対策を考える必要がある。
復讐者の初期武器「復讐者の呪爪」は信仰補正Sとなっている。信仰Sの近接武器はほかに秘文字の剣&パタしかなく、いずれもレアなため、そもそも引けるか分からない。
また、これらは聖属性となっている一方、呪爪は唯一の魔力属性となっている。魔力属性は夜の王の弱点を一切つけないが、等倍での一貫性が高くなっている。
呪爪は両手持ちしたときの手数が多く、瀕死ゲージの削りも早いため、3ゲージの味方も呪爪だけで救助することが可能だ。
もう一つの初期武器「指の聖印」には「回復」祈祷が付いている。回復祈祷により、聖杯瓶が切れたあとも回復でき、持久戦が可能となる。
特にトリオでは、夜の王で救助ループになるなどして持久戦になることがしばしばある。グダりやすい強化リブラや強化グラディウスで特に多く、持久戦ができる復讐者の強みが活きてくる。
火力が出せない場合、強みである戦線の立て直しやファミリーによるヘイト管理を中心に立ち回っていく。
復讐者は初期武器がもっとも強いキャラであり、強い武器が引けなかったことを考慮して初期武器2個を強化するのが安定だ。
呪爪は代わる武器がないため、レアまで強化する。レアまで強化すれば、それなりの攻撃力となり、火力も悪くない。
回復祈祷は、聖印棚や潜在する力のドロップから付帯効果が付いたものや上位版が出る可能性を考慮してアンコモンまででいい。
アンコモン以下の聖印で強い祈祷を引けた場合、それをレアに強化するのもいいが、強い祈祷引けたときに限ってレア聖印で同じものが出ることが多く、そうなると強化し損となる。
祈祷補正は基本的にレア聖印がもっとも高くなり、付帯効果のパーセンテージはコモン<アンコモン<レア以上の順に上がることから、レア聖印を狙った方がお得だ。パーセンテージは強化しても変わらないため、アンコモン以下の聖印をレアに強化するメリットはほとんどないと言える。
復讐者の結論遺物効果
呪爪による近接や回復祈祷を加味した持久戦を考えると、復讐者のHP「D」は低すぎる。そのため、遺物効果は「最大HP上昇」「生命力+3」×2といった生存特化構成が安定だ。
合計HP220上昇。レベル15の場合、通常780から220アップでちょうど1000。近接キャラでもっともHPが低い執行者のレベル15時と同じHPになる。
それに加え「HP持続回復」×2と「HP低下時、周囲の味方を含めHPをゆっくりと回復」で回復ブースト。
「出撃時の武器に魔力攻撃力を付加」「出撃時の武器の戦技を「(我慢)」にする」はランダム枠だが、前者は呪爪の攻撃力を上げられ、我慢は被ダメージを約半分に抑え、敵の攻撃で怯まなくなるという、攻撃と生存を両立した遺物効果とした。
ただ、HP1000では持久戦を考えると物足りないと感じる。そこで、付帯効果も生存特化とした。次の項で詳しく触れたい。
復讐者の結論付帯効果
付帯効果では、カット率上昇や状態異常耐性上昇を中心に盛りたい。しかし、初期武器2個と夜の王に有効な属性を持った武器1個と考えると、付帯を盛れるのは3枠のみとなる(夜の王に有効な属性を持った武器を引けなかった場合は4枠に)。
▼おすすめの付帯効果
HP最大時、カット率上昇(+24%/+32%/+40%):攻撃力上昇からワンパンされる可能性が高い強化グラディウスに。
雷カット率上昇(+12%/+16%/+20%):エデレ対策。
攻撃連続時、一度だけカット率上昇(+38%/+48%/+60%):もっともカット率を盛れる付帯効果。呪爪の手数と相性がいい。ちなみに、瀕死の味方を殴っても発動できる。
睡眠耐性上昇(+57/+75/+112):マリス対策。
聖カット率上昇(+12%/+16%/+20%):リブラ、フルゴール対策。
敵から狙われ難くなる(-6/-9/-12):強化リブラ対策で必須。これがない場合、味方がよっぽど強くないとクリアはほぼ不可能。
発狂耐性上昇(+57/+75/+112):同上。
被ダメージ時、カット率上昇(+21%/+28%/+36%):強化リブラのように、発狂からの追撃などで瀕死になる可能性が高い相手に有効。
炎カット率上昇(+12%/+16%/+20%):グラディウス対策。
魔力カット率上昇(+12%/+16%/+20%):グノスター、マリス、カリゴ対策。
例えば、強化リブラの場合、理想の付帯効果はこちら。
【必須】「敵から狙われづらくなる」
【選択】「攻撃連続時、一度だけカット率上昇」「聖カット率上昇」「被ダメージ時、カット率上昇」「発狂耐性上昇」
発狂耐性上昇も必須級だが「敵から狙われづらくなる」以上に出にくい印象なので、選択枠とした。
復讐者は、守護者以上に戦線の立て直しに長けたキャラだ。そのため、誰よりも早く瀕死になってはならず、そうなると生存特化構成が安定となる。
最後に
深き夜に向けて、今から地変なしで練習するプレイヤーが多くみられる。復讐者を使うのであれば、この記事は非常に参考になるだろう。
深き夜でも、PS版「地域外マッチング:マッチングする」という魔境環境で深度5を目指したい。今後も定期的に攻略記事をアップしていく予定だ。
▼ちなみに、プレイ時間はすでにカンスト。出撃時間のカンストも999:59:59?(カンスト目指したい)
▼復讐者の使用数は間もなく700回に
鉄の目と執行者の使用数はいまだゼロ。中々使う機会がない。
▼復讐者のビルド解説
▼常夜リブラに勝つ方法




