ポケモン剣盾のランクバトル・ダブルで、ファイアローがトップ30入りしている。
ファイアローといえば、第6世代でメガガルーラとともに対戦環境を破壊した1匹。しかし、第7世代で特性「はやてのつばさ」が大幅に弱体化し、環境から完全に消えた。
一度はオワコンになったファイアローが、第8世代で復権できたワケとは。
ポケモン剣盾でファイアローが復権!
シーズン8から解禁されたファイアロー。ダブルでは早速、トップ30(環境)入りした。
シングルでは55位と、環境入りとは言い難いが、それでも第7世代より使われているのではないか。
ポケモン剣盾におけるファイアローの役割
ファイアローの技使用率を見てみると、「おいかぜ」が98.5%ともっとも多く、メインウエポンの「フレアドライブ」「ブレイブバード」、そして新技「ダブルウイング」が続いている。
ポケモン剣盾では、おいかぜを覚えるポケモンが絞られ、さらに素早さが変化した場合、そのターンから反映される仕様となった。「はやてのつばさ」なら「おいかぜ」を先制で出すことができるため、それが採用につながっていると思われる。
同じことはエルフーンでもできるが、ファイアローなら環境トップクラスのエースバーンをも抜き去る。また、ゴリランダーやガオガエンといった「ねこだまし」持ちも増えており、これを防げる「ファストガード」を覚える。
さらに、環境トップのゴリランダーに非常に強いのもポイントだ。これらが相まって、ファイアローが復権したのではないか。
基本的にサポート型
ダブルのファイアローは基本的に、おいかぜなどのサポートとして使われる。攻撃種族値は81だが、メイン技は威力120ということで、おいかぜした後にそこそこ殴れるのも強みだ。