福岡市中央区の創業支援施設で、男性が刃物で刺され死亡した事件で、亡くなった”Hagex”こと岡本顕一郎さん(41)の素性が明らかになった。
はてなブログ「Hagex-day.info」管理人だった!
▼「ネットウォッチ勉強会」の詳細。日時、場所ともに岡本顕一郎さんが刺された状況と完全に一致
ブログのプロフィールには、「三度の飯よりインターネットが大好きなネットウォッチャーのチラ裏日記です。発言小町、2ちゃんねる、炎上、有料メルマガ、はてな、デマといったテーマが大好物です」とつづっており、読者は1000人を超えている。
▼LINE
▼今年5月ごろ、「低能先生」という荒らしに粘着されていることを明かしていた
低能先生という荒しがいる。
はてなブックマークに出現し、IDコール利用して複数のユーザーに対して誹謗中傷を繰り返している。
当然、すぐにアカウントが凍結されるのだが、新規のアカウントを作り罵詈雑言を行っている。彼は「低能先生」と呼ばれ、最低でも2016年ごろから活動しており、(中略)
低能先生からコールが来る度に、私ははてなに通報を行っている。
当初は「私も含めて、他のユーザーに罵詈雑言を行っている人間です」と丁寧に理由を書いていた。が、最近では「低能先生です」と一言だけ書いて送っており、その後低能アカウントは凍結される。(中略)
株式会社はてなは、低能先生に対して「威力業務妨害」で訴えるべき。
私のように罵詈雑言に慣れている人は問題ないけれど、いきなり罵倒がくると、たいていの人は怖がってしまう。
▼「低能先生」は逮捕された松本英光容疑者(42)を指していると思われる
記事では「低能先生」という表現が使われ、「ゲラゲラ笑いながら通報&封殺してきたお前らへの返答だ」とつづられていた。
▼Hagex名義で著書を出しており、評判もそこそこのようだ
著書の略歴には、「ネットウォッチャー&炎上評論家。2004年、ネットウォッチ日記『Hagex-day info』(http://hagex.hatenadiary.jp/)を開設。日記では2ちゃんねるエピソードや炎上事件の観察記、釣りエピソード鑑定、ネットデマ検証などを行い、月間平均PVは350万を稼ぐ」とつづられている。
スプラウト社とは
・2014年に本格始動したベンチャー企業。「ホワイトハッカー」と呼ばれるセキュリティエンジニアを中心に、サイバーセキュリティ分野に精通したコンサルタントやリサーチャーらが集まった専門家集団
・「ゼロデイ」と呼ばれるシステムに潜む未知の脆弱性、サイバー空間の最新動向、サイバー犯罪の手口など多岐にわたる分野の調査・研究、企業や官公庁へのサイバーセキュリティの支援を行っている
・国内外のホワイトハッカーと企業を結ぶバグ報奨金プログラムのクラウドソーシングの運営、サイバーセキュリティ専門のオンラインメディアでの独自情報の配信といったユニークな事業も展開
・社員のポテンシャルを十分発揮させるべく、自由な雰囲気を大事にしている。堅苦しい上下関係はなく、オフィスには音楽がかかっていて、お茶やコーヒーなど飲み物完備。社内の交流も活発で、夏はBBQ、冬はお鍋を囲み、終業後ビール片手にセキュリティ関連の映画上映会をすることもある
▼”コミュ障”お断りらしい
▼岡本顕一郎さんの経歴
1976年生まれ。白夜書房から発行されていたセキュリティ雑誌『ハッカージャパン』の編集を経て、2014年よりスプラウトの立ち上げに参画。スプラウトで発行していたメールマガジン『電脳事変』、セキュリティニュースサイト『サイバーインシデントリポート』の編集を行ない、現在はTHE ZERO/ONE(スプラウト社運営のブログメディア)編集長。おちゃらけセキュリティサイト『ピンク・ハッカー』の執筆・編集も行なっている。
▼編集者時代の知人曰く、「仕事熱心で優しい人柄」「恨みを買うような人間ではない」とのこと
編集者時代の知人男性は、岡本さんが雑誌の締め切り間際になると、連日のように徹夜で仕事に取り組む姿を覚えている。男性は「ネット関連で専門性の高い雑誌だったが、仕事熱心で優しい人柄だった」。また別の知人男性も「明るく社交的で恨みを買うような人間ではない。なぜ殺害されなければいけなかったのか」と声を詰まらせた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180625-00000047-mai-soci
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