人気ブロガーのイケダハヤト氏がブログで、6月24日に亡くなった人気ブロガーHagex氏の刺殺事件を取り上げた。記事では「犯人は何度もアカウントを取得して迷惑行為を行っていた」という事実を挙げ、そのうえで「はてな側でできることはあったのでは?」と疑問を投げかけた。
イケダハヤト氏の対策案
・はてな側で、不正ユーザーがアカウントを多重取得できないようにすべき。そういう仕様にしてしまえば、手も足もでなくなる
・もっとも簡単なのは、SMS認証の要求。何度もアカウントを取得するユーザーに対しては、電話番号を要求する
・免許証やパスポートをアップロードさせるのも効果的かもしれない。「匿名ではない」という意思を伝えるだけでも、かなり抑止になりそう
・もう少し高度にやるなら、デポジットを求めるのもあり。アカウントを追加で取得する際、3000円のデポジットが求められ、BANされたら没収
・はてな社は、通報行為を一部のユーザーたちに委任して、コミュニティを巡回してもらうのも良い。没収したデポジットを報酬としてもいいかもしれない
・ポイントは「迷惑行為が仕様的にできないようにする」ということ。もしアカウントの多重作成が不可能であれば、今回の事件は少なくとも当該ブロガーに矛先が向かうことはなかったのではないか
▼ツイッターでは、自身の今後について言及
これからはセミナーの類とかも、参加者に事前の本人確認を求めたほうがいいんだろうね。それこそブロックチェーンにID刻んでKYC終えないと、参加申請できない的な。悪意あるユーザーを排除できる仕組みが必要ですなぁ……。
— イケハヤ (@IHayato) 2018年6月24日
というわけで、ぼくが登壇するセミナーは、必ず事前の本人確認を求めるようにしようと思います。誰が参加するかわからないのはリスクが高い。まぁ、セミナーはそもそもやらんことですな。やるならVRだな……。
— イケハヤ (@IHayato) 2018年6月24日
事件があったからでもないんだけど、めんどくさいユーザーと極力関わりたくないので、ツイッターフォロワー少ない人、アカウント作りたての人は「自動でブロック」してます。
自衛ということでご容赦ください。もっとトラストレスになるといいんだけどね。https://t.co/o6Vhv0Z7vJ pic.twitter.com/B3xqTgX0mX— イケハヤ (@IHayato) 2018年6月25日
ほんと、ヤバそうな人が沸いてきたら、さっさとブロックするしかないんでしょうね〜。病気の人と変にやり取りをするとお互いよくない。
ネット上のコミュニケーションは、理解しあえる人たちとクローズドで。でもまぁ、これってリアルと同じなんですよね。— イケハヤ (@IHayato) 2018年6月25日
ここまで一貫しているのは、特定のユーザーを”徹底的に排除すべき”という考え。しかしそれだけでは、根本的な解決にはならないだろう。ターゲットを変えたり、ほかのサイトで悪さをしたり、Hagex刺殺事件のようにリアルで犯罪を起こす可能性もある。自己保身に走っているうちは”低能先生”のようなユーザーは減らないと思ったほうが良さそうだ。
Hagex氏との関係
hagex氏には一方的にdisられてたし、過去ログ漁ればぼくに対する誹謗中傷山ほどありそうだけど、だからといって執筆活動が原因で殺されてしまうのはあんまりだよなぁ……。一方的に難癖つけて恨まれることはブログ書いてたら誰にでもあるし、他人事じゃない。
— イケハヤ (@IHayato) 2018年6月24日
▼2012年11月より、イケダハヤト氏のアンチブログを開始していた模様
イケダハヤト氏に関する記事→http://hagex.hatenadiary.jp/search?q=イケダハヤト
【Hagex】記事リスト→https://koku-byakunews.com/archives/tag/Hagex