ポケモンSVのDLC「ゼロの秘宝」前編「碧の仮面」に登場したスグリ。ストーリーの中盤から闇落ちしたが、これはともっこさまの4匹目だと噂されるピーチドンことキラフロルの特殊個体のせい説が浮上している。
スグリ闇落ち、ともっこさま4匹目に取り憑かれた説
More on that theory by @soulsilverart https://t.co/JNWsqXWN77 https://t.co/Smlo569nEI
— Centro LEAKS (@CentroLeaks) September 20, 2023
噂の発端は、ともっこプラザでバトルするスグリ戦後のシーン。バトルに負けたスグリは柱にパンチするが、この時に右手から紫色の光を放っていることが確認された。
リーク界隈では、この時にピーチドンに取り憑かれ、その影響でともっこが復活したのではないかと言われている。実際に、この直後にともっこが復活している。
▼こんな考察も
⚠️SPOILERY⚠️
PART 1:I haven’t reached this part in the story myself but I truly believe that it was once again this Dokutaro(momotaro peach Pokémon) that brought the loyal 3 back to life in this scene. This works for multiple reasons.1.This exploding aura coming from the loyal… https://t.co/NEIlCLpTlY pic.twitter.com/mpqhVfnXa6
— SoulSilverArt (@soulsilverart) September 20, 2023
ツイートによると
・ともっこの墓から出ているオーラは、どくのくさりのピンク色と桃沢商店で売られている置き物と色が同じ
・毒太郎(海外での仮称)は毒・ゴーストタイプだと信じている
→復活したのをみれないのは透明になっているからで、誰かに憑依したり、死者の世界から他の霊を連れ戻したりすることも含む、いくつかもの超自然的な能力を与えられるだろう・ともっこの背後にいるのは、自分自身と自分の計画のためにともっこを連れ戻したのだと思う
→ともっこよりも賢く、プレイヤーが看板で見たように、彼らのリーダーまたはトレーナーとして機能する・桃は中国原産で、中国では不老不死の果実として知られていたらしい
・毒太郎はともっこを復活させるためにスグリを利用した可能性
つまり、スグリ闇落ちはピーチドンに取り憑かれた副作用である可能性が高い。思春期ゆえの行動ではわけだ。
取り憑かれるどころか魂を抜きとられた説も
林間学校の課題であるオリエンテーリングで訪れる看板には、オーガポンやともっこたちの伝承が書かれているが、最後に訪れる3つ目の看板には
黄昏時 村の外で 向こうから
歩いてくる影があったなら 気をつけよ
すぐさま お面を かぶって
みずからの顔を 隠しなされ
さすれば 影が 人であれ 鬼であれ
お面同士 会釈して 通り過ぎるのみ
もし お面を 持たざるとき あれば
影が 人であることを 願いなされ
その影 人であれば よし
二度と お面 忘れるべからず
その影が 鬼であれば 最期
真の面を 覗き込まれたなら
その者 魂を 抜きとられ
二度と 村へは 帰れぬだろう
という内容が書かれている。
黄昏とは夕暮れ時のことで看板を読んでいる間に夕方となる。
伝承を紐解くと、夕暮れ時、キタカミの里の外で向こうから歩いてくる影があったなら、すぐさまお面をかぶって自らの顔を隠すという風習があった。
影が人であれ鬼であれ、お面をかぶっていれば会釈して通り過ぎるだけだが、万が一お面を持っておらず、その影が鬼であれば最後、素顔を覗き込まれたなら、魂を抜き取られ、二度と村(この場合、現世かも)へは帰られないということだと思われる。
影が鬼だった場合、魂を抜き取られてしまうということだが、鬼であるオーガポンにそんな能力はないはずだ。この点は、スグリも「鬼さまが魂抜くとかは嘘だと思うけど」と否定していた。
そんなスグリいわく、3つ目の看板がある楽土の荒れ地は伝承だとこのあたりで鬼がよく見かけられたそう。しかし、少なくともストーリー上では楽土の荒れ地にオーガポンが来たことは一度もない。逃げたイイネイヌが来たくらいだ。
これらのことから、ここでの鬼はオーガポンではなく、ピーチドンを指している可能性が高い。ピーチドンは人やポケモンに取り憑ける能力があり、ゴーストタイプであると噂されている。
イベント後、スグリは1人で帰っており、その日の夜は夕飯も食べずに部屋にこもっていたそう。翌日には、みどりのめんを持ち出すといった行動に出ている。
主人公と別れた後、ピーチドンの被害にあった可能性が高く、伝承が正しければ、取り憑かれるどころか、魂を抜かれていることとなる。
この日のスグリは姉のゼイユからのけ者にされた挙句、里の歴史の真実を知った。友達だと思っていた主人公にも隠し事され、そんな相手に勝てないということで、相当メンタルは弱っていたはずだ。人間、心が弱っている時は特に取り憑かれやすいと言うし、向こうからすれば絶好のカモでしかない。
ただ、取り憑かれたり、魂を抜かれたにしては自我がハッキリしており、単に負の感情を爆発させられたという意見もある。
ダイノーズ関連のもう一つの伏線
スグリがダイノーズを入れてる理由が
ともっこ4匹目のピーチドン(仮称)と3バカの主従関係を表しているんじゃないかという考察あってゾワッてした pic.twitter.com/eGsfiMUlTq— アウェイcasy (@hiworld14169317) September 18, 2023
スグリが最終戦で手持ちに加えたダイノーズだが、ウルトラムーンの図鑑説明には「3つの小さなユニットを使う」「本体はほぼ命令するだけ」といった文言があり、3つのユニットがともっこだとすると、命令しているのは毒太郎ということで、存在を匂わせていると言われていた。
これは同時に、スグリが毒太郎に取り憑かれたことも匂わせていたのかもしれない。
ダイノーズ関連の伏線として、最後にほとんどの人が気づいていない伏線を上げたい。ダイノーズはヤタピの実を持っており、このアイテムを持たせると、戦闘中にHPが4分の1になった時に特攻が1段階上がる。
一方、オーガポンのテラスタル後の特性「おもかげやどし」はお面に対応した能力が1段階上がり、
みどりのめん:素早さ
いしずえのめん:特防
いどのめん:特防
かまどのめん:攻撃
と、まるで狙ったかのように特攻が上がるお面だけない。
オーガポンは桃太郎の鬼がモチーフに対し、毒太郎は桃太郎がモチーフとなっている。つまり、毒太郎の特性は特攻が上がるものになっている可能性が高い。
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