昨年11月19日に発売したダイパリメイクだが、現在、買取価格が1000円以下まで大暴落している。
しかし、大暴落しているのはダイパリメイクではなかった。
レジェンズアルセウス、発売2ヶ月で買取2000円に…
これはゲオの買取価格。アルセウスは発売2ヶ月で買取2000円まで暴落した。この買取価格は2019年11月に発売した剣盾と同じである。
■Switchポケモンシリーズの買取価格
1位.ピカブイ 2500円
2位.剣盾&アルセウス 2000円
4位.ブリリアントダイヤモンド 1000円
5位.シャイニングパール 800円
2018年11月に発売された、もっとも古いSwitchポケモンが一番高いという現実。
また、ブックオフでは
1位.Let’s Go!イーブイ 3000円
2位.Let’s Go!ピカチュウ 2800円
3位.剣盾 2500円
4位.アルセウス 2300円
5位.ダイパリメイク 1000円
と、Let’s Go!イーブイがもっとも高く、剣盾>アルセウスという結果だった。
やっぱりガチ対戦がないと…
ダイパリメイクはともかく、アルセウスはポケモン初のアクションRPGで、
・いつもより対象年齢が上がった重厚なストーリー
・コトブキムラという拠点からフィールドに出向き、クラフトで新たな道具を生成したり、ボス戦はシズメダマを投げてHPバーを削り、攻撃はローリングでよけるなど、モンハンみたいなゲーム性
・通信交換でしか進化できないポケモンが道具だけでも進化できたり、個体値と努力値は廃止され、代わりに「ガンバレベル」が搭載
などが評価されていた。ファミ通の最新の週間販売数によると、アルセウスは計220.8万本を売り上げ、10週連続でトップ10入りしている。
にもかかわらず、発売2ヶ月で買取2000円に。このままさらに2ヶ月経てば、ダイパリメイクと同等の買取価格になる可能性がある。
ダイパリメイクとアルセウスに共通するのは、エンドコンテンツが乏しいこと。ダイパリメイクはクリア後のストーリーを終えてから、アルセウスはアルセウスを倒すとやることがほとんどない。いずれも1週間あれば終わるボリュームだ。
ダイパリメイクは対戦こそあるが、フリー対戦しかなく、これもすでに過疎っている。アルセウスに至っては対人戦すらない。
発売から3年経つ剣盾がアルセウスより高いのは、いまだに対戦が遊ばれているからだろう。今となってはポケモンのエンドコンテンツ=対戦であるため、ガチ対戦できない2作は売れても、すぐに飽きられ売られてしまうのだろう。
サンブレイクの影響!?ライズの買取価格高騰
2021年3月に発売したモンハンライズもエンドコンテンツ不足を指摘され、一時期買取1600円まで暴落していた。しかし、2022年6月30日に追加DLC「サンブレイク」が発売されるということで、現在ゲオで2500円、ブックオフで3000円まで高騰している。
サンブレイクをプレイするには、集会所の★7緊急クエスト「雷神」での雷神龍ナルハタタヒメを倒す必要がある。サンブレイクに備え、今からライズをプレイする人が続出した結果、高騰したのだと思われる。
ダイパリメイクとアルセウスは年内にHOME連携される予定で、これによって高騰するかもしれない。しかし、4月になってもHOME連携されていない。