レギュレーションEもD結論パ構築が最強でした-ポケモンSV

レギュレーションEもD結論パ構築が最強でした-ポケモンSV

10月31日と言えばハロウィンだが、ポケモンSVランクマ・シーズン11の最終日でもある。

今期はいろいろ使ったが、結果的にレギュレーションD結論パが最強だった。

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碧の仮面とかいらなかった

ハバタクカミ
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:こだわりメガネ
技:マジカルシャイン シャドーボール ムーンフォース 10まんボルト
性格補正:おくびょう
個体値:31-×-31-31-31-31
努力値:HP131(4)-攻撃×-防御75-特攻187(252)-特防155-素早さ205(252)
特性:こだいかっせい

テツノカイナ
テラスタイプ:みず
持ち物:とつげきチョッキ
技:ねこだまし ドレインパンチ ワイルドボルト ヘビーボンバー
性格補正:いじっぱり
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:HP255(204)-攻撃209(236)-防御129(4)-特攻×-特防94(44)-素早さ73(20)
いじっぱりカイリューのこだわりハチマキ×ノーマルテラス=しんそく確定二耐え
ハバタクカミのこだわりメガネムーンフォース確定耐え
S無振りミラー+3
特性:クォークチャージ

パオジアン
テラスタイプ:ゴースト
持ち物:きあいのタスキ
技:つららおとし ふいうち せいなるつるぎ まもる
個体値:31-31-31-×-31-31
性格補正:ようき
努力値:HP156(4)-攻撃172(252)-防御100-特攻×-特防85-素早さ205(252)
特性:わざわいのつるぎ

ウーラオス
テラスタイプ:みず
持ち物:しんぴのしずく
技:すいりゅうれんだ インファイト アクアジェット みきり
個体値:31-31-31-×-31-31
性格補正:いじっぱり
努力値:HP207(252)-攻撃199(244)-防御122(12)-特攻×-特防80-素早さ117
いじっぱりテツノカイナのワイルドボルト高乱数耐え
テツノツツミのフリーズドライ確定耐え
特性:ふかしのこぶし

モロバレル
テラスタイプ:みず
持ち物:ゴツゴツメット
技:まもる いかりのこな キノコのほうし かふんだんご
個体値:31-×-31-31-31-0
性格補正:のんき
努力値:HP221(252)-攻撃×-防御119(148)-特攻105-特防114(108)-素早さ31
パオジアンのつららおとし高乱数耐え
ひかえめアカツキガチグマのノーマルテラス×ブラッドムーン高乱数耐え
特性:さいせいりょく

ランドロス
テラスタイプ:ひこう
持ち物:こだわりスカーフ
技:とんぼがえり じだんだ いわなだれ テラバースト
性格補正:ようき(準速スカーフウーラオス抜き)
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:HP165(4)-攻撃197(252)-防御110-特攻×-特防100-素早さ157(252)
特性:いかく

この6体はWCS2023マスターカテゴリーで優勝、ベスト16のうち優勝者含め4人くらいが全く同じ6体を使っており、その圧倒的な安定感から大会後にレギュレーションDの結論パとなった。

そんな最強構築を、レギュレーションE用に調整した。

もはや説明不要の強さなので、改めて解説はしないが、ウーラオスの調整は珍しいかもしれないので説明したい。

ウーラオスはHAB振りで素早さには一切振っていない。これはインファイトの耐久ダウン直後に被弾するのを極力下げる目的がある。

構築の紹介は以上だが、さすがにあっさりすぎるので、続けてなぜ結論パを使うに至ったか解説したい。

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結論パに決めたワケ

結論パを使う前は全く別の構築を使っていた。それが以下だ。

ヒードランをイーユイに変えたパターンのほうが多いが、こちらもレギュレーションEで結構メジャーな構築な一つとなっている。

途中までは勝てたが、終盤はあまり勝てない構築だった。ドドゲザンの選出率が低く、いざ選出してもあまり活躍できず、むしろ足を引っ張っていた。

ドドゲザンはランクマ使用率23位に上がり、海外の公式大会でも使用率トップ12に入ることもある活躍だったが、テツノカイナやウーラオスといったかくとうタイプにめっぽう弱く、ヒードランやイーユイといったほのおタイプも苦手で、実は使用率上位のポケモンにはそこまで強くなかった。

一方、同じあくタイプかつかくとう4倍のふいうち持ちであるパオジアンはランクマ使用率7位に落ちたが、海外の公式大会では10月最初のDAY2をのぞいて使用率トップ12に入っており、ランクマでもドドゲザン以上に活躍してくれる。

▼過去の10月大会の使用率はこちらで紹介しています

また、井戸オーガポンもくさとみずの複合タイプはくさとドラゴンに半減され、攻撃面は言うほど強くない。このゆびとまれの試行回数を増やすべく、耐久特化にするにしても、耐久種族値に100を超えるものは一つもなく、それも難しい。

素早さは110と高いほうだが、トップメタのハバタクカミやパオジアンには劣り、化身トルネロスには1負けている。物理アタッカーだが、タイプ一致先制技は覚えない。

そのため、攻撃面・耐久面・素早さなど、どれも中途半端であり、実は器用貧乏説がある。

オーガポンを抜く決め手となったのは、10月28日から29日に行われた海外の公式大会の使用率だ。

DAY1は井戸オーガポンが5位、竈門オーガポンが10位だったが、DAY2はいずれもトップ12圏外に。そして、DAY2は連撃ウーラオスが1位だった。

10月に開催された公式大会はハバタクカミ、テツノカイナ、霊獣ランドロスがトップスリーをキープしており、それは今大会のDAY1まで続いた。その均衡を崩したのは連撃ウーラオスだった。

元々、井戸オーガポンと連撃ウーラオス、どちらを使うか迷っており、今回の大会使用率が決め手となった。

連撃ウーラオスのかくとうとみずの複合タイプはタイプ単体では止まらず、トップ30だとヤバソチャ、カイリュー、モロバレルの3体しかどちらも半減されない。しかも、この3体は減ってきている。

みず技は井戸オーガポンのちょすいで回復され、このゆびとまれで吸われてしまうが、かくとう技は等倍で通る。こだわりスカーフを持たせることでオーガポンに先制でき、とんぼがえり+インファイトで安全に倒すこともできる。

オーガポンのニードルガードは相手の攻撃を防ぐと同時に、直接攻撃をした相手のHPを削る厄介な技だが、ウーラオスのふかしのこぶしにより、ニードルガードを無視して殴ることが可能だ。

ちなみに、オーガポンのウッドホーンであれば、攻撃特化でもHPに振るだけ耐えることができる。ゴリランダーのグラススライダーも、いのちのたま持ちまで耐えることが可能だ。

井戸オーガポンはテラスタルを切ればちょすいはなくなり、竈門オーガポン、ゴリランダーはもっとも多いテラスタイプがほのおであり、であればみず技で倒すことができる。

このことから、これらくさタイプにとことん弱いわけでもない。むしろ、さすがに厳しいヤバソチャやモロバレルは減ってきているので、前より攻撃が通りやすくなっている。

ドドゲザンよりもパオジアン、井戸オーガポンよりも連撃ウーラオスとなり、ハバタクカミ、テツノカイナ、霊獣ランドロスを含めて5体が決定。あと1体はくさタイプかつ特殊がハバタクカミがいないため特殊系が欲しい。

候補として挙げられるのはヤバソチャとモロバレルだが、ヤバソチャはハバタクカミに弱く、トリックルームは別にいらないので却下。

一方、モロバレルはハバタクカミのゴーストとフェアリーの複合タイプで弱点をつかれず、命中率100%のキノコのほうしが強力。最近、モロバレルの使用率が減ったこともあって催眠対策が薄くなっており、キノコのほうしが通りやすくなっている。

ちなみに、トリル下であればテツノカイナやアカツキガチグマに先制でき、上からキノコのほうしをくらわせられる。通常ガチグマと異なり、アカツキガチグマは状態異常耐性がない。眠ってしまえば何もできず、トリルターンを稼げる。

むし技のかふんだんごは、井戸オーガポンやゴリランダーに弱点をつけ、打点となる。

このことから、モロバレルも強いということで結論パまんまとなった。

碧の仮面で解禁された新ポケモンはオーガポン、ヤバソチャ、アカツキガチグマ、アローラキュウコン、ミロカロス、ジャラランガが使用率トップ30入りしているが、いずれも当初の評価から落としており、それが使用率にも表れている。

オーガポン:シーズン10では使用率6位、シーズン11では1位に上り詰めたが、ランクマは全てのお面を合算している。海外の公式大会ではお面ごとに使用率が分けられており、もっとも多い井戸の面でも最高4位(ランクマでも高くてこのくらいだと思われる)。今週日曜大会のDAY2ではまさかの圏外に

ヤバソチャ:シーズン10では22位、シーズン11では9位となっているが、シーズン11では最高8位であり、むしろ落ちている。海外の公式大会では一度もトップ12入りせず

アカツキガチグマ:使用率13位だが、最高10位なので落ちている。海外の公式大会では一度もトップ12入りせず

アローラキュウコン:使用率16位だが、最高12位なので落ちている。海外の公式大会では一度もトップ12入りせず

ミロカロス:使用率28位だが、最高24位なので落ちている。海外の公式大会では一度もトップ12入りせず

ジャラランガ:使用率29位となっているが、そもそもランクマで見たことない。本当に使われているのか。もちろん、海外の公式大会では一度もトップ12入りせず

結局、レギュレーションDで強かったポケモンが今回も強いということが証明された。

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