ポケモンSVランクマ・シーズン10でいち早く使用可能となったオーガポン。碧の仮面配信から2日後には使用率トップ50入りし、その翌日にもトップ30入りした。
しかし、9月18日以降は順位が伸び悩み、20日時点の16位を最終的に前後すると思われた。
と思われたが、あれから2日経って使用率8位まで急増した。
オーガポン、止まらなかった
バトルデータベースの使用率の推移を見た限り、記事で取り上げた後すぐに再び使用率を伸ばしたようだ。
使用率が伸び悩んでいたのは単なる休憩時間だったようだ。
シングルでは使用率5位にランクイン。シングル版結論パ「BIG6」(カイリュー・ハバタクカミ・サーフゴー・パオジアン・連撃ウーラオス・ディンルーの使用率1位~6位の構築)を早くも崩したと話題だ。
また、ヤバソチャが使用率26位にランクイン。
専用技「シャカシャカほう」による相手全体攻撃&ダメージの半分回復&20%火傷、ちからをすいとるによる回復&相手の攻撃ダウン、ねっとうによる30%火傷など、特に物理アタッカーへのメタが強く、物理環境のダブルバトルでは非常に刺さっている。
いかりのこなやトリルといった優秀なサポート技もあるが、めいそうを積んで特攻種族値121の数値を生かすことも可能だ。
特性は戦闘に出た時、味方のHPを4分の1回復する「おもてなし」が8割を占めているが、ほのお技の威力を半減する「たいねつ」も1.5割ほど使われている。
性格補正は意外にも、特攻が上がる「ひかえめ」が37.6%ともっとも多く、次いでずぶとい、おだやかといった耐久が上がるものとなっている。
一方、持ち物はゴツゴツメット、オボンのみ、たべのこしといったサポート系に持たせることが多いものが1割以上を占めている。
テラスタイプはみずが57.7%ともっとも多く、次いでフェアリー、ほのおときている。
ヤバソチャはくさとゴーストの複合タイプということで、連撃ウーラオスの両ウエポンを半減できる。一方、一撃ウーラオスには弱くなっている。
碧の仮面では、オーガポンやグラススライダーを覚えたゴリランダーなど全体的にくさタイプが強化され、みずタイプの連撃ウーラオスはますます動きづらくなりそうだ。これを受け、一撃ウーラオスが増えるかもしれない。