オーガポンと一緒にキタカミの里を訪れた異国の男はアカツキガチグマ説が提唱されている。
異国の男、アカツキガチグマ説
根拠としては、モモワロウ物語でイイネイヌとキチキギスに冷や汗をかかせるくらいには善戦したことが描かれ、とてもただの人間とは思えない。
アカツキガチグマはこれまでに1匹しか発見されていない唯一の存在ということで、男の正体として候補に挙がった。
この説だが、99%ないと思う。モモワロウ物語や本編でも、異国の男は大柄ではあるが、5本指ある人間として描かれている。これがポケモンに見えるだろうか。
ほかにも、死んだ男の魂がアカツキガチグマに乗り移った説もあるが、なぜアカツキガチグマに都合よく乗り移ったのか。仮に、アカツキガチグマに乗り移ったとしたら、2匹でイベントがありそうだが、そんな事実は一切ない。
明らかなのは、男とオーガポンはパルデアから来たであろうことだろう。男が持ち込んだ宝石をあしらって作ったお面は、エリアゼロとのつながりが噂されるてらす池の結晶で修復でき、オーガポンはお面ごとに固有のテラスタルができるからだ。
♀固定、テラスタイプもお面ごとに固定されているオーガポンは♂固定、テラスステラ固定のテラパゴスと兄妹のような関係だ。よく見ると、目のキラキラも同じだ。
このことから、オーガポンは元々、エリアゼロにいたポケモンで、テラスタルと関係する宝石を持っていた男はエリアゼロ観測隊だったのではないか。
個人的には、この説が有力だろう。
モモワロウ物語では、男の亡骸とみられる描写があったが、本編ではオーガポンが駆け付けたときには争った跡と碧の仮面だけがあったとされており、男がどうなったのかは明らかにされていない。
仮に生きていたとすると、なぜオーガポンと再会せず行方をくらましたのか。まあ、生きていたとしてもあれから長い年月が経っており、人間である男はすでに亡くなっているだろう。
この辺りをいまだにぼかしているのは、今後にかかわるからだろうか。真相が明らかになることを願いたい。