【炎上】「ゴミ」「駄作」などと叩かれまくった「ひぐらし卒」、なんだかんだ言って話題となり制作サイドの大勝利に

【炎上】「ゴミ」「駄作」などと叩かれまくった「ひぐらし卒」、なんだかんだ言って話題となり制作サイドの大勝利に

9月30日放送の15話で最終回を迎えた「ひぐらし卒」。川口敬一郎監督は「最高のエンディング」になると自負していたが、それはエンディングとして流れた「you」卒業バージョンのことだったとみられ、ストーリーとしては最高のエンディングからほど遠いもので、ネットでは「ゴミ」「駄作」などと叩かれている。

そんな「ひぐらし卒」だが、結局は制作サイドの大勝利だったと言える。

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叩かれまくった「ひぐらし卒」

ひぐらし卒は、業の解答編として7月1日にスタートした。業の「騙し編」では描かれなかった裏側が明かされるが、当初より業の使い回しが目立ちはじめ、綿明し編(綿騙し編の解答編)や神楽し編(序盤は猫騙し編の解答編)ではH173の注射方法や惨劇までの経緯が描かれず、無駄に沙都子を無双させるなど、制作側が見せたいモノと視聴者が見たいモノにズレが生じはじめた。

14話では、業17話から8ヶ月待たされた猫騙し編の続きが描かれたが、それはミステリーからかけ離れたもので、まさかのドラゴンボールやエヴァ要素で全ての考察勢を破壊する展開に。これには当然、批判が殺到したほか、心が折れて1人のひぐらし考察YouTuberが引退したという噂もある。

そんなやらかしがあったにもかかわらず、ひぐらし卒公式ツイッターは最終回について、考察をより楽しんでもらうために先行カットの公開はなしと発表。当然、火に油を注ぐ結果となった。

そして、最終回になっても反転世界やエウアの正体といった伏線は回収されず、「you」卒業バージョンで丸め込んだような〆となり、最後まで燃え続けた。

これを受け、ツイッターでの「ひぐらし卒」のサジェストには一時期、「ゴミ」「駄作」「ひどい」などのワードが並んでいた。「旧作に泥を塗ったクソアニメ」「ARC-V、けもフレ2を超えた(悪い意味で)」といった声もみられた。

炎上は日本だけでなく海外にも及んだ。海外の大手アニメレビューサイト「MyAnimeList」では、2021夏アニメの中で「ひぐらし卒」はレビュー2位だったが、現在は21位まで下落(新作のみの順位)。現在進行形で下がり続けている。

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なんだかんだ言って話題となり制作サイドの大勝利に

叩かれまくったひぐらし卒だが、毎週の放送日は「#ひぐらし卒」がトレンド入りし、1位に浮上することも少なくなかった。

最終回もトレンド1位になったほか、6.9万ツイートと過去最高のツイート数を獲得。これは今期ツイート数覇権争いのラブライブとアニナナ(いずれも毎週10万ツイート超)に次ぐ数字で、両アニメは最終回を迎えておらず、現時点で最終回を迎えた今期アニメとしては、今期覇権としての呼び声が強いメイドラゴンSの3.1万ツイートの2倍以上となっている。

批判はひぐらし卒の放送当初からあり、業の時点で旧作とのキャラの解釈違いで叩いているファンはいた。それでも、これだけ伸びたということは文句言いながらも、結局みんな見ていたわけだ。

どんなにストーリーが良くても、話題にならなければ意味がない。今期アニメも、ひぐらし卒よりストーリーが評価されていたアニメはあったが、最終回も伸びなかったものがほとんどだ。

話題性としては、ひぐらし卒は大成功だったのではないか。今ごろ、制作サイドは高笑いしているだろう。

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