2021年夏アニメの2話放送がほぼ終了した。1話は初回ブーストで伸びるが、近年は1話切りも多いため、ここからが本当の評価となる。
今期アニメは何が伸びているのか。この記事では放送前後のツイート数、ニコニコ動画の再生数、ニコニコ生放送の来場者数、そして海外のレビューをランキング形式でまとめた。
ツイート数ランキング
1.↑#lovelive(ラブライブ!スーパースター!!):12.3万ツイート(トレンド1位)/前回2位
2.↓#アニナナ(アイドリッシュセブン Third BEAT!):3.8万ツイート(トレンド2位)/前回1位
3.→#ひぐらし卒(ひぐらしのなく頃に卒):2.3万ツイート(トレンド2位)
4.↑#白い砂のアクアトープ:2.1万ツイート(トレンド9位)/前回圏外
5.↓#maidragon(小林さんちのメイドラゴンS):2.1万ツイート(トレンド46位)/前回4位・2021年夏アニメの2話(ひぐらし卒は3話)放送のツイート数を計測
→放送直前後のトレンド入りから消えるまで
→関連トピックが複数ある場合、基本的には一番多いものを選択・ネトフリなどの配信限定、再放送、2クール目は除外(以下のランキングでもこれを採用)
今回、1位に輝いたのは7月18日に放送されたばかりの「ラブライブ!スーパースター!!」。前回は「スーパースター」で計測したが、今回はトレンド入りしなかったので関連トピックで一番ツイート数の多い「#lovelive」で計測した。
前回はアニナナに敗れたが、今回は1位を取った。しかしオリンピックのため、次の放送は3週間後の8月8日となり、ファンから悲鳴が上がっている。
ひぐらし卒は前回よりツイート数が落ち、トレンド最高2位にとどまったが、順位は変わらず、安定を保っている。ちなみに、ユーザー投稿は数万再生を連発している。
白い砂のアクアトープは前回、TOP5入りしなかったが、今回はTOP5入りした。メイドラゴンSとツイート数が同じだが、白い砂のアクアトープの方が最高順位が上なため、こちらを4位とした。
ニコ動再生数ランキング
1.↑はめふらX:13.5万再生/前回2位
2.↓メイドラゴンS:12.3万再生/前回1位
3.↑ひぐらし卒:9.4万再生/前回圏外
4.↑かげきしょうじょ:56,741再生/前回圏外
5.↑ピーチボーイリバーサイド:56,507再生/前回圏外※これ含め、以下の数字は7月18日現在のもの
1話ははめふらX、2位はメイドラゴンSだが、メイドラゴンSの動画は17日21時投稿されたばかりなのに差が1.2万再生しかないため、すぐに抜かれる可能性がある。
ひぐらし卒は前回、まさかの圏外だったが、今回は無事TOP5入りした。ひぐらし卒は地上波で1話、2話連続放送だったが、ニコ動では同時刻に別々に投稿されており、これが伸び悩んだ原因とされている。
かげきしょうじょは1話以前、あまり注目されていなかったが、2話を迎え注目が集まっている。最新3話では、主人公の親友の衝撃的な過去が描かれ、さらに注目を集めている。今期のダークホースになるかもしれない。
ニコ生来場者数ランキング
1.↑メイドラゴンS:9161人/前回2位
2.↓ひぐらし卒:8859人/前回1位
3.↑かげきしょうじょ:7900人/前回5位
4.↑魔法科高校の優等生:7799人/前回圏外
5.↓たんもし:7184人/前回3位
魔法科高校の優等生は本編の劣等生と作画が異なり、ファンから不満の声が相次いでいるが、今回4位に浮上したということは作画に慣れたか?
たんもしこと「探偵はもう、死んでいる」だが、YouTubeのPVは今期アニメでもっとも再生され、かなり期待されていたものの、1話からトレンド入りせず、「つまらない」「微妙」といったサジェストも浮上。ニコ動再生数4位から圏外落ち、さらにニコ生来場者数も下落した。
今夜放送の3話には、ホロライブの白上フブキと夏色まつりがゲスト出演し、2人の登場で注目を集められるか。
海外レビュー(MyAnimeList)
1.→メイドラゴンS/8.47
2.→ひぐらし卒/8.03
3.↑ラブライブ!スーパースター!!:7.99/前回圏外
4.↓ぼくリメ:7.89/前回3位
5.↓ヴァニタスの手記:7.81/前回4位
海外では、ラブライブが怒涛の追い上げ。1話の放送直後はあまり評価されていなかったが、あれから一気に順位を伸ばした。海外では、アイドルものは人気がないと聞くが、ラブライブは違ったようだ。
前回、ツイート数とニコ動再生数で5位だった「うらみちお兄さん」だが、今回はいずれもTOP5入りせず。ツイッターでは「つまらない」がサジェストに浮上しており、早くも失速した。
綜合的に見ても、続きものが強い2021年夏アニメ。4サイトでいずれもTOP5入りしている「ひぐらし卒」と「メイドラゴンS」が今期の覇権候補ではないか。一方、「白い砂のアクアトープ」「かげきしょうじょ!!」といった新作も注目されており、特に後者はダークホースとして期待できそうだ。
