山梨・道志村の椿荘オートキャンプ場で行方不明になっている小学1年の小倉美咲ちゃん(7)が顔写真画像が9月30日午後に公開された。行方不明から10日も経ってからの公開ということで、ネットでは「なぜ今頃?」「直ぐに公開していればもしかして見つけ出せたかも知れない」などと疑問の声が飛び交っている。
その理由について、小倉美咲ちゃんの母親・とも子さん(36)がインスタで打ち明けた。
小倉美咲ちゃん母親、今になって顔写真画像を公開した理由を語る
小倉とも子さんの手紙全文
私共の娘、美咲のためにたくさんの方々にご迷惑、ご心配をおかけしまして本当にすみません。私があの時ちゃんと一緒に着いて行ってあげていたらと悔やんで悔やんでも悔やんでも悔やみきれないほど後悔しています。
おやつを食べてお友達を追いかけたあと行方がわからなくなり、迷子になってしまったのだと思い一緒に来ていた友人たちと手分けして必死に捜しました。日没が近づいてきたため警察に捜索願を出しました。その後も数時間以上みんなで捜し続けましたが、残念ながら発見できませんでした。
夜中、娘と同じ気持ちで過ごしたいと思い、同じ服装でずっと外にいましたが、暗くて寒くて不安ですごく怖いだろうなと思うと涙が止まりませんでした。そんな思いをさせてしまって本当に申し訳ない気持ちで一杯です。
最初は、迷子になってすぐに大人数で捜し始めているので、事件性は薄いだろうという警察の判断に従い、顔写真は非公開で捜索を続けることにしました。
美咲の為に地元の消防団の方、消防署、警察、自衛隊、ボランティアや村の方々、こんなにたくさんの方々にご協力を頂きまして、本当にありがたく心から感謝しております。
これだけ大勢の方に長期間にわたり捜索をしていただいたにも関わらず、未だに発見できないため、警察の方と何度も相談したうえで事件性がある可能性も考え、公開捜査に切り替わることになりました。
また、メールやLINE等で私のお店のお客様や友達から沢山の心配や応援のメッセージを頂きましたが、娘を一秒でも早く助けてあげたくて一緒に来た友達と共に山中や沢、民家の周りなど思い当たるところは全て自分で歩いて回りました。夜明けと共に探し始め、休む時間も考えず日没まで歩いて探し続けました。暗い森の中で夜を迎えさせたくない一心で歩き続けていたため、一人一人にお返事を返すことができず、お客様や友達が見てくれているお店のインスタグラム、ブログ等でまとめてお返事にさせて頂きました。
心配して下さっている人、応援して下さっている方々への感謝の気持ちを伝えるために投稿しましたが、この行動で不快な思いをさせてしまっている方がいたら謝罪させて頂きます。本当に沢山の方々にご心配、ご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ありませんでした。
美咲のことを信じ、一秒でも早く無事に見つかってくれることを祈って、これからも全力で捜し続けたいと思っています。
改めて、キャンプ当日のいきさつは後日、公開捜査の情報提供のためお知らせしたいと思っています。
美咲に関わるどんな些細なことでも構いませんので、皆様から情報をいただけましたらありがたいです。
皆さまのご協力に心より感謝しております。皆さまにも美咲の無事を祈っていただいて頂けるとありがたいです。
▼母親は今日の夕方に会見を開き、インスタと同じようなことを語った
娘が行方不明の中、インスタ更新して炎上
小倉美咲ちゃんが行方不明になった翌日から母親はインスタを投稿していたが、「よくこんなときにSNS更新、かじりついていられますね。信じられない」などと批判され、さらに25日の投稿では捜索ボランティアの男性と馬を撮影した写真を公開し、その日の午後には関連の投稿をすべて削除した。
詳細は以下の記事をご覧ください
日に日に捜索規模が縮小 今週中に打ち切りか
▼自衛隊撤退、警察・消防合わせて30人ほどの規模まで縮小
▼捜索ボランティアも維持ができず解散に至っている
小倉美咲ちゃんの顔写真画像が今日公開された理由について、親族はミヤネの取材に捜索の縮小を受けたからではないと話した。しかし実際、捜索の縮小もそうだが、行方不明から10日が経過したということで、世間の注目も薄らいでおり、そうなると目撃情報を集めるのが難しくなり、注目されているうちに小倉美咲ちゃんの顔写真画像を公開したのではないか。
自衛隊が撤退し、警察と消防の規模も縮小しているということで、今週中に打ち切られる可能性がある。また、新たに大きなニュースが飛び込んでくれば、小倉美咲ちゃんの行方不明は世間から忘れ去られるだろう。そうなる前に何としても見つけ出してほしいものだ。