俳優の小澤廉が、当時16歳の高校生だった女性と淫行した上、悪質なDVに及んでいたことが文春オンラインで報じられた。女性は自殺を決意するほど追い詰められており、寸前で保護された。
文春報道を受け、小澤廉の事務所は契約解除を発表した。当然の処分だが、報道内容は逮捕されてもおかしくないものばかりで、いまだ野放しにされている小澤に批判が殺到している。
小澤廉の罪
1.16歳の少女と淫行
16歳の少女と性行為に及ぶのは、児童福祉法違反(10年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金)や青少年育成条例違反(2年以下の懲役または100万円以下の罰金)となる。
一方、結婚前提だったり親公認の交際であればセーフで、報道内容には「将来は結婚を約束する間柄となった」とある。また、18歳未満だと知らなかった場合も罪に問われない。
しかし、あくまで約束に過ぎず、実際に結婚をしていない段階で避妊具も付けずに、妊娠するまでヤリ続けたのは単に性的欲求を満たすためと思われる。文春内容を見た限り、16歳だと知って行為に及んでいたとみられ、やはり淫行にあたるだろう。
文春によると、相手女性とは16歳の高校生だった5年以上前から付き合っており、2019年に妊娠したとしている。妊娠した頃には成人しているとみられ、その前後から行為に及んでいたとしたら、児童福祉法違反や青少年育成条例違反にもあたらない。
2.DV
小澤廉は、相手女性の胸ぐらをつかんでベッドに放り投げ、腹を殴ったり、馬乗りになって顔面を殴るなどの暴行を加えた。暴行による傷痕は体中に残り、文春オンラインには腕や足に出来た大きな痣の写真が掲載されている。
傷痕が残るほどの暴行は傷害罪にあたり、15年以下の懲役 50万円以下の罰金となる。
3.中絶強要
小澤廉は、相手女性へ執拗に「産まないと言え」「堕ろすと言え」と腹を集中的に殴った。これは強要罪にあたるとみられ、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金となる。
少なくとも、小澤廉は傷害罪と強要罪にはあたるだろう。これだけのことをしておきながら、事務所の契約解除だけで済んだ小澤に、ネットでは逮捕を求める怒りの声が殺到している。