つい昨日、「ポケモンチャンピオンズ ダブルレート2150(チャンピオン級)超え最強構築解説」を公開したばかりだが、わずか一晩で考えた新構築でダブルレート2200に到達した。
今回はダブルバトルでレート2200、そして4月19日20時現在もチャンピオン級を維持している最強構築を紹介したい。
構築解説
使用率1位.オオニューラ
かくとう・どく
HP:157(2)
こうげき:200(32)
ぼうぎょ:80
とくこう:54
とくぼう:100
すばやさ:172(32)
能力補正:いじっぱり
技:
まもる
ねこだまし
インファイト
フェイタルクロー
特性:かるわざ
持ち物:しろいハーブ
使用率3位.ガブリアス
ドラゴン・じめん
HP:185(2)
こうげき:200(32)
ぼうぎょ:115
とくこう:90
とくぼう:105
すばやさ:154(32)
能力補正:いじっぱり
技:
じしん
いわなだれ
ドラゴンクロー
じだんだ
特性:さめはだ
持ち物:こだわりスカーフ
使用率13位.バンギラス
いわ・あく
HP:207(32)
こうげき:202(30)
ぼうぎょ:130
とくこう:103
とくぼう:120
すばやさ:85(4)※バンギラスミラー意識。
能力補正:いじっぱり
技:
まもる
いわなだれ
はたきおとす
けたぐり
特性:すなおこし
持ち物:ヨプのみ
使用率18位.ユキメノコ
こおり・ゴースト
HP:165(20)
こうげき:90
ぼうぎょ:90
とくこう:127→193(16)※メガシンカ後、メガマフォクシーのねっぷう(ダブル補正)高乱数耐え(140~168。倒れる確率は6.25%)。
とくぼう:90→120
すばやさ:160→170(30)※メガシンカ後、最速ガブリアス(実数値169)抜き。
能力補正:ひかえめ
技:
まもる
オーロラベール
ふぶき
シャドーボール
特性:のろわれボディ→ゆきふらし
持ち物:ユキメノコナイト
特記事項:「→」の先はメガシンカ後のステータス。
使用率21位.アーマーガア
ひこう・はがね
HP:205(32)
こうげき:107
ぼうぎょ:165(25)
とくこう:65
とくぼう:114(9)
すばやさ:87
能力補正:わんぱく
技:
はねやすめ
てっぺき
ボディプレス
アイアンヘッド
特性:ミラーアーマー
持ち物:たべのこし
使用率22位.メガニウム
くさ→くさ・フェアリー
HP:187(32)
こうげき:91→100
ぼうぎょ:120→135
とくこう:148→209(27)※能力値が2上がる11nの最大値。
とくぼう:120→135
すばやさ:107(7)※メガニウムミラーで先にウェザーボールを使うため。
能力補正:ひかえめ
技:
まもる
ソーラービーム
マジカルシャイン
ウェザーボール
特性:しんりょく→メガソーラー
持ち物:メガニウムナイト
特記事項:「→」の先はメガシンカ後のステータス。
構築テーマは「いかくの代わり」
今回の構築テーマは「いかくの代わり」。「ポケモンチャンピオンズ ダブルレート2150(チャンピオン級)超え最強構築解説」でガオガエンを使ったが、やはりガオガエンのいかくやすてゼリフはメタられまくっていて、思うように活躍できなかった。
USUMでいかくが解禁されてから、USUM→剣盾→SVと3世代にわたってダブルバトル使用率1位の王者だったが、チャンピオンズではついに使用率1位をオオニューラに明け渡すことに。王者の陥落どころか、もはやオワコンまっしぐらの勢いである。
ガオガエンのオワコン説については、機会があれば別記事で改めて取り上げたい。
しかし、相手の物理攻撃への対策は講じたい。そこで考えたのが「相手の攻撃を下げるのではなく、自分の防御を上げればいい」である。
なお、相手をやけど状態にして与える物理ダメージを下げる「おにび[ガオガエン:7位(4.5%)、使用率9位のウォッシュロトム:5位(50.5%)、使用率20位のファイアロー:7位(16.5%)]」も候補に上がったが、命中85と不安定なため、これを相手への物理対策として使うのは微妙だろう。
もちろん、追加効果で相手をやけど状態にする技も対策としてはいまいち。
自分の防御を上げられる使用率30位以内のポケモンは、以下が該当する。
オオニューラ:コーチング[6位.9.3%]で味方の攻撃・防御を1段階上げる。火力も上がるため、悪くない選択だが、問題は技スペース。
オオニューラの技は「インファイト[1位.99.5%]」「フェイタルクロー[2位(98.5%)]」「ねこだまし[3位(89.5%)]」「まもる[4位(68.4%)]」がテンプレであり、これが安定すぎるため、採用する枠がない。採用するとしても、リザードン対策の「いわなだれ[5位.9.3%]」か「がんせきふうじ[7位.6.6%]」のほうが候補に上がる。
その場合、まもるを切るしかないのが…。
使用率14位.ブリジュラス:じきゅうりょく[1位(77.3%)]により、技のダメージを受けるたびに防御を1段階上げる。じきゅうりょくと相性がいいボディプレスだが、SVの時は覚えたのに、なぜかチャンピオンズで没収され事実上のナーフを受けた。
使用率16位.ミロカロス:とぐろをまく[9位(7.5%)]で自分の攻撃・防御・命中率を上げ、上がった命中率からさいみんじゅつ[8位(7.8%)]を使う。SVまでだったら強かったが、チャンピオンズでのねむり状態は2ターン目に1/3の確率で回復し、3ターン目に確定で起きるナーフがされた(SVまでのねむり状態は2~3ターンは確率で起き、4ターンに確定起きだった)。
ユキメノコ:メガシンカ後のゆきふらしによるゆき状態でこおりタイプの防御が1.5倍となる。メガシンカは任意のタイミングで可能なため、相手がそのターンに天候を変える技を使わない限り、確実にゆき状態にできる。
後から天候を書き換えられても、交代で場に出すだけでゆき状態となり、防御が上がる。オーロラベール[4位(64.5%)]で物理技と特殊技で受けるダメージを2/3にし、パーティ全体の耐久力も高められる。
アーマーガア:てっぺき[6位(33.5%)]やビルドアップ[7位(27.2%)]で自分の防御を上げることで、非常に高い詰ませ性能を持つ。相手の構築が物理主体の場合、特殊アタッカーを処理してしまえば、たとえアーマーガア1匹になっても勝つことは不可能ではない。
使用率25位.イッカネズミ:自分の防御を上げるわけではないが、フレンドガード[1位(94.9%)]によって味方が受けるダメージを減らせるため、パーティ全体の防御力は上がる。
この中で、メガシンカ枠でもあるユキメノコやアーマーガアが使えると思い、今回採用した。
個々の採用理由
上記のアーマーガアの項でも触れたが、今の環境は物理主体で特殊アタッカーが1~2匹しか入っていない構築も多い。現に、今回の構築も特殊アタッカーはユキメノコとメガニウムしかいない。
特殊アタッカーを処理し、てっぺきを1回でも積めれば、そこからアーマーガアでの無双が始まる。それくらい高い詰ませ性能を持っている。
残り4匹はタイプ相性補完を意識して採用。今回、ねこだまし枠はガオガエンを使わないため、オオニューラを採用。
オオニューラのきあいのタスキ[2位(17.0%)]ごと破壊してくるダブルウイング[使用率7位のプテラ2位(93.5%)。使用率20位のファイアロー5位(31.8%)]に対して交代し、さめはだ[1位(93.1%)]ダメージを2回入れて、逆にこの2匹のきあいのタスキ[プテラ1位(77.9%)。ファイアロー2位(24.3%)]を破壊するガブリアス。
使用率6位のイダイトウのおはかまいり[1位(99.5%)]を半減し、使用率10位のエルフーンのいたずらごころ[1位(99.0%)]によって優先度+1になった変化技を無効化するあくタイプだが、今回はねこだまし枠にオオニューラを採用したので、ガオガエンはなし。
はがねタイプはアーマーガアを採用したので、ドドゲザンもなし。消去法の結果、残ったバンギラスを採用した。
単なる消去法だけでなく、オオニューラ・ユキメノコ・アーマーガア、そしてこれから解説するメガニウムは使用率8位のリザードンや使用率23位のマフォクシーといった特殊ほのおポケモンに弱い。
特にメガリザードンYのひでりによるにほんばれ状態でメガユキメノコのゆきふらしによるゆき状態を上書きされると、ふぶきは必中にならず、オーロラベールも使えないなど非常に不利となる。
これらの対策として、いずれにも強いバンギラスとなった。
メガニウムの採用理由
そして、最後に採用したのはメガニウム。ここまでの5匹で対処が難しいウォッシュロトムやミロカロスといったみずタイプ対策で採用した。
メガシンカすると、くさ・フェアリーとなり、まだいないフェアリー枠としても採用している。
メガニウムだが、使用率22位でありながら、ランクバトルでほぼ見たことがない。モンスターボール級からマスターボール級どころか、チャンピオン級に上がってもほぼ皆無だった。
しかし、使用率22位ということはそれなりに使われているはず。ポケモン使用率はプレイヤー全体の統計データであるため、ごく一部のプレイヤーが使った程度ではここまで上位に来れないはず。
つまり、筆者はたまたまメガニウムと当たらなかっただけで、ほかのプレイヤーはめちゃめちゃ当たりまくっているのかもしれない。しかし、メガニウム入りでチャンピオン級に入ったというほかのプレイヤーはXやYouTubeなどでは見かけたことがない。
ただ、こちらも筆者が知らないだけで、実は結構いるのかもしれない。
そんな誰が使っているのか分からないメガニウムだが、実はとんでもないポテンシャルを秘めていた。
メガシンカ前のくさ単の時点で、ほのお・どく・ひこう・こおりなどのメジャータイプが2倍ダメージになっている。決して、タイプ相性が優れているとは言えない中、防御と特防は高めとなっている。
メガシンカすることでくさ・フェアリーとなり、どくが4倍ダメージ、新たにはがねが2倍ダメージとなった。同じ複合タイプを持つエルフーンは紙耐久できあいのタスキ[1位(76.3%)]を持たせることがほとんどなため、タイプ相性の悪さはそこまで気にならないが、耐久が高いメガニウムはそうもいかない。
一方、メガシンカ後のメガソーラーによってソーラービーム[1位(99.0%)]やウェザーボール[3位(88.0%)]、こうごうせい[5位(18.8%)]などが、にほんばれ状態の場合に使った時と同じ効果となる。
これにより、にほんばれ状態を上書きしてくる他の天候パ相手に、にほんばれの恩恵を受けたまま戦うことができる。
特に相性がいいのは雨パ。雨パはペリッパーやイダイトウといったみずタイプが複数匹入った構築が多いため、くさタイプのメガニウムは相性がいい。
同じく構築に入っていることが多いブリジュラスには、にほんばれ状態によって威力150のほのお技となったウェザーボールが等倍で刺さり、HPに2だけ振ったブリジュラス[1位(12.1%)で唯一の10%以上。HP167-特防85]であれば、高乱数1発となる(142~168。倒せる確率は6.25%)。
同じく使用率17位のカイリューには、マジカルシャイン[1位(99.0%)]が2倍ダメージとなる。HPに2だけ振ったカイリュー[1位(38.2%)で唯一の10%以上。HP168-特防120(メガシンカ後は145)]を想定した場合、ダメージ計算は以下となる。
カイリューがせいしんりょくだった場合:162~192(乱数1発。倒せる確率は81.25%)
カイリューがマルチスケイルだった場合:81~96(マルチスケイル発生時のダメージ)→120~144(マルチスケイル未発生時のダメージ)=201~240(確定2発)
メガカイリュー:67~79(マルチスケイル発生時のダメージ)→134~158(マルチスケイル未発生時のダメージ)=201~237(確定2発)
ただし、ペリッパーとカイリューはぼうふう[ペリッパー1位(96.8%)。カイリュー2位(49.9%)、れいとうビーム8位(15.8%)も警戒]、ジュラルドンはラスターカノン[1位(91.0%)]で2倍ダメージを出してくるため、完全有利とはいかない。
メガユキメノコとフロストロトム(使用率64位)などの雪パの並びには、ほのおタイプとなったウェザーボールが2倍ダメージとなる。ただし、2匹が覚えているふぶきで2倍ダメージとなる。
バンギラスとドリュウズ(使用率27位)などの砂パの並びには、バンギラスだとソーラービーム、ドリュウズだとほのおタイプとなったウェザーボールが2倍ダメージとなる。
ただし、バンギラスのれいとうパンチ[5位(26.3%)]やドリュウズのアイアンヘッド[1位(95.3%)]で2倍ダメージとなる。
いずれも完全有利とはならないが、晴れパ以外の天候メタとして優秀なメガシンカと言えるだろう。
※以上の使用率は4月19日21時現在のもの。
バトルチームを公開
今回紹介したバトルチームはすでに公開済み。ダブルバトルでレート2200、そしてチャンピオン級を目指しているプレイヤーはぜひ使ってみてほしい。
筆者、ポケモン超絶上手い説
今回、ダブルレート2200に到達した筆者。チャンピオン級は4月15日の実装から本19日に至る5日間キープしている。
ダブルバトルのチャンピオン級は、ポケモンWCSやPJCSで優勝した“ガチのチャンピオン”から準優勝者・上位入賞者が集っている。その中でチャンピオン級を維持しつつ、レート2200に到達するのは99%のプレイヤーが成し遂げられないことだろう。
それをできているだけでも相当だろうが、筆者が誇りたいのはそれだけじゃない。
以下は、筆者のプロフィールとなっている。
見てほしいのは「勝利回数」と「ランクバトル・ダブルバトルでの通算勝利回数」。レート2200に到達していながら、勝利回数はいまだ100回にも満たない。
他のチャンピオン級の「勝利回数」及び「ランクバトル・ダブルバトルでの通算勝利回数」を見ると[「遊んだ記録(プロフィール)」を公開しているプレイヤーのみ]、ほとんどのプレイヤーが100回以上だった(200、300回とこなすプレイヤーも)。
「勝利回数」と「ランクバトル・ダブルバトルでの通算勝利回数」が少ないということは、ほぼ負けることなくレート2200に到達したということ。ここまで成し遂げているプレイヤーは、さすがにほぼいないのではないか。
SV以前では全体のレートが高まった段階で潜り始め、そのレートを根こそぎ奪うことで、少ない対戦数でレートを上げられた。しかし、チャンピオンズは1回の勝利でもらえるレートが少ないため、後から潜り始めてもそこまで有利にならないと思われる。
そもそも、筆者は「ゲーム開始日:2026/04/08」の通り、リリース初日から始め後続組ではない。
どんな強者でも、思うように勝てなくてレートを100、200と溶かすことは珍しくない。しかし、筆者はここまでレートを100以上溶かしたことがない。
せいぜい50、60くらいで最高3連敗(それもたった1度だけ)という圧倒的勝率でレート2200まで到達した。レート2200自体は、XYやORASといった第6世代でシングルバトルをやっていた時に到達したことはあるが、ダブルバトルでは初めての経験。
例えるなら、宝くじの高額当選が毎日発生している状態。上手く行きすぎて「そろそろ、レートを溶かすのではないか」と心配する日々を送っている。
次回はレート2250、一気に行くならレート2300となる。ただ、レート2200を超えるとさすがに全体の上昇も緩やかになると思うので、2~3日くらいは様子見でもチャンピオン級を維持できるかもしれない。
チャンピオン級から降格すれば、チャンピオン級奪還のため、再びレートを上げることになる。しかし、そろそろレートを溶かす時がくるかもしれない。
その場合、「ダブルレート2〇00(チャンピオン級)到達最強構築解説」シリーズはこれが最終回になる可能性も。構築記事自体は今後もアップすると思うが、自己レートを更新した構築記事はないかもしれない。
「ダブルレート2〇00(チャンピオン級)到達最強構築解説」シリーズを期待している読者およびプレイヤーが1人でもいたら、これが最終回にならないよう祈っていてほしい。筆者としても、これが最後になるのは望んでいない。
300位以内のボーダー
最後に、チャンピオン級のボーダーである300位以内を紹介したい。
まず、現在1位はレート2427。昨日に引き続き、ダブルレートの覇者であるナークがトップを維持している。
昨日の時点でのレート2400はナークしかいなかったが、今日になって2位と3位がレート2400に到達し、3人となった。
続いて、300位以内のボーダーはレート2174となる。昨日はレート2154だったことから、2~3日くらいでレート2200がボーダーになるかもしれない。
【追記】選出について
今回解説した構築の選出について、言及しておくことがあったので追記したい。
「ポケモンチャンピオンズ ダブルレート2000到達最強パーティ構築解説」のコメント欄で「基本選出について知りたいです」と質問されたが、レート2000到達構築を含む、これまで紹介した全ての構築は基本選出がない。
そのため、相手の構築に合わせて4匹を選出することになる。今回の構築も同様だが、その一方で「選出してはいけない組み合わせ」があるため、それを紹介したい。
まず、バンギラスとユキメノコの初手選出は絶対に避ける。バンギラスのすなおこしによるすなあらし状態を、メガユキメノコのゆきふらしによるゆき状態で上書きしてしまうため。
後続にいずれかを控えるのはアリ。
次に、ユキメノコとメガニウムの同時選出も絶対に避ける。いずれもメガシンカしないと弱いため、同時選出すると、いずれかが確実に腐る。
以上を守っていれば、好きな選出で問題ない。












