ポケモンSVのランクマは現在、レギュレーションDでシーズン9が開催されている。
ダブルバトルにおいて、モロバレルが急増する環境の中、苦手な連撃ウーラオスも増えている。
モロバレル急増環境の中、連撃ウーラオスが使用率ランキング2位に回帰
連撃ウーラオス:3位(8月1日-8月18日)→2位(8月19日-)
モロバレル:15位(8月1日)→12位(8月2日以降、13位と行ったり来たり)→10位(8月13日)→9位(8月14日-8月16日)-8位(8月17日-8月18日)→7位(8月19日-)
8月11日から8月13日まで開催されたWCS2023ゲーム部門で活躍したモロバレル。大会効果か、大会終了の8月13日には使用率9位に上がり、その後も使用率を伸ばした。8月20日現在は使用率7位まで伸びている。
そんな中、連撃ウーラオスがシーズン8以来、使用率2位に返り咲いた。連撃ウーラオスはかくとうとみずの複合タイプで、いずれもくさとどくの複合タイプを持つモロバレルに半減される。
専用技のすいりゅうれんだはみずタイプの物理技で威力25、3回連続攻撃で合計威力75となり、確定急所の強力な技だが、モロバレルには半減されるうえ、性格は防御が上がるずぶといとのんきが合計77%を占め、急所に当たってもさほどダメージを与えられないだろう。
また、モロバレルの持ち物でもっとも多いのは接触攻撃を受けた時、相手に6分の1の定数ダメージを与えるゴツゴツメットで、使用率63%を占めている。すいりゅうれんだを打ったら最後、一度でゴツメ3回分のダメージとなる。
味方のポケモンを狙っても、いかりのこなで誘導されてしまうため、モロバレルに非常に弱く、むしろ使用率が下がると思われた。
この2体はマスターカテゴリのベスト16中4人が使っていた結論パにも入っており、その1人が優勝した。レギュレーションD結論パに関しては、以下の記事で解説している。
大会後、結論パの5体に霊獣ランドロスを入れた構築とよくランクマで当たる。筆者も使っており、先日ランクマ用に調整した構築を紹介した。
この構築でも採用しているが、モロバレルが急増した環境で連撃ウーラオスを使うなら、いかりのこなやキノコのほうしを受けないぼうじんゴーグルを持たせることをおすすめしたい。
モロバレルはかふんだんごかクリアスモッグのワンウエポンであることが多く、つるぎのまいを覚えさせれば逆に起点にすることもできる。