ポケモンチャンピオンズのランクバトル「シーズンM-1」のダブルバトルで、レート2150を超えた。
画像は4月18日23時時点のもの
画像では「マスターボール級Ⅰ」となっているが、おそらくチャンピオン級の条件である300位以内に入ってから1回勝たないと、表示上は「チャンピオン級」にならないと思われる。しかし、トレーナーランキングの300位以内には入っているため、チャンピオン級なのは確か。
画像は同時刻のもの。いずれも、チャンピオン級に復帰してからしばらく経ってからスクショしたので、当初より30位ほど落ちている。
今回はダブルバトルでレート2150超え、そして4月18日23時現在もチャンピオン級を維持している最強構築を紹介したい。
構築解説
使用率2位.ガオガエン
ほのお・あく
HP:200(30)※オボンのみの回復量最大(50)の4n調整。
こうげき:135
ぼうぎょ:110
とくこう:90
とくぼう:154(30)※能力値が2上がる11nの最大値。
すばやさ:86(6)※ガオガエンミラーで先制じごくづきを使うため。
能力補正:しんちょう
技:
ねこだまし
じごくづき
すてゼリフ
ちょうはつ
特性:いかく
持ち物:オボンのみ
使用率3位.ガブリアス
ドラゴン・じめん
HP:185(2)
こうげき:200(32)
ぼうぎょ:115
とくこう:90
とくぼう:105
すばやさ:154(32)
能力補正:いじっぱり
技:
ドラゴンクロー
じだんだ
いわなだれ
じしん
特性:さめはだ
持ち物:こだわりスカーフ
使用率8位.プテラ
いわ・ひこう
HP:157(2)
こうげき:157(32)
ぼうぎょ:85
とくこう:72
とくぼう:95
すばやさ:200(32)
能力補正:ようき
技:
まもる
おいかぜ
いわなだれ
ダブルウイング
特性:きんちょうかん→かたいツメ
持ち物:プテラナイト
特記事項:「→」の先はメガシンカ後のステータス。
使用率16位.ミロカロス
みず
HP:201(31)
こうげき:80
ぼうぎょ:118(19)※攻撃特化イダイトウ(オスのすがた。実数値180)の2落ちおはかまいり(威力150)高乱数耐え(172~204ダメージ。6.25%)。
とくこう:149(16)
とくぼう:145
すばやさ:101
能力補正:ひかえめ
技:
まもる
いのちのしずく
ねっとう
れいとうビーム
特性:かちき
持ち物:たべのこし
使用率18位.フシギバナ
くさ・どく
HP:187(32)
こうげき:102→120
ぼうぎょ:103→143
とくこう:165(30)※能力値が2上がる11nの最大値。→189
とくぼう:120→140
すばやさ:104(4) ※ようりょくそ後、最速メガマフォクシー(実数値204)抜き+1
能力補正:ひかえめ
技:
まもる
エナジーボール
ヘドロばくだん
だいちのちから
特性:ようりょくそ
持ち物:フシギバナナイト
特記事項:「→」の先はメガシンカ後のステータス。
使用率28位.ギルガルド
はがね・ゴースト
HP:167(32)
こうげき:110(30)→209
ぼうぎょ:160→70
とくこう:70→160
とくぼう:160→70
すばやさ:84(4)
能力補正:いじっぱり
技:
キングシールド
かげうち
ポルターガイスト
せいなるつるぎ
特性:バトルスイッチ
持ち物:のろいのおふだ
特記事項:「→」の先はブレードフォルム後のステータス。
今回はこれまでに使った構築のような「自分のやりたいことを押し付ける」というダブルバトルチックなものではなく、「相手のやりたいことを阻止する」ことを重視したメタチックなものとなっている。
▼過去に紹介した構築記事
これまでの構築と全くコンセプトが異なるため、パーティも大幅に変更した。
本構築を組むうえで、最初に決定したのがメガシンカ枠。今回は、プテラとフシギバナを採用した。
プテラに関しては「プテラ、チャンピオンズダブルで最も躍進メガシンカになった理由」で個別解説し、レート2100に到達した構築記事でも解説したので、改めて解説は不要だろう。
日々、プテラは使用率を高めており、ついに8位まで上り詰めた。マイナーポケモンのとんでもない快挙である。
ただ、1つだけ断言したい。メガシンカはマジで使わない。
レート2100の構築でも使っていたが、今回まで1度もメガシンカしていない。実質、持ち物なし状態であり、それなら持ち物で1位(77.9%)のきあいのタスキのほうがいいと思った。
前回から思っていたが、プテラでメガシンカしたい場面がほとんどない。今回の構築でも基本的にフシギバナでメガシンカするため、プテラでメガシンカすることはなかった。
プテラはメガシンカすると、特性が「きんちょうかん」から「かたいツメ」になる。きんちょうかんはオボンのみや半減みといった、メジャーなきのみを食べられなくさせることができるメタ要素強めな特性となっている。
現に、相手の構築に入っているプテラもメガシンカしてこないことが多かった。そのため、プテラはメガシンカさせないほうがいいという結論に至った。
フシギバナは、以下14匹のメタとして優秀。
使用率1位.オオニューラ:オオニューラのインファイト[1位(99.5%)]/フェイタルクロー[2位(98.5%)]/ねこだまし[3位(89.1%)]は、いずれもフシギバナに等倍以下のダメージしか出せない一方(最大打点はタイプ一致で威力120となるフェイタルクロー)、フシギバナはだいちのちから[4位(42.0%)]で2倍ダメージ(威力180)を出せる。
使用率5位.ヤバソチャ:フシギバナはくさタイプなため、ヤバソチャのいかりのこな[6位(96.1%)]で誘導されない。
使用率6位.イダイトウ(オスのすがた):イダイトウのおはかまいり[1位(99.5%)]/ウェーブタックル[2位(95.1%)]/アクアジェット[3位(83.6%)]/クイックターン[4位(74.9%)]は、いずれもフシギバナに等倍以下のダメージしか出せない(最大打点はタイプ一致&てきおうりょく[1位(79.1%)]&最大の3落ちで威力200となるおはかまいり)一方、フシギバナはギガドレイン[6位(25.6%)]で2倍ダメージ(威力225)を出せる。
使用率10位.エルフーン:エルフーンのムーンフォース[2位(88.9%)]はフシギバナに1/2ダメージしか出せず、フシギバナはヘドロばくだん[1位(94.0%)]で4倍ダメージ(威力540)でワンパンできる。仮に、エルフーンがきあいのタスキ[1位(76.5%)]で耐えたとしても、どく状態になれば、そのままワンキルできる。
使用率9位.ウォッシュロトムのハイドロポンプ[1位(98.0%)]/10まんボルト[1位(71.6%)]/ボルトチェンジ[3位(58.0%)]/エレキネット[4位(30.2.%)]は、いずれもフシギバナに1/2ダメージしか与えられず、フシギバナはギガドレインで2倍ダメージを出せる。
使用率11位フラエッテ(えいえんのすがた):フラエッテ(えいえんのすがた)のマジカルシャイン[2位(95.6%)]/ムーンフォース[3位(75.8%)]/はめつのひかり[5位(24.1%)]/ドレインキッス[6位(20.2%)]は、いずれもフシギバナに1/2ダメージしか出せない一方、フシギバナはヘドロばくだんで2倍ダメージを出せる。フラエッテ(えいえんのすがた)はめいそう[4位(74.9%)]を積み、ドレインキッスで回復する居座り型もいるが、そんなフラエッテ(えいえんのすがた)をどく状態にすることで、居座り戦法を崩すことができる。
使用率13位.バンギラス:バンギラスのれいとうパンチ[5位(26.6%)]はフシギバナに2倍ダメージ(威力150)を与えるため、これが最大打点。しかし、フシギバナもギガドレインやだいちのちからで2倍ダメージを出せるため、すなあらし状態が解除されたら有利になる(すなあらしのダメージできあいのタスキも潰されなくなる)。
使用率14位.ブリジュラス:ブリジュラスのラスターカノン[1位(91.0%)]/エレクトロビーム[2位(87.0%)]/りゅうせいぐん[4位(58.2%)]/りゅうのはどう[5位(32.5%)]/はどうだん[6位(25.2%)]/10まんボルト[7位(10.0%)]は、いずれもフシギバナに等倍以下のダメージしか出せない(最大打点はタイプ一致で威力195となるりゅうせいぐん)一方、フシギバナはだいちのちからで2倍ダメージを出せる。
ミロカロス:ミロカロスのこごえるかぜ[3位(54.7%)]とれいとうビーム[4位(48.0%)]はフシギバナに2倍ダメージを与え、威力で勝るれいとうビームが最大打点(威力180)。しかしタイプ不一致なうえ、フシギバナはギガドレインをタイプ一致で使えるため、こちらのほうが有利。
使用率24位.メガニウム:メガニウムがメガニウムナイト[1位(99.0%)]でメガシンカすると、くさ・フェアリーとなり、ヘドロばくだんが4倍ダメージとなる。
使用率30位.アシレーヌ:アシレーヌのれいとうビーム[6位(13.5%)]とこごえるかぜ[7位(11.3%)]はフシギバナに2倍ダメージを与え、威力で勝るれいとうビームが最大打点。しかしタイプ不一致なうえ、フシギバナはギガドレインをタイプ一致で使えるため、こちらのほうが有利。
※メガシンカしないフシギバナに多い「きあいのタスキ(1位.47.4%)&特攻と素早さに32ずつ振った調整を想定。
また、ようりょくそは使用率7位のリザードンのリザードナイトY[1位(92.0%)]によるメガシンカ後のひでりなどによる「にほんばれ状態」を利用し、素早さを2倍にして縛り性能を高めるメタ要素強めの特性でもある。
メガシンカして防御や特防が上がり、HPに振るだけで以下のポケモンの攻撃を耐えられる。
使用率4位.ドドゲザン:攻撃特化ドドゲザンのくろいメガネ[1位(50.9%)]による最大打点のドゲザン[3位(84.9%)]+ふいうち[1位(98.4%)]を確定耐え(ドゲザン:84~99+ふいうち:67~81=151~180)するようになった。耐久無振りドドゲザン(HP175-防御105)をだいちのちからで確定2発(124~148×2=248~296)取れる。
メガプテラ:メガプテラ(実数値205)のかたいツメによる最大打点のダブルウイング[2位(93.5%)]を確定耐え(156~184)するようになった。
使用率22位.ゲンガー:メガゲンガー(実数値222)の最大打点であるヘドロばくだん[3位(58.2%)]を高乱数2耐え(81~96×2=162~192。倒れる確率は5.46%)するようになった。HP振りメガゲンガー(HP167-防御115)をだいちのちからで確定2発(102~122×2=204~244)取れる。
ギルガルド:攻撃特化ギルガルド(ブレードフォルム。実数値211)ののろいのおふだ[1位(51.4%)]による最大打点のポルタ―ガイスト[3位(65.0%)]+かげうち[2位(71.6%)]を確定耐え(ポルターガイスト:109~130+かげうち:42~49=151~179)するようになった。
HP振りギルガルド(シールドフォルム。HP167-特防160)をだいちのちからで高乱数2発(82~98×2=164~196。倒せる確率は98.04%)取れる。
メガプテラのダブルウイングまでワンキルされなくなったことで、相手のプテラのメガシンカを考慮しても動かすことができるようになった。
特性があついしぼうになったことでガオガエンや使用率7位のリザードン、使用率29位のコータスといったほのおタイプ。
【補足】
使用率20位のファイアローは、ブレイブバード[4位(34.5%)]やダブルウイング[5位(32.5%)]、アクロバット[6位(29.7%)]などのひこう技。使用率23位のマフォクシーは、サイコキネシス[3位(88.6%)]というエスパー技を持っている可能性が高いため、依然として不利。
使用率19位のユキメノコのこおりタイプなどがいても、動かすことができるようになった。
特防特化ガオガエン(HP202-特防156)+オボンのみ(HPは50回復で実質252)は、だいちのちからで確定3発(84~100×3=252~300)取れるようになった。
残りの4匹は、相性補完をもとに決定した。前回のねこだまし枠はオオニューラだったが、今回はどくタイプにフシギバナを加えたので、ガオガエンに変更した。
技は、SVダブル後期から主流となっているフレアドライブ[3位(90.8%)]を切った構成。交代からいかく[1位(99.8%)]やねこだまし[1位(99.5%)]の試行回数を稼ぐことを重視した耐久振りのガオガエンで、自傷ダメージを受けるのはあまり良くないことから、フレアドライブを切った構成も珍しくなくなった。
フレアドライブの代わりとしてちょうはつ(10位圏外)を入れているが、ちょうはつを見せると、チャンピオン級のプレイヤーであれば「このガオガエン、フレアドライブないなw」と勘づくだろう。
【補足】
チャンピオンズでのガオガエンの技は「ねこだまし」「フレアドライブ」「DDラリアット[4位(50.2%)]orじごくづき[5位(31.7%)]」「すてゼリフ[2位(95.4%)]」がテンプレなため、ちょうはつを入れる枠はない。切るとしたら、上記の理由から確実にフレアドライブとなる。
そのため、ちょうはつのタイミングは見極める必要がある。
前回のいかく対策(ほぼガオガエン対策)枠はオオニューラとドドゲザンだったが、今回はどくタイプにフシギバナ、あくタイプにガオガエンを加えたので、ミロカロスとした。
この枠は使用率21位のアーマーガアも検討したが、はがねタイプは代わりにギルガルドを採用した。ギルガルドはドドゲザンだと辛かったオオニューラを完封できるのが最大の強み。
実は、チャンピオンズでの新規取得であるポルタ―ガイストによって、物理型の火力が大幅に上がった。過去作では特殊型が主流だったが、チャンピオンズでは物理型が多くなっている。
せいなるつるぎ[5位(22.2%)]はブリジュラスのじきゅうりょく[1位(77.9%)]で防御が上がっても、それを無視して2倍ダメージ(威力180)を与える。
アーマーガアのてっぺき[6位(32.7%)]やビルドアップ[7位(27.7%)]で防御が底上げされても、先制はねやすめでひこうタイプがなくなったところに、後攻せいなるつるぎで防御アップを無視して2倍ダメージを与える。
このギルガルドの素早さは、素早さ無振りアーマーガア(実数値87)より遅い。チャンピオンズは全ての初期ステータスが“実質個体値31”なため、能力補正で素早さを下げていない限り、素の素早さで先制を取ることはない。
バトルチームを公開
今回紹介したバトルチームはすでに公開済み。ダブルバトルでレート2150、そしてチャンピオン級を目指しているプレイヤーはぜひ使ってみてほしい。
レート2200到達で公開予定だった
本来であれば、今回の構築はレート2200に到達してから公開する予定だった。しかし、この構築を作ったあとに筆者がマッチングするマスターボール級Ⅰ(1000~301位との噂。このうち600~500位くらいが該当)~チャンピオン級で、使用率19位のユキメノコ軸が流行。
▼ユキメノコが特に辛いポケモン
ガブリアス:ユキメノコのふぶき[1位(99.0%)]で4倍ダメージ(ダブル補正で威力495)。ユキメノコのメガシンカ後のゆきふらしによるゆき状態で、こおりタイプの防御が1.5倍となるため、物理主体のガブリアスではかなり不利。
ヤバソチャ:ユキメノコのふぶき[1位(99.0%)]は相手全体技なため、ヤバソチャのいかりのこなで誘導することはできず、2倍ダメージ(ダブル補正で威力247)となる。
エルフーン:ユキメノコのふぶき[1位(99.0%)]で2倍ダメージ。
使用率17位.カイリュー:ユキメノコのふぶき[1位(99.0%)]で4倍ダメージ。物理型[技「9位(12.8%)スケイルショット」能力補正「2位(23.2%)いじっぱり」から一定数はいる模様]だとかなり不利。
フシギバナ:ユキメノコのふぶき[1位(99.0%)]で2倍ダメージ。メガシンカすれば等倍になるが、ふぶきによるこおり状態の脅威は消えない(ふぶきは相手全体に攻撃するため、2匹のうち1匹がこおり状態になる確率は約18%とのこと)。
使用率25位.イッカネズミ:ユキメノコのふぶき[1位(99.0%)]は相手全体技なため、イッカネズミのこのゆびとまれ「1位(98.0%)」では誘導できない。
サーナイト:ユキメノコのシャドーボール[1位(93.9%)]で2倍ダメージ(威力240)。
※以上の使用率は4月18日23時時点のもの。
レート2150に到達した最後の対戦では、ユキメノコ以上に厄介なマンムー(使用率65位)と当たるなど、こおりタイプを入れた構築が増えてきた。
ここまでは筆者の実力で上り詰めたが、このまま潜り続ければ、レートを溶かす可能性があった。そのため、ここで見切りを付けることにした。
いずれ勝てなくなる可能性がある構築を紹介する是非を問われそうだが、先ほども言ったとおり、ユキメノコ軸やマンムーといったこおりタイプが流行しているのはマスターボール級Ⅰ~チャンピオン級のトップ層だけと思われる。
本構築を使用または参考にしようとする読者が、マスターボール級Ⅰ~チャンピオン級のトッププレイヤーであれば、確かにこの構築は役に立たないかもしれない。しかし、マスターボール級Ⅱ以下であれば、メタはしっかり張れているため、問題なく勝つことができるだろう。
次回はユキメノコ軸やマンムーをメタった新構築で、今度こそレート2200を目指したい。次回の構築記事は確実にレート2200へ到達したものとなるため、次も期待してほしい。
【追記】300位以内のボーダー
チャンピオン級のボーダーである300位以内を追記したい。
まず、現在1位はレート2408。ダブルバトルでは、初のレート2400到達となる。
ナークはSVダブルレートの覇者であり、PJCS2023で優勝した“ガチのチャンピオン”である。
続いて、300位以内のボーダーはレート2154となる。ダブルバトルも、レート2150がチャンピオン級のボーダーとなっている。












