ポケモンチャンピオンズのランクバトル「シーズンM-1」ダブルバトルのポケモン使用率30位以内に、初代の化石ポケモンであるプテラがランクインしている理由を分析したい。
のポケモンの使用率30位以内に、初代の化石ポケモンであるプテラがランクインしている理由を分析したい。
チャンピオンズダブルでのバトルデータ
4月11日16時現在、ダブルバトルの使用率16位にプテラがランクインしている。
プテラのバトルデータは以下。
技で10%以上だったのは以下の5つ。
1位(98.8%)「いわなだれ」
2位(92.0%)「ダブルウイング」
3位(88.5%)「まもる」
4位(86.8%)「おいかぜ」
5位(12.3%)「ワイドガード」
持ち物で10%以上だったのは以下の2つ。
1位(70.8%)「きあいのタスキ」
2位(21.1%)「プテラナイト」
プテラナイトが入っているということで、メガシンカ枠としても使われている。
同じチームのポケモンで特に多かったのは以下の5匹。
1位.ガオガエン
2位.オオニューラ
3位.ガブリアス
4位.フラエッテ(えいえんのはな)
5位.ドドゲザン
能力補正で10%以上だったのは以下の1つ。
1位(89.4%)「ようき」
プテラの種族値は素早さが最も高く、次に攻撃が高い。これはメガシンカ後も変わらない。
そのため、最も高い素早さに特化した調整が多くなっている。
能力ポイントで10%以上だったのは以下の1つ。
1位(54.4%)「HP2-こうげき32-ぼうぎょ0-とくこう0-とくぼう0-すばやさ32」
攻撃と素早さを最大にした、いわゆる極振りが人気。
特性で10%以上だったのは以下の1つ。
1位(88.3%)「きんちょうかん」
SMでも使用率30位以内に入ったことはある
2026年4月11日現在も閲覧できるバトルデータを調べたところ、「ポケモンバトルデータベース サン・ムーン」で「ダブル」とダブルバトルルール「WCS」でプテラは何度か使用率30位以内にランクインしていた。
▼ダブル
シーズン9(2018/3/13 – 5/15):27位
シーズン11(2018/7/10 – 9/4):22位
シーズン12(2018/9/4 – 11/6):12位
シーズン14(2019/1/8 – 4/2):15位
シーズン15(2019/4/2 – 6/18):18位
シーズン16(2019/6/18 – 9/3):23位
シーズン17(2019/9/3 – 11/26):23位
シーズン18(2019/11/26 – 2020/2/25):9位
▼WCS
シーズン2(2017/1/17-3/21):28位
なお、ダブルで初めて使用率30位以内にランクインしたシーズン9の4か月前にUSUMが発売されている。発売後のレーティングバトルではSMが「S・Mリーグ」、USUMが「US・UMリーグ」に分かれ、ほとんどのプレイヤーは「US・UMリーグ」に移っていた。
そのため、多くのプレイヤーが集う“ホットな環境”で使用率30位以内に入ったのはWCS・シーズン2だけとなる。
それでも28位なうえ、このレギュレーションではメガストーンが使用不可だった。メガプテラが使えてホットな環境で使用率30位以内にランクインしたのは、チャンピオンズダブルが初となる。
現在、ダブルバトルでは使用率30位以内に、以下5匹の既存メガシンカがランクインしている。
7位.リザードン
10位.バンギラス
16位.ゲンガー
19位.フシギバナ
22位.サーナイト
リザードンやバンギラス、ゲンガーやサーナイトはホットな「S・Mリーグ[シーズン6(2017/9/12 – 11/14)まで]」及び剣盾発売(2019年11月15日)前のホットな「US・UMリーグ[シーズン17(2019/9/3 – 11/26)まで]」で使用率30位以内にランクイン。
フシギバナは、メガストーンが使用できるレギュレーションだと「S・Mリーグ」シーズン10(2018/5/15 – 7/10)・13・14・15で使用率30位以内にランクインした。しかし、すでにホットな環境ではなく、メガフシギバナがホットな環境で使用率30位以内にランクインしたことはない。
フシギバナ自体は「US・UMリーグ」シーズン12・13・14で使用率30位以内にランクインしており、剣盾でもシーズン4(2020/3/1 – 4/1)で解禁され、キョダイマックスの強さから使用率30位以内にランクインすることが多かった。
メガフシギバナは微妙だったが、フシギバナは活躍したので、既存メガシンカの中ではプテラが最も躍進したことになる。
使用率30位以内のポケモンに強い
プテラのいわなだれは、使用率1位のガオガエンに2倍ダメージを与える。
ガオガエンの持ち物で10%以上だったのは以下の3つ。
1位(60.5%)「オボンのみ」
2位(13.1%)「ヨプのみ」
3位(10.6%)「シュカのみ」
全てきのみなため、きんちょうかんで完全に食べられなくさせることができる。このことから、ガオガエンに強いポケモンと言える。
いわなだれはほかに、使用率30位以内の以下6匹に有効。
7位.リザードン
12位.ペリッパー
14位.カイリュー
21位.ユキメノコ
22位.ファイアロー
26位.マフォクシー
特にリザードンとファイアローには4倍ダメージとなるため、かなり有効となる。
カイリューの持ち物で10%以上だったのは以下の2つ。
1位(61.7%)「カイリュナイト」
2位(11.1%)「ラムのみ」
ラムのみを持っていれば、きんちょうかんで食べられなくさせる。
プテラのダブルウイングは使用率2位のオオニューラ、使用率5位のヤバソチャ、使用率6位のエルフーン。そして、使用率19位のフシギバナに2倍ダメージとなる。
オオニューラの持ち物で10%以上だったのは以下の2つ。
1位(75.4%)「しろいハーブ」
2位(22.5%)「きあいのタスキ」
ヤバソチャの持ち物で10%以上だったのは以下の2つ。
1位(51.0%)「オボンのみ」
2位(18.8%)「たべのこし」
エルフーンの持ち物で10%以上だったのは以下の1つ。
1位(76.0%)「きあいのタスキ」
フシギバナの持ち物で10%以上だったのは以下の2つ。
1位(49.5%)「きあいのタスキ」
2位(21.5%)「フシギバナナイト」
オオニューラ、エルフーン、フシギバナに共通する持ち物は「きあいのタスキ」。
オオニューラの能力ポイントで10%以上だったのは以下の2つ。
1位(45.5%)「HP2-こうげき32-ぼうぎょ0-とくこう0-とくぼう0-すばやさ32」
2位(11.3%)「HP0-こうげき32-ぼうぎょ2-とくこう0-とくぼう0-すばやさ32」
エルフーンの能力ポイントで10%以上だったのは以下の1つ。
1位(42.4%)「HP2-こうげき0-ぼうぎょ0-とくこう32-とくぼう0-すばやさ32」
フシギバナの能力ポイントで10%以上だったのは以下の1つ。
1位(29.7%)「HP2-こうげき0-ぼうぎょ0-とくこう32-とくぼう0-すばやさ32」
いずれも極振りであることから、きあいがタスキがない状態で2倍ダメージ以上の技を受ければ、一撃でひんしになるだろう。
極振りからワンパンを防ぐきあいのタスキに対し、プテラのダブルウイングがぶっ刺さる。
ダブルウイングは2回連続で攻撃するため、オオニューラとエルフーンのきあいのタスキを貫通してワンキルが可能となる。
一方、ヤバソチャの持ち物で10%以上だったのは以下の2つ。
1位(51.0%)「オボンのみ」
2位(18.8%)「たべのこし」
本来であれば、ダブルウイングの1回目で使うことで、2回目を確実に耐えることができる。しかし、きんちょうかんによってオボンのみは食べられなくなる。
しかし、攻撃特化プテラ(実数値172)でダブルウイングしたとしても、耐久無振りヤバソチャ(HP146-防御126)ですら乱数1発(132~156)。HP157(11)から確定1発耐えとなる。
メガシンカすれば攻撃も上がるが、特性がかたいツメとなり、ヤバソチャは再びオボンのみを食べられるようになる。
ヤバソチャがHPも防御も振っていなければ、オボンのみ込み(146/4=36+146=182)でもワンキルできるが、HP158(12)からオボンのみ込み(158/4=39+158=197)で乱数1発(196~232)となる。
「HP178(32)-防御131(5)」であれば、オボンのみ込み(178/4=44+178=222)で確定1発耐え(184~220)となる。
※いずれもダメージ計算ツールより
以上のことから、使用率30位以内のポケモンに強いポケモンとして台頭したのだと思われる。
おいかぜで素早さ操作したり、ワイドガードで全体攻撃を対策するなど、余すことなく戦える。
チャンピオンズは4月8日でリリースされてから、本11日で4日目を迎えた。わずか4日間で、プテラというマイナーポケモンが使用率30位以内にランクインする快挙を成し遂げた。
今後も、過去作では活躍できなかったマイナーポケモンが続々と使用率30位以内にランクインするかもしれない。その時は改めて紹介したい。
【修正・お断り】この記事を見るプレイヤーは、少なくともハイパーボール級以上だと思われる。ハイパーボール級からマスターボール級に到達できないプレイヤーでも、ポケモン対戦の基本的な知識は持っていると思い、技・持ち物・能力補正・特性などの説明は削除した。
無駄な情報がなくなった分、筆者の解説が読みやすくなったら幸いである。







