【ポケモンSV】シリーズ2環境でパラドックスは何が強いのか考察

【ポケモンSV】シリーズ2環境でパラドックスは何が強いのか考察

2月1日9時より、ポケモンSVのランクマはシリーズ2を迎える。シリーズ2からはパラドックスポケモンが使えるようになるが、何が強いのかポケモンガチ勢でもある筆者が考察したい。

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ハバタクカミ、テツノブジン、トドロクツキの3強 コータスとのセットでチヲハウハネも

結論から言えば、ハバタクカミ、テツノブジン、トドロクツキの3強になると思う。

ハバタクカミは現環境で使用率の高いポケモンの中でもっとも素早さが高いマスカーニャの123より速い135で、しかもあくタイプの弱点をつけるフェアリータイプを持つ。

こごえるかぜを覚え、特殊型で採用の余地がある。ふういんとトリックルームを覚え、ふういんで相手のトリルを封じることもできる。

テツノブジンはワイドガードを覚え、ゴールドラッシュやワイドフォースといった強力な全体技を防げることから現環境でも需要が高まっている。

そんなワイドガードを崩せるフェイントも覚え、ミラーのメタも可能だ。

種族値は攻撃130、特攻120といずれも高く、物理フェアリー技はソウルクラッシュ、特攻フェアリー技はマジカルシャインとムーンフォースなどを覚え、どちらの型も可能だ。

ハバタクカミ同様、こごえるかぜにふういんとトリルを覚える。

トドロクツキはパルデアで唯一スケイルショットを覚え、いかさまダイスを持たせることでが4発以上確定となり、威力は合計100を超える。

スケイルショットは打った後に攻撃が上がり、これに加えてコータスのひでりでこだいかっせいを発動させ、攻撃が上がるように調整すれば、高い素早さから高火力を押し付けることも可能だ。

ただ、スケイルショットの命中率は90%と低く、この技は“最大の強みでもあり最大の弱み”にもなりえる。命中率90%は数値以上に当たらず、採用することで負け筋を作ってしまうことも多々ある。

こちらはコータスとのセットが必須となるが、チヲハウハネも強いと思う。

ひでりによりこだいかっせいが発動。攻撃が上がるよう調整し、さらにいのちのたまを持たせれば、火力は計1.69倍となる。

チヲハウハネはフレアドライブを覚え、ほのおタイプにテラスタルすることでタイプ一致となり、さらにひでりで威力270に。これが攻撃種族値135から打てるわけだ。

あさのひざしを覚え、この技はひでりの時に回復量が3分の2となり、じこさいせいなどを超える。フレアドライブの反動や相手からのダメージを一気に回復できる。

であいがしらを覚え、この技はねこだまし同様、出した最初のターンしか成功しないが、威力90の先制技で、先制技としては威力80のしんそくを超える最高火力だ。

しんそくはタイプ一致で打てるポケモンがパルデアにいないが、チヲハウハネはむしタイプなため、であいがしらをタイプ一致で打てる。

しんそくと同じ優先度+2の技であり、素早さ種族値81ともっとも使われているしんそく使いのカイリューの80を1だけ上回る絶妙な調整で、カイリューより先にであいがしらを打って相手を縛ることも可能だ。

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原種に劣るパラドックス

パラドックスウルガモスはチヲハウハネとテツノドクガの2種類おり、テツノドクガはウルガモス寄りのステータスとなっているが、

・ほのお&どくの複合タイプはじめん4倍で、ウルガモスのいわ4倍よりも弱点を突かれやすくなった

・ウルガモスが覚えるちょうのまい、いかりのこなを使えず、ウルガモスに比べて役割が少ない

といったことから、新環境でもウルガモスの方が使われると思う。

原種の方が強いケースとしては、アラブルタケもくさ・あくの複合タイプがむし4倍で弱点が7つもあり、モロバレルより防御と特防が上がったものの、弱点が増えたためまるで意味を成していない。

アラブルタケ:HP111-攻撃127-防御99-特攻79-特防99-素早さ55(合計570)
モロバレル:HP114-攻撃85-防御70-特攻85-特防80-素早さ30(合計464)

同じ複合タイプのマスカーニャは素早さが高い反面、耐久ステータスは低めとなっており、へんげんじざいでタイプを変えることもできることから、新環境でもマスカーニャの方が使われるだろう。

素早さ種族値55で、いわゆる鈍足タイプだが、同じ鈍足あくタイプのドドゲザンに攻撃が劣る。

アラブルタケ:攻撃127(こだいかっせいでの火力アップ)
ドドゲザン:攻撃135(まけんき・そうだいしょうでの火力アップも)

原種から素早さが中途半端に上がったことで、トリル下で上を取りづらくなったのも痛手だ。

テツノコウベは、サザンドラより素早さが10上がったものの、特攻に防御と特防が上がり、さらにドラゴンタイプが消えたたため、サザンドラと比べて火力が出にくくなった。

テツノイバラに至っては、今作のバンギラスはすなおこしが採用理由になっていることが多く、それが失われており、かと言って代わる強みがあるわけでもなく、パラドックスの中でも最弱との呼び声も多い。

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ほかに使えそうなパラドックス

ハバタクカミより素早さが1高いテツノツツミだが有用な技が少なく、ピン採用は微妙だと思う。オーロラベールを覚え、ユキノオーとの雪パ運用になるのではないか。

テツノカイナはレイドで人気なポケモンで、ランクマでも最強だと思っていたが、今のハリテヤマポジションに落ち着くと思う。つまり、トリル要因を守る妨害役だ。

フェアリータイプのテツノブジンにハバタクカミ、さらにユキノオーとテツノツツミの並びが増えるとしたら、今のドラゴン環境は終わるかもしれない。

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