ダイパリメイクで、アルセウスと会うために必要な「てんかいのふえ」が配布されたが、その入手方法が注目されている。
レジェアルでアルセウスを倒したデータがあると、ダイパリメイクの家に「てんかいのふえ」
ダイパリメイクで「てんかいのふえ」をゲットするには、3月16日に配信された更新データver1.3.0をダウンロードしたうえで、レジェンズアルセウスのアルセウスを倒したセーブデータが必要だ。全国図鑑をもらい、槍の柱のディアルガもしくはパルキアを“ゲット”することも条件となっている。
条件を満たすと、自宅2階の主人公の部屋にモンスターボールとなって置かれている。
シェイミのオーキドの手紙は「ふしぎなおくりもの」だったが、なぜ「てんかいのふえ」は自宅に置かれていたのか。そもそも、誰が置いたのかという話だ。
まず、誰が置いたのかだが、これはアルセウスで間違いないだろう。レジェンズアルセウスでも、ウォロとギラティナを倒した後、アルセウスは主人公のカミナギのふえをてんかいのふえに変化させた。
では、なぜダイパリメイクの主人公の部屋に置かれたのか。ダイパリメイクの主人公とレジェンズアルセウスの主人公は顔が同じだったり、レジェンズアルセウスの内部データにあった主人公の部屋とみられる没データが、ダイパ主人公の部屋と似ていたことから同一人物と言われている。
しかし、部屋の構造は全く一緒というわけではなく、ダイパとプラチナは別世界だったように、実際はこれらとは異なる世界のコウキまたはヒカリの可能性が高いとされる。
現に、レジェンズアルセウスの追加ストーリーでも、主人公は元の世界に戻っておらず、主人公が元の世界の自室で「てんかいのふえ」を受け取れるはずもない。そもそも、レジェンズアルセウスの主人公はすでに「てんかいのふえ」もアルセウスも持っており、今更てんかいのふえは不要だろう。
レジェンズアルセウスの主人公は15歳くらいとされており、10歳くらいのダイパ主人公と年が一致しないのもある。
レジェンズアルセウスの主人公と同一人物ではないのに、てんかいのふえが置かれた理由は並行世界の別人だからではないか。
並行世界の別人説はかなり有力で、昨年12月に放送されたアニポケ89話と90話では、並行世界のシンオウ地方やサトシたちが登場。クライマックスには、アルセウスも出てくるなど匂わせている。
なお、レジェンズアルセウスでアルセウスは分身でき、分身体はあらゆるところにいることが示唆された。主人公に与えたアルセウスは分身体だ。つまり、ダイパリメイクの「はじまりのま」で待つアルセウスも分身の可能性がある。
レジェンズアルセウスのアルセウスを倒したデータが必要なのは、倒されたことでヒスイでの務めにひと段落つき、続いて別世界の別人たちに接触するということなのかもしれない。
アルセウスは分身を使って並行世界の別人たちを監視し、必要とあらば別世界に飛ばそうとしている可能性がある。