ファミ通は11月25日、19日に発売したダイパリメイクの国内初週売上は139万本だったことを明かした。
ダイパリメイク国内初週売上、139万本突破!まさかの剣盾超え
『ポケモン ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』発売3日間で139.6万本を販売。Switch向けソフトとしては『あつ森』に次ぐ、歴代2位の初週販売本数となった。#ポケモンBDSP #ダイパリメイク
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— ファミ通.com (@famitsu) November 25, 2021
Switchソフトとしては、2020年3月に発売した「あつまれ どうぶつの森」の国内初週売上188万本に次ぐ歴代2位となったダイパリメイク。
調べたところ、2021年3月に発売した「モンスターハンターライズ」の初週売上130.2万(発売3日間)を抜き、今年発売したゲームの中ではもっとも売れている。
そして、なんと2019年11月に発売したポケモン完全新作「ソード・シールド」の国内初週売上136.5万本(発売3日間)を3万本も上回った。初週売上とは言え、リメイクが同世代の完全新作を超えたのは今作がはじめてで、前代未満の事態となった。
ポケモンのリメイク作品としては、
2009年9月発売の金銀リメイク「ハートゴールド・ソウルシルバー」:国内初週140.8万本(発売2日間)
2014年11月発売のルビサファリメイク「オメガルビー・アルファサファイヤ」:国内初週売上153.4万本(発売3日間)
には劣るものの、HGSSはDSでダウンロード版がないため、ダイパリメイクはダウンロード版も含めれば確実に超えている。
なお、2018年11月発売のピカチュウ版をベースとした作品「Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ」の国内初週売上66.4万本(発売3日間)には倍以上の差をつけている。
ダイパリメイクは初報からグラフィックや二頭身で叩かれ、発売直前もパッチなしは未完成のままなど物議をかもし、ツイッターでは「買わない」「ゴミ」といったネガティブなワードがサジェスト入りしたが、結局売れている。やはり、アンチはネットの大きい声に過ぎなかったようだ。
大量バグでジワ売れ待ったなし
ダイパリメイクは今日で発売からちょうど1週間を迎えたが、この1週間で大量のバグが報告されている。
発売初日こそ進行バグが問題となったが、これはバックアップデータをロードすれば解決できることが多く、その後は幻のポケモンであるシェイミをゲットできたり、ポケモンと道具を同時に増やせる増殖バグだったりユーザーに有益なものから、地下大洞窟で主人公が増殖したり、タマゴを預けられる上たまごが卵を産むバグだったり面白バグも多数見つかり、連日トレンド入りする盛り上がりを見せている。
また、キッサキジムでジムリーダー直行バグ、タマゴ孵化を使った通過バグなど最速クリアに欠かせないバグまで見つかり、早くもRTA界隈が盛り上がっている。
■海外ではすでに2時間58分、日本では4時間5分でクリアする猛者が登場
⚡ダイパリメイク⚡
3時間でクリアする猛者現る❗
🔽バグありRTA
かいりきが使えるミオジムまで進める
↓
209番道路でなみのりバグを使う
↓
そのまま211番道路へ
↓
かいりきバグで"なぞのばしょ"からチャンピオンリーグまで直行🔽フル動画 PulseEffects 様 https://t.co/yIFBO08fGh
※音量注意 pic.twitter.com/XSucql1i1l
— ポケットライン@ダイパリメイク速報BDSP・ポケモンユナイト (@PocketLineJP) November 24, 2021
今後もバグ報告は増えるとみられ、現時点でゲットできないダークライやアルセウスもゲットできるようになるかもしれない。
バグの多くはユーザーに有益だったり、クスッときたりするもので、バグ報告を見た新規ユーザーのジワ売れが期待できる。かくいう筆者もオリジナル版を発売日に買わなかったが、ワザップで「なぞのばしょ」からダークライやシェイミが通常ゲットできる裏技を見て購入を決意したほどだ。当時はDS本体もソフトも品薄で両方手に入れるまでに1ヶ月くらいかかったのがいい思い出だ。
また、これらのバグは今後のアップデートで修正される可能性があり、更新データをインストールしないパッケージ版を新たに購入する人もおり、そこからの売上アップも期待できる。筆者もシャイニングパールを買おうか検討している。
ポケモンユナイトのように、アップデートで新たなバグが発生する可能性があり、今後も盛り上がることは間違いないだろう。
▼これまでに見つかった有益・面白バグ
▼オリジナル版の国内初週売上も超える