昨年10月にアニメ化したことがきっかけで、原作漫画の売上が累計5500万部を突破し、メディアからは「ネクスト鬼滅」と称されるブームを起こした呪術廻戦。
しかし、最近はオワコン化がささやかれている。当サイトでも以前紹介したが、ジャンプの発売日にトレンド入りすることが減ったり、掲載順位がガタ落ちしたりなどしたからだ。
今年の冬から夏にかけては鬼滅の刃より勢いがあったが、9月の鬼滅一挙放送からは再び鬼滅に追い抜かれている。
そんな呪術廻戦だが、さらにオワコンを加速させる情報が上がっている。
ダイドーのコラボコーヒーが売れないため処分する店も
呪術廻戦 全く売れないので
処分します😭
1本 98円を
1本 29円(税込32円)
はぁ 残念です 売り切れ御免となります。 pic.twitter.com/p5apqtWn3z— ストアー三吉 (@store_sankichi) October 15, 2021
ダイドーは10月4日より、呪術廻戦とのコラボコーヒーを販売している。しかし、山形・酒田市砂越のスーパー「ストアー三吉」は15日、全く売れないため処分するとツイッターで告知した。
処分するといっても、捨てるという意味ではなく、1本98円を29円にする処分セールで売り出すようだ。
ダイドーは、昨年10月に鬼滅の刃とのコラボーコーヒーを販売し、今年3月までに累計1億本を製造した。2021年1月期連結決算は、最終利益が前期比80.1%増の32億円で、高松富也社長は「従来缶コーヒーを手に取らなかった10~20代の若者や女性が『鬼滅缶』を買った」と語っていたという。
高松富也社長は「若者や女性などへ客層を広げた効果を一過性にせず、今後もいろいろな手を打ちたい」と別作品とのコラボも示していたそうで、第2弾が呪術廻戦となった。
しかし、タイミングが遅すぎた。10月はすでに呪術廻戦がオワコンとなっており、関連グッズも売れ残っているという情報もあった。もうちょっと早ければ、少なくとも売れ残るようなことはなかったのではないか。
“数量限定”のムビチケ前売り券も売り切れず
12月24日公開予定の映画「呪術廻戦0」の「オリジナルグッズ付き ムビチケ型前売り券」が10月15日より販売されている。ムビチケ型前売り券は数量限定で、販売3日目を迎えたが6種すべて売り切れていない。人気キャラの五条や乙骨でもだ。
全盛期の呪術廻戦なら初日で売り切れていたはずだが、この辺もオワコンの根拠となっている。
鬼滅の刃のように、映画直前に一挙放送したり、映画がはじまれば再び話題となる可能性はある。果たして、オワコンから脱却できるのか。
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