ファミ通は10月21日、11日から17日のゲームソフト売上ランキングを公開。1位は14日に発売されたPS4版「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」の9.4万本で、3位に浮上したPS5版の2万本を含めて計11.5万本だった。
鬼滅の刃にしてはとても少ない売上となっており、ツイッターでは「爆死」とされている。
鬼滅の刃でも格ゲーは売れない
【ソフト&ハード週間販売数】『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』がPS5版/PS4版合算で11.5万本を売り上げ首位。 『アイドルマスター』最新作も好調【10/11~10/17】 https://t.co/AglfkRcPXS pic.twitter.com/VDpGHoYR27
— ファミ通.com (@famitsu) October 21, 2021
先週はもっとも売れた「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」。しかし、
・原作漫画:累計1億5000万部
・映画の興行収入:403億円で歴代1位
・小説:矢島綾先生による3冊が累計300万部
・ぬりえ帳シリーズ:累計143万部
を突破した鬼滅の刃にしては、11万本というのはとても低い数字であり、ツイッターでは「爆死」だとされている。
ヒノカミ血風譚が売れなかった理由について、一つはSwitchで出さなかったことが挙げられる。鬼滅の刃は子供のファンも多く、子供の所持率が高いSwitchで出さなかったのは失敗だったのではないか。
もう一つは、ジャンルが格ゲーだったこと。今や格ゲー界隈は初心者お断りの風潮で、新規参入がしづらいジャンルとなっている。9月30日に発売した型月の格ゲーであるメルブラも、PS4版とSwitch版で初週売上が計2.9万本の爆死だった。
一方、8月26日に発売した月姫リメイクはSwitch版とPS4版で初週売上が計13.8万本と鬼滅越えを達成した。月姫リメイクはいわゆる紙芝居ゲーで、こちらも今は大変売れなくなったが、リメイクを待ちわびたファンが買い支えたことでこのような結果となった。
ヒノカミ血風譚も、鬼滅の刃のストーリーを追うだけのノベルゲームのほうがまだ売れたのではないか。