7月22日に公開されたメガカイリューに続いて、約1か月後の8月21日にメガウツボットが公開された。今回は、ポケモンZAで新たに登場するメガウツボットの特性を予想したい。
既存特性では、ふしょくやかんろなミツが有力
SNSでは、既存特性だとふしょくやかんろなミツが濃厚だとされている。
ふしょく:はがねタイプやどくタイプも毒状態にすることができる。自身の溶解液がメガシンカでパワーアップし「コンクリートや鉄をも溶かしてしまう」という説明文から、ふしょく→腐食(化学・生物学的作用により外見や機能が損なわれた物体やその状態)だとされている。
かんろなミツ:最初に登場したとき、相手(ダブルバトルでは全員)の回避率を1段階下げる。「熟成された溶解液は、めまいを起こしてしまうほど甘い匂いがします」という説明文から。甘露ミツ(松の木やモミの木などの樹液から採取したハチミツ)が由来と思われる。
また、
ふしょくの上位互換:はがねタイプとどくタイプへのダメージが2倍となる効果が追加。
あまりかおり[相手(ダブルバトルでは全員)の回避率を2段階下げる]の特性版。
大量の溶解液を蓄えているという設定から、攻撃を受けると発動する特性。
分類のハエとりポケモンを活かし、むしタイプやむし技へのメタ。
とも言われている。
ようりょくそが消えると、唯一の強みがなくなる
ウツボットは特性「ようりょくそ(天気がにほんばれのとき、素早さが2倍になる)」を活かし、主にダブルバトルで晴れパ要因として使われている。
ただ、種族値は
HP80
攻撃105
防御65
特攻100
特防60
素早さ70
合計480
と、火力面も耐久面も合計値も低いため、ようりょくそで2倍になった素早さから先制し、
アシッドボム:ダブルバトルはシングルバトルほど交代できないため、相手の特防を2段階下げるこの技が強力。
アンコール:アシッドボム同様、ダブルバトルでは積極的に交代できないため、相手の技を固定するこの技が強力。
ちからをすいとる:アシッドボムとアンコール同様、ダブルバトルでは積極的に交代できないため、攻撃を1段階下げるこの技が強力。
ねむりごな:命中率75と低いため、技の命中率が1.1倍になるこうかくレンズを持たせることが多い。
といった技を撃つサポート型として使われることが多い。
メガシンカで合計種族値が100増えて580になったとしても、唯一の強みだったようりょくそが消えてしまうと、それに代わる強特性を与えられない限り、さらに対戦で使われなくなるとされている。
同じくようりょくそを持つタイプ「くさ・どく」のフシギバナはメガシンカであついしぼうが与えられた。
メガウツボットも、高さ1.5m→4.5m、重さ15.5kg→125.5kgの巨体化や「ウツボットのように口を開けて獲物を待つことはせず、自ら積極的に仕留めにいく好戦的なスタイルが特徴」「その巨体から繰り出される体当たりも、破壊力抜群」といった説明文から、あついしぼう(厚い脂肪)が与えられる可能性はある。
あついしぼうはほのおタイプとこおりタイプの技のダメージを半減するため、メガウツボットと相性がいい。ただ、ようりょくそは失われるため、晴れパで使われることはなくなるだろう。
現に、メガフシギバナも単体かつシングルバトルの方が使われていた。
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