藍の円盤の新ポケモンは計6体登場した。このうち、少なくともダブルで一番強いのはブリジュラスだと思われる。
ブリジュラス、強すぎる
タイプ:はがね・ドラゴン
種族値:HP90-攻撃105-防御130-特攻125-特防65-素早さ85(合計600)
特性
じきゅうりょく技のダメージを受けると、防御が1段階上がる。
がんじょう:HPが満タンのとき、瀕死になるダメージを受けても1残る
すじがねいり:このゆびとまれやいかりのこななど誘導技の影響を受けずに攻撃できる
剣盾に登場したばかりのジュラルドンが次世代で早くも進化。ジュラルドンの時点でも、剣盾初期の環境で活躍していたが、進化したことで素早さ以外の能力が上昇。特防はまだ低いが、HPが上がったことで、特防を上げれば特殊耐久もそれなりになった。
SVでは、セグレイブに続く2体目の600族となった。
ジュラルドンの通常特性だったライトメタルとヘビィメタルといった無意味な特性から、進化したことでじきゅうりょくとがんじょうに変化。じきゅうりょくはこれまで、バンバドロ系統の専用特性だったが、ブリジュラスが取得。ボディプレスも覚えるので、非常に相性がいい。
専用技「エレクトロビーム」はでんきタイプの特殊威力130・命中100。なんと、タイプ一致ラスターカノンの威力120を上回る火力となっている。
1ターン目に自分の特攻を1段階上げ、2ターン目で攻撃するという、でんきタイプ版メテオビームとなっているが、メテオビームは威力120・命中90ということで、威力と命中が10ずつ上回っている。
そのうえ、雨状態であればためずに攻撃できる。
ダブルでおすすめな型
テラスタイプ:ひこう
持ち物:とつげきチョッキ
技:りゅうせいぐん ラスターカノン エレクトロビーム ボディプレス
性格補正:ひかえめ
個体値:31-×-31-31-31-31
努力値:HP197(252)-攻撃×-防御163(100)-特攻178(132)-特防85-素早さ108(20)
いじっぱりウーラオスのインファイト高乱数耐え
特性:じきゅうりょく
テラスタイプはひこうにすることで、弱点のじめんとかくとうを無効・半減できる。とつげきチョッキを持たせることで、やや足りない特防を強化でき、特殊攻撃も確実に一発耐えてくれる。
とつげきチョッキのデメリットで変化技は持たせられないためフルアタ構成。先ほども触れたが、ボディプレスはじきゅうりょくで防御が勝手に上がるので、特殊型にも組み込める。
エレクトロビームをためなしで打つため、雨パに入れることをおすすめする。ペリッパーやニョロトノといったあめふらしもいいが、化身トルネロスであまごいするのがいいだろう。
藍の円盤ではいたずらごころを持つエルフーンが解禁されたが、あまごいは新規取得しなかった。一方、化身トルネロスはあまごいとにほんばれの使い分けもでき、そういった意味でもまだまだ化身トルネロスの需要は高いだろう。
カジュアルを潜った限り、新ポケモンで圧倒的に多いのはブリジュラスだった。新パラドックスのほとんどはハバタクカミに弱く、ウガツホムラは弱点を突かれないが、エンテイのほうが多い。
ウガツホムラに関しては別記事で改めて触れたいと思う。