8月11日から8月13日まで開催されるWCS2023ゲーム部門のDAY2が、8月12日に行われた。
ポケモンSVを使ったゲーム部門はベスト4が決定。このまま準決勝が行われ、翌13日に決勝戦が行われる。
マスターカテゴリーでは日本人が2人残った。それぞれの構築を解説したい。
WCS2023ゲーム部門マスターカテゴリ、ベスト4の使用構築解説
Congratulations to your 2023 #PokemonWorlds VGC Semi-Finalists! 🏆
🇮🇹 Federico Camporesi (@FedeCampoVGC)
🇩🇪 Michael Kelsch (@MichaelderBeste)
🇯🇵 Shohei Kimura (@zeen172M)
🇯🇵 Mao Harada (@sasisu_memo)🔴 https://t.co/l3OSsqWW3N
🟣 https://t.co/km9HsfJR9E pic.twitter.com/s3289ABBGM— Victory Road (@VGCVictoryRoad) August 12, 2023
1人目はイタリアのFederico Camporesi選手。使用構築はハバタクカミ、ウーラオス、テツノカイナ、カイリュー、クレセリア、ガチグマ。Federico選手はベスト8決定戦で公式配信に映っており、詳しい技構成や持ち物などが出ていた。
クレセリアのトリックルームから最遅ガチグマで暴れる並びだが、ほかのポケモンは最遅調整がされておらず、トリル特化構築ではない。バトル序盤はほかのポケモンで戦い、後半にクレセガチグマを展開する、スイッチトリルという構築だ。
なお、初手クレセカイナからねこだまトリルで開幕トリル展開もできる。
2人目はドイツのMichael Kelsch選手。使用構築はドラパルト、ヒードラン、ウーラオス、ゴリランダー、パオジアン、リキキリン。確認した限り、Michael選手はDAY1、DAY2ともに配信に映っておらず、構築の詳細データは不明だ。
おそらく、初手パオジアンウーラオスもしくはパオジアンドラパルトで、パオジアンの特性「わざわいのつるぎ」で自分以外の防御を4分の3にしつつ、ウーラオスはれんげきでみずテラスすいりゅうれんだ、ドラパルトはドラゴンテラス ドラゴンアローで大ダメージを与えるギミックだと思われる。
日本のShohei Kimura選手とMao Harada選手の使用構築はハバタクカミ、れんげきウーラオス、モロバレル、テツノカイナ、パオジアン、霊獣ランドロス。この構築はレギュレーションDにおける結論パの一つで、ベスト16のうち、なんと4人も使っていた。つまり、4分の1が結果を残したわけだ。
結論パなため、6体かぶりはあり得るが、技構成から性格、持ち物まですべて一緒。こんなことあり得るのか…
準決勝は日本人同士のバトルとなり、どっちが勝っても決勝戦に日本人が進むこととなる。使用構築も2人ともレギュD結論パ。果たして、優勝するのは誰なのか。
【続報】