【不遇】ポケモンSVで水御三家は救われるのか?

【不遇】ポケモンSVで水御三家は救われるのか?

ポケモンシリーズでは最初に草、炎、水のいずれかの御三家を選ぶところから冒険がスタートする。近年では水御三家がもっとも不遇であり、SVで救われるのか期待が高まる。

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最近の水御三家の不遇っぷり

ポケモンXYに登場したゲッコウガを最後に、水御三家はもっとも不遇となっている。

サンムーンに登場したアシマリの最終進化であるアシレーヌだが、タイプは水/フェアリー、夢特性は音技が水タイプとなる「うるおいボイス」で、種族値配分も悪くないのだが、同世代に上位互換の準伝説カプ・レヒレが登場したことで活躍の場が奪われている。

カプ・レヒレは準伝説ゆえに合計種族値がアシレーヌより50高く、特性「ミストメイカー」による状態異常メタがとにかく優秀だ。いやしのはどう、しぜんのいかりを搭載したサポート型から、めいそうを搭載したアタッカーまでおり、汎用性も高い。

ダブルでは使用率トップ30入りしており、シングルでも33位にランクインしている。一方、アシレーヌはシングルで79位である。

ポケモン剣盾に登場したインテレオンだが、ゴリランダーとエースバーンは環境上位に来ているが、インテレオンだけ上位に入っていない。先日開催されたPJCS2022ゲーム部門・ジュニア決勝戦でインテレオンが採用されていたが、選出されることはなかった。

ダブルで使う場合、ピントレンズを持たせ、きあいだめを積んで確定急所とし、さらに夢特性「スナイパー」で急所ダメージを底上げする戦法となるが、なかなか生かすのは難しい。

レジェンズアルセウスに登場したヒスイダイケンキだが、個人的には見た目は一番いいと思うが、ピクシブ百科事典の閲覧数は当初、御三家の中でもっとも少なかった。現在はヒスイジュナイパーを抜き、2位となっている。

性能としてはゲッコウガと同じ水/悪なため、今後判明するであろう夢特性次第では強くなると思われる。しかし、ゲッコウガと差別化されているのか気になるところ。単なるゲッコウガの劣化であれば、「ゲッコウガでよくね?」となる。

そして、ポケモンSVの水御三家であるクワッス。現時点でピクシブ百科事典の閲覧数は御三家の中で一番少ない。閲覧数だけでなく、公式ツイートのいいね数も一番少なかった。

水御三家で一番人気で強いゲッコウガだが、8世代ではリストラされたままで、これも水御三家の不遇っぷりに拍車をかけている。

アニポケでも一番不遇

ゲームだけでなく、アニポケでも水御三家は不遇だ。

サンムーンアニメでは、サトシは草御三家のモクロー、炎御三家のニャビーをガオガエンまで進化させたが、水御三家のアシマシだけはゲットしなかった。

続く新アニポケでは、サトシはガラルの御三家を一匹もゲットせず、もう一人の主人公であるゴウがすべてゲットすることに。サルノリをゲットしてからは、サルノリがサトシのピカチュウポジションとなり、一番活躍が多い。

次に最初のポケモンであるヒバニーの最終進化であるエースバーンの活躍が多く、主にバトルでの出番が目立つ。そして、やはりインテレオンの活躍が一番少なく思える。

水タイプはほかに、準伝説のスイクンやケロマツなどをゲットし、特にスイクンは準伝説なため、登場は少ないものの、ゴウの水ポケモンといえばインテレオンよりスイクンだという印象が強いのではないか。

■スイクンゲット回が炎上したことも印象深い

サトシの最強ポケモンであるゲッコウガだが、新アニポケに再登場したものの、マスターズトーナメントでの活躍はないことが確定。また、再登場回ではサトシゲッコウガの回想シーンがなかったことにされ、その回でもサトシゲッコウガが登場しないなど、スタッフからないがしろにされている感が凄い。

アニポケのゲッコウガといえば、アニポケXYのカロスリーグ決勝戦でサトシが優勝するかのような釣りタイトルをつけたことで大炎上してしまい、こういった過去もあることから、スタッフはあまり出したがらないのかもしれない。

この回はアニポケ史上もっとも炎上したといわれている

サトシの対戦相手だったアランも、マスターズエイトの一人として登場するが、一回戦の相手が最強チャンピオンのダンデであり、完全に嚙ませ犬という扱いで、またしても炎上している。

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昔は草御三家が不遇だった

昔は草御三家が一番不遇だったが、7世代から草タイプは粉・胞子の技が無効となり、粉・胞子の技にはダブルでよく使われるいかりのこなやキノコのほうし、ねむりごなといった強力な技があり、これらの影響を受けないため、ダブルで一気に株を上げた。

続く8世代では、夢特性「グラスメイカー」と、グラスフィールドにより草技の威力が上がり、さらに先制技となったグラススライダーを使えるゴリランダー、キョダイマックスで大幅強化されたフシギバナが環境トップに君臨する出世っぷりだ。

ポケモンSVの草御三家であるニャオハの最終進化はガオガエンを意識したポケモンになるとリークされ、SVでも草御三家の活躍は約束されたといっても過言ではない。

御三家以外にも、おいかぜ始動のエルフーン、いかりのこなやキノコのほうしが使えトリルメタとしても優秀なモロバレル、A181のカミツルギといった強い草タイプが環境上位におり、ダブルでは草タイプは必須級となっている。

ポケモンSVでは水御三家は救われるのか?

水御三家が不遇な理由として、御三家以外の水タイプが多く、そして優秀なのが挙げられる。旅パとしても、水御三家を選ばなくても、序盤から水タイプは出てきたりするし、そっちを捕まえるという人も少なくないはずだ。

水御三家が救われるには、ゲッコウガ並みに強くしないと厳しいだろう。リークによると、クワッスの最終進化は水/格闘だという。水/格闘の組み合わせはすでに連撃ウーラオスという強いポケモンがおり、こちらと差別化できるかがカギとなる。

9世代ではゲッコウガが戻ってくると思われ、ヒスイダイケンキも特性が判明するだろう。今度こそ、水御三家は救われるのか!?

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