BPOは昨年12月後半から今年1月前半までの1ヶ月間に寄せられた視聴者意見の報告をサイト上で公開。その中には、衝撃の結末で1クールを終えた水星の魔女12話もあった。
本当に不適切なのはどっちだ？
放送倫理・番組向上機構（ＢＰＯ）が１１日までに、公式ホームページに、２０２３年１月２４日に開催された第２５３回「青少年委員会」の議事概要の内容を掲載。ＴＢＳ系アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」が議題に上がったことを報告した。
報告では「連続アニメ番組の終盤のシーンについて、『主人公の乗った戦闘ロボットの巨大な手で敵の人間を押しつぶす描写があり、その際に鮮血が広がり、つぶされた人間から分離した腕がヒロインに当たった。常軌を逸した不適切な描写と考える』『小学生の子どもと見ていたが、あまりにショッキングなシーンに自分も子どもも唖然とするばかりで言葉を失った』『放送時や予告時に残虐な映像に関する告知がなかった。この時間（日曜午後５時から）の放送としては、非常に不適切な映像表現だと考える』などの意見が寄せられました。」などとしている。
委員会では「分離した腕が宙を舞うところでは鮮血の色を暗い色に変えているが、日曜の５時に家族で見るシーンではないだろう」という声も。一方で「小さい子どもは怖いかもしれない。ただ、つぶされた人間自体は描かず、飛び散る血を暗い色にしているなど、一定程度配慮された表現になっている」とする意見もあった。
ネットでは「鬼滅の刃とか進撃の巨人は良いんだな…。」「ＢＰＯ、お前ガンダムを何だと思っとるん？ガンダムやぞ？（困惑）」「ガンダムって子供向けだっけか…？」「今更感が凄い」などと困惑する声が。一方で「２期は深夜枠へ」と時間帯移動を提案するコメントも見られた。
もはやクレーマーの避難所とも言えるBPO。この記事が配信されたヤフーニュースのコメント欄でも
確かに衝撃的なシーンだったし印象的になるように意図的に計算されたものでもあったが、プロローグに始まり人が死ぬシーンは幾度も出ていたわけで、それ自体が作品として異常かと言われればそうではないだろう。
放送時間がどうこうならそれこそコナンなど毎回人が死んでるわけで。
逆にこれを規制するというならむしろ表現の自由への侵害だと思う。委縮せずに作ったらいい。
それで結果的に視聴者が離れるならそれは制作が飲み込むべき事そんなこと言ってるから表現したいこともできなくなる。
『ガンダム』は戦争の兵器として存在するものであり、戦争とは命のやり取りであり、そのシーンが物語に置いて重要なワンシーンであるならば、致し方ないと考える。
シリーズを通して、Vガンダムを超える残虐シーンを超えない限りは大丈夫だろ。
親がガンダムを見せたなら、それを伝える・説明する責任があるだろうし、子供が自分の意志で見ていたなら、戦争について考えるきっかけにしたらいい。
表現の仕方もあるかもしれないが、それ以外に表現の仕様がない、それが唯一の表現方法であったと制作側が決めたなら、貫くべき。
残虐だと言われて無くなるなら、ガンダムは存在すべきではないし、戦争を扱う以上、残虐さは必要だ。 現実の戦争はもっと残虐なのだから。小6の孫娘と一緒に見ていたけど、ストーリーの流れであり、孫娘はシーズン2を楽しみにしています。
綺麗事だけの世界観のストーリーは、物語として成り立たないのは、昔話にも沢山ありますよ。水星の魔女の話題のシーンが見た子供に何か悪影響を与えるかと言えば、特に影響は無いと思います。
歴史の学習漫画でも人の死は普通に描かれていましたし。
子供が続きを見たいか見たくないかという判断を自分ですれば良い話だと思います。
是非見せるべきだという程、見るものに何かを考えさせたり特に必要性があるシーンでもないと思いますが。
とりあえず、水星の魔女は普通の娯楽作品だと思います。
子供が見る事でなにかを学ぶというような事も無いでしょうが、見る事でなにか情操教育に差し障るというものでもない。
読解力のある子なら「子供は結局親の思惑の中でいきているんだ」という感想を持つくらいではないでしょうか。
など、クレーマーを非難する声が殺到している。
ネット界隈で5chを超える最低民度と言われるヤフコメ民ですらこの意見。本当に不適切なのは、このようなクレームを寄せたクレーマーではないか。
BPOに寄せられる意見、特にアニメ関連は言いがかりに近い内容がほとんどで、ひげひろの件もそんな感じだった。