11月18日発売のポケモンSVまであと5日となった。現時点の予約数はかなりのものになっているが、今でもスカーレットとバイオレット、どちらにするか迷っている人がいると思う。
そこで今回は、スカーレットとバイオレットの違いについて、リーク情報を含めるが核心に迫るネタバレにならないように紹介したい。
公式発表で判明したバージョンごとの違い
■スカーレット
・限定ポケモンはヨーギラス系統、イシヘンジン、グレンアルマ、コライドン、古来のドンファン
・博士はオーリム
・服装は朱色
■バイオレット
・限定ポケモンはタツベイ系統、コオリッポ、ソウブレイズ、ミライドン、未来のドンファン
・博士はフトゥー
・服装は菫色
公式発表されたバージョン違いはこれだけ。そのため、多くの人が見た目だけでバイオレットを予約することとなっている。
実際はバージョン違いで格差なし!
現状、バイオレット人気が勝っているが、フラゲ情報を見る限り、バージョン違いの格差は確認できなかった。
ここからはリーク情報を含むが、過度なネタバレにならないように触れていきたい。
まず、コライドンとミライドンの性能だが、いずれも複合タイプでうち1タイプは同じだ。種族値は見た目通り、コライドンが物理寄り、ミライドンが特殊寄りで、レシラムとゼクロムに近いステータスとなっている(特性はグラードンとカイオーガに近い)。
ザシアンとザマゼンタのように、ザマゼンタは決して弱くないが、ザシアンが強すぎて人権を奪われるということは今回ないと思うので、どちらを選んでも損することはないはずだ。
また、コライドンとミライドンは1つのセーブデータで2匹ずつゲットでき、一方をバージョン違いの伝説ポケモンとの交換に出すことが可能だ。
もう一つの大きな違いとして、古来の姿と未来の姿のラインナップだ。スカーレットでは古来の姿、バイオレットでは未来の姿がドンファン以外にも登場するが、こちらも一方が強すぎるということはない。
古来の姿と未来の姿は乱獲でき、一方のバージョンにしか登場しない方を交換でゲットすることは容易だろう。これは確定情報ではないが、それぞれのある1匹はほかのラインナップより種族値が少し高くなっていることから、1つのセーブデータで一度しかゲットできない可能性が指摘されている。
片方が強すぎることはないと言ったが、古来の姿と未来の姿の特性はいずれも2つある条件の一方を満たすことで発動でき、古来の姿の特性はストーリー攻略中でも発動させることが容易で、ドンファンはクリア前に唯一使えるうえ高い性能を持っており、スカーレットの方が攻略難易度は低いと思われる。
一方、未来の姿の特性を発動させるためには早くてラストバトルの手前となり、未来のドンファンの性能を引き出せないことから、スカーレットより難易度は高いと思われる。
それもあってか、フラゲ配信はこぞってスカーレットばかりだった。今は日本人のフラゲ配信も始まり、バイオレット勢も増えていると思うが…。
対戦に関しては実際にやってみないと何とも言えないが、どちらにしろ、一方が強すぎるなんてことはない。
スカーレットとバイオレット、どちらを買うかの参考になれば幸いだ(ちなみに筆者はスカーレットにする予定)。
▼古来の姿と未来の姿のビジュアルについて言及