12月30日から2023年1月2日までの4日間、ポケモンSVに最強エースバーンが出現する。
最強リザードンに続く第2弾だが、最強エースバーンは最強リザードンよりもはるかに強く、最強リザードンはテツノカイナでゴリ押しできたが、今回はテツノカイナでは勝てなかった。
そこで、今回はエースバーンレイド対策ポケモンとしても名前が挙がっているグレンアルマを使ってみた。努力値やソロでの立ち回りも紹介する。
エースバーンソロレイド対策用グレンアルマ
テラスタイプ：エスパー
持ち物：カゴのみ
技：サイコキネシス クリアスモッグ ねむる てっぺき
努力値：HP374（252）-攻撃×-防御236-特攻383（252）-特防196-素早さ187（4） 特攻↑攻撃↓
特性：もらいび
グレンアルマは、かくとうテラスエースバーンがタイプ一致で打てるかえんボールととびひざげりだけでなく、アイアンヘッドも半減できる。
エスパーテラスすることで、炎技が等倍となるが、特性「もらいび」により、炎技が無効化される。
レイドポケモンはタイプ相性を意識した技を打ってきて、例えばこちらの弱点をつける技を持っていれば、それしか打ってこなくなるし、逆に半減される技はとどめを除いてほぼ打ってこない。
なお、半減でも等倍よりダメージが入る場合は打ってくることも。エースバーンの場合、とびひざげりはグレンアルマに効果今ひとつだが、それでもタイプ一致補正で威力97となり、等倍で威力80のアイアンヘッドより火力が出るため打ってくる。
一方、特性や持ち物などによる無効化はAIにインプットされておらず、もらいびで炎技が効かないのに、何度もかえんボールを打ってきて、無駄なターンを稼いでくれる。これも、グレンアルマをエースバーン対策に選ぶ理由の一つとなる。
持ち物はカゴのみ。ねむるからの眠り状態から回復するために使う。
技はサイコキネシス、クリアスモッグ、ねむる、てっぺき。エスパー技はワイドフォースの方が、サイコフィールドを展開することでより火力が出るが、フィールドは5ターンしか持たず、都度フィールドを展開する手間がある。
また、味方にオリーヴァがいる場合、特性「こぼれダネ」でグラスフィールドに変えられてしまうことから、個人的にはサイコキネシスをおすすめしたい。
サイコキネシスはグレンアルマが覚えるエスパー技でもっとも威力が高く、10％の確率で特防を下げられ、サイコフィールド→ワイドフォースのような事前準備なしでより多くのダメージが与えられる。
PP10だと途中で切れるため、ポイントアップ3つで16まで増やす。
クリアスモッグは、エースバーンのビルドアップによる攻撃と防御アップをリセットできる。これは後述するてっぺきで防御を上げるから「いらないのでは」という意見もあるだろうが、“クリアスモッグ採用は急所の保険”にもなる。
仮に、エースバーンがビルドアップ3回積んでいて、グレンアルマがてっぺき2回積んでいたとする。エースバーンは攻撃3段階アップに対し、グレンアルマは防御4段階アップであり、グレンアルマが有利だが、もしエースバーンの攻撃が急所に当たった場合、てっぺきの防御アップは無視され、さらにダメージが1.5倍となる。
ビルドアップ3回による急所ダメージ1.5倍。残りHPにもよるが、果たしてこれを耐えてくれるだろうか。
高ランクレイドは長期戦となるため、急所を引くことも珍しくない。クリアスモッグで能力ランクをリセットしておけば、もし急所に当たったとしても、急所ダメージ1.5倍だけで済む。
ねむるは回復のため。応援の「いやしのエール」は回復量がランダムであり、高ランクレイドは長期戦となるため、どのポケモンでも回復技は必須となる。
てっぺきは、防御を上げてエースバーンの猛攻に耐えるために採用した。バトルの後半になると、エースバーンは1ターンに2回、3回行動するようになり、クリアスモッグでリセットしただけではエースバーンの連続攻撃を耐えるのは難しい。
結果、ジリ貧となって中々攻撃できず、回復にリソースを取られている間にタイムアップとなる。そうならないよう、あらかじめてっぺきを積む必要がある。
立ち回り
1ターン目、エースバーンはビルドアップを確定でしてくる。それに対し、グレンアルマはてっぺきを積む。2ターン目もてっぺきだ。
てっぺきを2回することで防御が4段階アップし、さらに味方が防御と特防がアップする「がっちりぼうぎょ」をかけてくれるため、ビルドアップ1回程度の連続攻撃も余裕で耐え切る。
3ターン目の時点で残りHPが200を切っているはずだが、100台ならサイコキネシスで攻めてもいい。100を切っているならねむるで回復する。
以降のターンはサイコキネシスで殴っていき、テラスタルできるようになったらエスパーテラスする。
エースバーンがビルドアップ3回積んだらクリアスモッグでリセットする。クリアスモッグはビルドアップ1回ごとにするのは効率が悪いため、ある程度積まれてからで問題ない。クリアスモッグにより、相手の能力変化はリセットされ、それに対してこちらは防御4段階アップ+防御アップの応援もあって相当有利となる。
なお、味方がいかくや攻撃を下げる技を持っていて、エースバーンの攻撃が上がっていない場合はクリアスモッグを打たなくていい。
いずれ、味方の能力変化と特性をかき消してきて、その時はもう一度てっぺき2回積む。HPが100以下、心配なら100台になったらねむる。眠り状態からはいやしのエールで回復できる。
今回紹介したグレンアルマと立ち回りで、すでにソロで5回勝利した。ぜひ、参考にしてほしい。
報酬は初回のみとくせいパッチが確定となり、テラピースかくとうが少なくとも計20個はドロップする。
画像は2回目だが、運よくとくせいパッチがドロップした
最強リザードン同様、最強エースバーンは1匹しかゲットできない。ステータスはレベル100かくとうテラスに6Vいじっぱり確定。
特別な技はなく、特性はリベロ確定だ。
【訂正】エスパー技はアシストパワーに変え、てっぺきは3回積んだ方が安定した。