俳優の大泉洋が、主演を務める映画「新解釈・三國志」の舞台挨拶で、鬼滅の刃を批判したという報道が拡散され、大泉を批判する声が相次いでいる。
しかし、これはデマであることが実際に舞台挨拶に行った人の書き込みから分かった。
大泉洋「鬼滅映画さえなければ1位だったのに。同じ東宝なのが余計腹立つ」
公開中の映画『新解釈・三國志』の舞台挨拶イベントが23日、都内にて行われ、主演の大泉洋が登壇。
主題歌を手掛けた福山雅治からの祝福ビデオメッセージに感激するなど主演作のヒットを喜んでいたが「あの映画さえなければ1位だったのに」と“鬼滅”を終始ライバル視していた。
(中略)
ところが「公開2週目で17億ってすごいことなんですよ。それなのになんですか『鬼滅の刃』は…。あいつのせいで全然、目立たねえ」とぼやきが炸裂。ついには「(配給が)同じ東宝なのがよけい腹立つ。何を新しいグッズ配ってるんだと、また行っちゃうじゃない。映画館に行って破ってやろうかと思いましたよ。
せめて『新解釈・三國志』で鬼滅のグッズを配りなさいよ。そうしたら『新解釈~』を見てもらえるじゃない」と、姑息すぎる方法を提案。笑い声を出さないよう、観客には笑い袋が配られていたが、これには観客も笑いを抑えきれず。
報道によると、大泉洋は三國志の舞台挨拶で「あの映画さえなければ1位だったのに」と鬼滅を批判。さらに「同じ東宝なのがよけい腹立つ。映画館に行って破ってやろうかと思いましたよ」とブチギレた。
「せめて、三國志で鬼滅グッズを配れ」と、来年1月に公開される「銀魂 THE FINAL」の鬼滅特典のような便乗商法を提案した。
これを受け、ネットでは
あ〜あ、大泉洋 鬼滅キッズを敵に回したな
ネタだとしても印象最悪だわ。新解釈三國志気になってたけど絶対観ないわ。
大泉洋もそんなにぼやくなら開演時期をずらして貰えはよかったんじゃないんですか?
鬼滅に勝てる訳無いだろ!
お前ごときの映画がお前の人気は北海道止まりじゃ!
など批判が殺到。「大泉洋」のサジェストが「嫌い」が浮上する事態となった。
マスコミの切り取り報道だった!
洋ちゃんの三國志舞台挨拶のWS見終わった!
あのね!大泉洋さんは最後、鬼滅の刃観に行きますって言ってるんですよ!!WSどの局の切り取り方もひたすら鬼滅にぼやいてる人にしか見えなかったから😂— みゆ (@3shige3) December 25, 2020
大泉洋は最後に「俺も鬼滅見に行く」発言してるので別に批判してないですよ
— ゆうな@歴史 (@yuunachuraumi) December 27, 2020
大泉洋ちゃん、鬼滅の刃について最後「まだ見れてなくて見たい~ 」的な事を言ってたから、マスコミの操作した映像見て嫌いだ最低だ言う前に全容を把握してさ…と言いたい。
— 茶太郎 (@bmsjkagd) December 24, 2020
大泉洋、「鬼滅の刃のせいでウチの映画が目立たない」「なんですか。新しいグッズ配りまくって。破いてやろうかと思いましたよ」とか散々毒吐いた後に「三國志でも配りなさいよ。鬼滅の刃のグッズ」「鬼滅観に行きます。まだ観れてない」とちゃんと付け加えますからね 彼のぼやき芸を舐めてはいけない
— 有田鹿肉 (@huyu710) December 25, 2020
ニュースや記事では話題になるボヤキだけが取り上げられがちなのですが、鬼滅の凄さや特典にも詳しく「まだ見れてないので来週見たい」と大泉さんがお話ししていたので、少しでも不快だった気持ちが減るといいなと思いリプライ致しました。いつも素敵なイラストに元気頂いてます。突然失礼致しました。
— ノノノ@7w (@nnnnnnttnn3) December 24, 2020
鬼滅の刃をdisったとして、非難されている大泉洋だが、最後に「鬼滅観に行きます。まだ観れてない」と語っていたと、舞台挨拶に行った複数の人がツイートしている。つまり、マスコミは切り取り報道で印象操作したのだ。
自称・映画関係者による千と千尋age、鬼滅sage報道も
「『鬼滅』は公開から1カ月経った後から観客に来場御礼入場者特典として数の上限が決まったオリジナルグッズの配布をスタートさせた。その後もほぼ隔週で特典を用意しているので、公開1カ月以内に鑑賞してしまいグッズをもらいそびれた客や、特典欲しさのリピーターが殺到。某アイドルグループが特典を付けて100万枚以上CDを売り上げているのを同じような戦略。それに対して、『千と千尋』は特典なしの“ガチンコ”で集客を重ねたので、そもそも“真っ向勝負”ではなかった」(映画業界関係者) 記録を抜かれても、「千と千尋」の関係者には堂々と胸を張ってほしいものだ。
また、鬼滅の刃はAKB商法と同じ戦略に対し、千と千尋は特典に頼らず集客したので、そもそも真っ向勝負ではなかったという映画業界関係者の証言を掲載し、鬼滅をsageるような報道も。
最後には「記録を抜かれても、『千と千尋』の関係者には堂々と胸を張ってほしいものだ」と、逆に千と千尋をageている。
鬼滅の刃をsageようが千と千尋をageようが自由だが、鬼滅sageに実在するかも分からない映画関係者を使うのはどうなのか。むしろ、鬼滅のおかげで業界が潤って喜んでいるのではないか。
千と千尋は“特典なし”とのことだが、実は前売り券の数でもらえるフィギュアが変わる特典商法をやっていた。しかも、6種あるフィギュアはランダムである。
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