マイニンテンドーのSwitch抽選販売の結果を知らせる当落メールが4月24日22時20分ごろから順次送信された。
ネット上を見る限り、一般ユーザーだけでなく、YouTuberやVTuberといったインフルエンサーの多くが落選している。
なぜ多言語版で応募しなかったのか
Switch2の当選確率を統計した非公式データによると、投票数15000票のうち、日本語・国内専用(税込49,980円)単体及び「マリオカート ワールド」セット(税込53,980円)は当選2割、落選7割だったのに対し、多言語対応(税込69,980円)は当選5割、落選4割だった。
応募者数まで統計した非公式データによると、日本語・国内専用単体は当選が約4%、落選が約21%、マリカーセットは当選が約15%、落選が約48%だったのに対し、多言語版は当選が約2%、落選が1%を切っていた。
国内版は応募者数が多かったことから、それに比例して落選者が続出。一方、多言語版は応募者数が少なかったことから、それに比例して当選者が増えている。
ただ、この結果はSwitch2の値段が発表された時点である程度予想できたはず。一般ユーザーはともかく、ゲームの実況配信するYouTuberやVTuberは将来の仕事道具になるSwitch2を、なぜ当選確率が高い多言語版で応募しなかったのか。
落選したYouTuberやVTuberの多くは、国内版か多言語版どっちで応募したのか明かしていないが、明かしている人のほとんどが国内版だった。任天堂の古川社長によると、28日から応募受付を行う第2回抽選販売を含めても、応募全てに応えることはできないとしている。
第2回も落選したら、もしかすると6月5日の発売日に間に合わないかもしれない。もちろん、小売りやネットショップでも買えるが、抽選販売だったり招待制だったり、やはり確実ではない。
発売日にSwitch2が入手できなかったらどうするつもりなんだろうか。インフルエンサーたちは発売日にSwitch2を実況して金儲けしたいはずだ。
マイニンテンドーストアでは、第1回の抽選販売で当選しなかった人の再応募の手間を避けるため、第2回の抽選販売に自動的に繰り越して抽選するが、当然ながら国内版の応募が殺到するだろう。ただ、第1回の結果を受けて、インフルエンサーたちは多言語版に応募し直す可能性がある。