9月1日より、ポケモン剣盾でランクマ・シリーズ13がスタートした。11月18日発売のポケモンSV前最後のシリーズになるとみられ、だからか禁止伝説も幻も何体でも使えるルールとなった。
まだ初日だが、すでに使用率ランキングが公開されている。
一番多いのはマギアナ
ポケモンバトルデータベースより(タップで拡大できます)
これは、ダブルバトルの使用率ランキング。ザシアン、カイオーガ、グラードン、黒バドレックスなど、前シリーズでも多かったおなじみのポケモンたちは今回も上位にランクインしている。
幻のポケモンで一番使われているのはなんとマギアナで、次いでゼラオラ、ボルケニオン、ビクティニとなっている。マーシャドーが入っていないのは意外だ。
なお、シングルではマーシャドーは4位にランクインしている。
同より(タップで拡大できます)
筆者はダブルをメインでやっており、今回はダブルでの使用率に触れるが、幻1位のマギアナは特性「ソウルハート」がダブルで強いから使用率が高いのだと思われる。
この特性は、場のポケモンが倒れるごとに自身の特攻を上げ、これは敵味方問わない。そのため、ダブルでこそ真価を発揮する。
ただ、タイプがはがね・フェアリーでザシアンとかぶっており、マギアナを入れる場合はザシアンを抜くことになると思う。
ゼラオラは素早さ143と、ザシアン(148)、黒バドレックス(150)、レジエレキ(200)といったメジャーなポケモンにこそ及ばないものの、この素早さでありながら「ねこだまし」を覚え、特性「ちくでん」で電気技を無効化でき、レジエレキに滅法強い。
ボルケニオンのタイプはほのお・みずで、さらに特性「ちょすい」で水技を無効化でき、環境トップのザシアンやカイオーガ、ゴリランダーやガオガエンといった草と炎の並びにも強く、使用率が高まっているのだと思われる。
前環境から続き、雨か晴れの2天候であり、雨なら水技、晴れなら炎技の威力が上がり、カイオーガとグラードン、どっちが来てもおいしい。
ここから使用率は変化すると思われ、ザマゼンタがトップ30に入れるのは今だけだろう。