鬼滅の刃の漫画発行部数が1億2000万部を突破し歴代8位に。映画「鬼滅の刃・無限列車編」の興行収入は288億円を突破し歴代2位まで上り詰めた。
また、呪術廻戦のアニメが10月よりスタートし、アニメ効果で漫画の発行部数が11月に1200万部を突破。11月は1ヶ月で200万部も発行し、鬼滅の刃の後釜になるのではないかと期待されている。
「鬼滅の刃」「呪術廻戦」の共通点はダークファンタジー、ジャンプ連載
特大ヒットした鬼滅の刃と呪術廻戦だが、ダークファンタジー、そしてジャンプ連載が共通している。
ダークファンタジーといってもさまざまで、よくあるのが世界観そのものが「ダーク」であるもの。
例えば、
呪術廻戦(発行部数:1200万部)
進撃の巨人(発行部数:1億部、円盤:8.3万枚)
新世紀エヴァンゲリオン(円盤:13万枚、アニメ主題歌の頂点)
D.Gray-man(発行部数:2500万部)
東京喰種(発行部数:4400万部)
など。
人に害を及ぼす化け物が日常にいたり、災害などで滅んだ終末世界を舞台とする。主人公がその化け物の力で戦うことも多い。
そして、ダークファンタジーで欠かせないのが復讐もの。
黒執事(発行部数:2800万部)
コードギアス(円盤:6.2万枚)
ベルセルク(発行部数4000万部)
などがある。
ほかには、
1.何かを取り戻すため奮闘する
鬼滅の刃(発行部数:1億2000万部、興行収入:288億万円)
鋼の錬金術師(発行部数:7000万部)
2.過酷な運命に抗う
魔法少女まどか☆マギカ(円盤:8万枚)
約束のネバーランド(発行部数:2500万部)
などがある。
また、このジャンルは重苦しい雰囲気や悲劇的な展開が当たり前で、グロテスクな表現やアダルトな描写もあるため、万人受けしないと言われている。しかし、同時に名作が多いのも事実だ。
新型コロナウイルスが終息しない昨今、異例の特大ヒットを叩き出した鬼滅の刃、呪術廻戦。世界はダークファンタジーを求めているのかもしれない。