延岡学園バスケ部の留学人選手が、審判に暴行し大怪我を負わせた事件について、これまでにわかっている情報をまとめました。
延岡学園バスケ部暴行事件
▼事件の概要
・6月17日に行われた全九州高校体育大会のバスケットボール男子準決勝・延岡学園(宮崎)―福岡大大濠(福岡)の試合中、延岡学園の留学生選手(15)が男性審判を顔面を殴った
・日本バスケットボール協会によると、第4クオーター残り40秒ごろ、この試合で3つ目のファウルを判定された直後、審判に近づいて顔面を1回殴った。審判はその場に倒れた
・留学生選手は退場処分となり、審判は病院に搬送された。試合は中止となり、没収試合として20-0で大濠の勝利とした。中止時点では、福岡大大濠高が78-66でリードしていた
・暴行の様子を撮影された動画がツイッターに投稿。瞬く間に拡散され、あちこちに転載され、ニュースにもなり、多くの人にも知られることになった。一方、延岡学園バスケ部はホームページを削除して逃亡を図った
・長崎大村署は、留学生選手ら関係者から任意で事情聴取。同署によると、留学生選手は署内で審判に謝罪し、審判は「バスケットを続けてほしい」という趣旨の話をした。被害届は出さないつもりだという
▼被害者の怪我
・口を10針縫った。意識はハッキリしているという
▼加害者の正体や動機
・警察によると、殴った選手は「審判の判定に納得がいかなかった」という趣旨の話をしているという
・日本語が話せず、最近は練習も休みがちで、「国に帰りたい」と話していたという
▼今後の対応
・協会関係者によると、今後は傷害事件として、警察の捜査が入る見込み
・宮崎県協会の北郷純一郎会長「監督、選手に事情聴取の上、高校体育連盟と連携し、(対応を)判断していく」
・延岡学園バスケ部は、6月18日にも記者会見して詳しいいきさつを説明する方針
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