無料で漫画や雑誌が閲覧できる「漫画村」が3月5日、有料版「漫画村プロ」をリリースすることを発表した。リリース日は後日、サイト上で告知するという。
今まで無料オンリーで閲覧できた漫画村が、ここに来て有料版をリリースするとは一体どういうことなのか。
漫画村プロ(有料版)のメリット
1.全ての広告が除去
2.3人まで同時使用
3.漫画のダウンロードがzip形式で可能
4.安定したサーバー
5.どこよりも安く&全ての漫画が見放題
しかし、漫画のダウンロードは2012年10月1日に施行された改正著作権法違反で2年以下の懲役、もしくは200万円以下の罰金、またはその両方の罰則が科せられる。
私的使用の目的をもって、有償著作物等の著作権又は著作隣接権を侵害する自動公衆送信を受信して行うデジタル方式の録音又は録画を、自らその事実を知りながら行って著作権又は著作隣接権を侵害した者に対し、2年以下の懲役若しくは 200万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する
例え私的利用であっても、音楽や漫画をダウンロードして保存することは犯罪行為であるということだ。
つまり、漫画村は「漫画のダウンロードできるよ」と謳って読者を有料版に誘導し、金を搾取したうえに犯罪者に仕立て上げようとしているわけだ。著作権法は親告罪とされているが、漫画村の件には漫画家達も激怒している。今回ばかりは本気で告訴しにくる可能性が高いだろう。
また、漫画村プロは月額制とのことだが、課金は一体どのように行うのか。クレジットカード登録だとしたら、その情報が売買されたり、流出する可能性もあるだろう。また、ハッキングされて顧客情報を抜かれる危険性も否定できない。
したがって、漫画村プロに課金するのはおすすめしない。犯罪者になってもいいというなら止めはしないが・・・
▼漫画村プロは逃亡資金稼ぎや資金隠しの最後の足掻きとの指摘も
某海賊版サイトの件ですが、web屋さんの視点からひと言だけ。
これ、たぶん最後の荒稼ぎなので、一般人は無視が一番です。
末期のネズミ講と一緒で、短期集中的に金と個人情報を集めて逃げるか、逮捕前の資金隠し用です。
有料に申し込んだユーザー個人情報は後に売買されます。
いつものことですが。— ウチヤマユージ (@kitsunetsuka) 2018年3月5日
漫画村プロ(有料版)のキャッチコピー、パクリだった
キャッチコピーもパクるのか。徹底してるな!
サービスの違いとしては「作家に還元がある」ことですね。
アプリとWEBがあります。
iOS https://t.co/rSJnqQgirv …
Androidhttps://t.co/ynHzWYnusi …
WEBhttps://t.co/CEGr54XcTf#コミックDAYS pic.twitter.com/m8oh21CQvW— 講談社「コミックDAYS」コミックデイズ (@comicdays_team) 2018年3月5日