漫画村はすでに復旧したが、現在も繋がりにくい状態が続いている。またGoogleやYahoo検索から削除されており、もはや風前の灯火。これを利用者は悟ったのか「漫画村 代わり」「漫画村 代替」といった検索ワードが急上昇している。
グーグルトレンドで「漫画村 代わり」「漫画村 代替」が急上昇
▼Twitterでも「漫画村 代わり」がサジェストに
▼「漫画村 代わり」で検索すると・・・
1.漫画村の代わりといってアダルトサイトを紹介
2.以下のようなコピペが散見
3.漫画村閉鎖(実際はまだしていないが)に対し、冷静な意見を述べる
4.漫画村の代わりといって漫画を購入することをおすすめ
5.切実に漫画村の代わりを求める
6.妄想話に展開
漫画村利用者からしたら、無料で読めればどこでもいいわけで、別に漫画村じゃなくてもいいのだろう。漫画村が機能していない今、代わりを求めるのは必然だ。
海賊版サイトの利用者はどんな人達?
漫画村関係のツイートを見ていると、「漫画読みたいなら買えよ」「漫画も買えない貧乏なの?」「無料で読むとか乞食乙」といった声が飛び交っている。
そもそも、海賊版サイトの利用者は一体どのような層なのか。個人的には「利用者はその作品に興味がない、もしくはちょっとしか興味がない」人達だと思っている。
皆は自分が全く知らない、もしくはさわりくらいは知っているけど具体的な内容はわからないという漫画にいきなり金を落とすだろうか。普通は落とさないだろう。海賊版サイトの利用者はまさにそういった人達であり、「金を払うのはちょっと・・・でも無料で見れるなら見てみようかな」といった感じなのだ。
例え、海賊版サイトを一掃したとしても、漫画の売上は変わらないだろう。無料だから読むのであって、金を払ってまで読みたいわけではないからだ。しかし無料で読んでいるうちに興味を持ち、今度は購入するかもしれない。もちろん大多数は無料で読むだけだが、中にはそういった人もいる。
一方、本当にその作品が好きな人なら内容も知っているので、無料で公開されているサイトがあったとしても、購入するだろう。
前提として、まずは作品に興味を持ってもらうことが不可欠だ。それが出来ない限り、漫画の売上を伸ばすことは困難だろう。
【漫画村】記事リスト→https://koku-byakunews.com/archives/tag/漫画村