乃木坂ガンダムことジークアクス。Xでは「つまらない」との声がちらほら上がり、ついには前作「水星の魔女」の方が面白かったという声も。
ジークアクスがひどすぎて再評価される水星の魔女
ジークアクスつまらなすぎる
初代から全てのGUNDAM観てるけどダントツでつまらない
水星の魔女も酷かったけど超えてくるとは
GUNDAM好きでおもしろいって人いるのかな?ジークアクスがつまらないと感じる理由はもはやどこでも言われてるとおり「同人の域を抜けられていない」に集約してるよね
水星の魔女は見れたけどなぁジークアクスの検索サジェストにつまらないが出るほど微妙に感じてる人が多いっぽいけど、デザインのミスマッチもそうだし純粋にストーリーにひかれないというのが致命的すぎる……
水星が良かっただけに今のところは非常に残念ジークアクス、サジェストに「つまらない」が出てきてて草
今まで言いづらい雰囲気だったもんなw
個人的には「毎回戦闘があるのに何一つ刺さらない」のが最高だよw
演出がまるで駄目、水星のファンネル無双の方がまだマシだったまである。ジークアクスって調べたらつまらないがセットでついてきてさすがに気になって見てみたけどなんか水星の魔女の否定的意見もあってびっくり
ガンダム知識0の私から見たら水星の魔女は内容が初心者でもわかりやすくて面白く感じたんだけどなーん
ジークアクスは本当に意味わかんないジークアクスをつまらないと感じるのは水星の魔女が面白すぎたからな気がするな。
水星の魔女は神作だったと思う。
ジークアクスはこの先の展開がどうなるかわからないけど、今んとこ昔のキャラの寄せ集めたif展開を12話でごちゃ混ぜストーリーを端折りながらやってるから、つまらない感じになってるし、分かりづらい。ジークアクス、つまらないとは言わないけど今んとこ水星の魔女をリアタイしてた時みたいなワクワク感は無いんだよなあ
既存キャラが出てきた時は盛り上がるけどそれだけというか…
とはいえまだ折り返しだしここから盛り返してくれると思いたいけどね水星の魔女、1番好きなガンダム作品なので再評価されてて嬉しい。
ジークアクスはガンダム的な面白さは凄くあるけど、好みでは無いので普通という評価で落ち着いてる。つまらない訳ではない。
でも初代とか歴代とか少ししか観てないので、分からないところが多々あるかな……ガンダムにわかだけど、水星の魔女は面白かったけどジークアクスはガチでつまらないな
過去作Z ZZ ユニコーン レコギしか観てないけどそんな事なかったんだけどなジークアクス、つまらないというか飽きやすい構成やなとは思う
今の所の評価は水星の魔女からキャラの魅力抜いた感じかなー?
水星の魔女が人気になったのはズバリ、新規や海外向けに作ったからだろう。
・過去作とのつながりなし(小ネタくらいはあった?)
・学園もので制服は男女とも同じデザイン、女子のスカート廃止で多様性に配慮
・同性(百合)婚というLGBT要素
水星の魔女の岡本拓也プロデューサーは水星の魔女を企画していたとき、社会見学に来た中学生に「ガンダムと名がついているだけですごくハードルが高い」「自分たちに向けられた作品じゃない」という話を聞き衝撃を受けた。
当初はガンダムらしく戦争をメインとしたハードな路線もアイデアとしてあり、その方向で脚本も一度アップしていたが、いったん立ち止まって学園を舞台にした新しい方向に舵を切る決断をした、とインタビューで語っている。
かく言う筆者も、それまでOOしか観た事なかったガンダムにわかだが、水星の魔女はすんなり観れた。
コードギアス→OOへのマーケティングは成功
ちなみに、なぜOOだけ観たのかだが、OO1期の前に『コードギアス 反逆のルルーシュ』という神アニメがやっていたからだ。
コードギアスのテーマはあくまでギアスであり、ナイトメアと呼ばれるロボットは戦いの手段の1つでしかないが、一応ロボもののコードギアスが面白かったので、何かロボットアニメを観ようと思った。
コードギアス1期が終わって半年以上経った頃、OO1期が放送開始。OO1期が終了して1週間後にコードギアス2期が放送され、衝撃の最終回の熱が冷めない1週間後にOO2期が放送され、かなりタイミングが良かった。同じく当時はしごしていた人も少なくないのではないか。
▼コードギアスとOOの放送時期
コードギアス
1期:2006年10月6日 – 2007年3月30日(全25話)
2期:2008年4月6日 – 9月28日(全25話)OO
1期:2007年10月6日 – 2008年3月29日(全25話)
2期:2008年10月5日 – 2009年3月29日(全25話)
コードギアスもOOもサンライズが制作しており、コードギアスで獲得した視聴者をOOに流すことに成功したわけだ。
コードギアスは筆者みたく、ロボットアニメに興味がない層も獲得したのが大きい。そして、その視聴者を新規からすれば“すごくハードルが高い”ロボットアニメの代表作であるガンダムに流せたのもデカい。
コードギアスもOOも人気すぎて、のちに完全新作映画が制作された。
また、コードギアスはアニメとは別ルートに展開するIF総集編が3作制作された。大きな変更点はこちら。
1.シャーリーは死亡していない、
2.「扇死ね」のネットスラングがバズるほど圧倒的嫌われ者である扇の裏切りがない
→ちなみに、オリジナル版の扇は敵国の男の口車に乗せられ、これまで散々世話になったルルーシュを裏切り、挙句の果てに敵国の女を孕ませてリア充になった(うえ、日本の首相に就任)とんでもないクズキャラ
当時、ニコニコ動画ではこのシーンのあと、扇を殺す動画が流行った(爆殺が多かった)
3.ルルーシュは生きている(ことが映画で判明)
3は賛否両論あるが、1と2の変更は絶賛された。
ジークアクスは再びガノタ向けに作ったが…
一方、ジークアクスは水星で獲得した新規や海外を捨て、ファーストガンダムのIFを展開したり、EDにホロライブVTuberの星街すいせいを起用するなど、日本の初老ガンダムオタク(ガノタ)向けに作ったわけだが、そのガノタからも「つまらない」「微妙」と言われる始末。
ここで補足だが、ファーストガンダムは1979年に放送され、ファーストから観ているファンが子どもだったとして、少なくとも50歳は超えていると思われる。
VTuberは子どもから大人までファンがいるが、スパチャ(特に赤スパ)する人はお金に余裕があり、なおかつほかに使うことがない40~50代くらいだと言われている(富裕層やたまにいる借金してまで推し活する馬鹿をのぞき、若者はお金を持っていないため、VTuberにスパチャする人は少ないと思われる)
ホロライブは女性VTuberの人気が圧倒的で、赤スパまでする熱狂的ファン(ガチ恋勢も)はもれなくおっさんである。
古参ガンダムオタクと女性VTuberにスパチャする40~50代くらいのおっさんをターゲットにしたジークアクスは、ターゲティング自体は間違っていないと思われる。
ジークアクスは乃木坂46、小保方晴子、佐村河内守、韓国のセウォル号沈没事件といった2014年問題を彷彿とさせるネタを随所に入れている。乃木坂ネタは鶴巻和哉監督の趣味だろうが、ほかの2014年問題はネット受けや何らかの問題提起を狙った意図的なものだと思われる。
しかし、こういったネタの多用は「サンライズの著作物を私物化する行為」として一部で炎上し、乃木坂を含め秋元康氏がプロデュースする巨大アイドルグループが始めた握手会とかけて「ジーク握手」と揶揄されているわけだ。
新規や海外を捨てたマーケティングや、鶴巻監督の私物化に関しては「ジーク悪手」とも言えなくない。
水星の魔女はほぼ炎上しなかった
ちなみに、水星は1クール目最終回(12話)のスレッタのハエ叩きがBPOに通報されたほか、2クール目最終回(24話)のスレミオ結婚を日本公式が否定したことしか問題にならなかった。なお、前者は炎上しておらず、むしろクレーマーを糾弾する声が目立ち、燃えたのはスレミオ結婚くらいだ。
炎上までは行かないが、ミオリネは最初の頃、ヒステリックな言動で嫌われていた。当サイトも「【暴力系ヒロイン】「ミオリネ 嫌い」がサジェストに…」といった感じに取り上げた。
確か「ダブスタクソ親父」ことデリングとの和解で心を入れ替え、スレッタにふさわしい女性に成長した。
ジークアクスも「2014年問題をネタにするのは不快」などとBPOに通報するアンチがいるかもしれない。BPOの通報結果は来月、ホームページ上に掲載される。もしかしたら、ジークアクスも載るかもしれない。