3月20日発売のアサクリシャドウズ。昨年5月のトレーラー公開から10か月以上炎上している本作だが、いざ発売するとSteamのレビューは「非常に好評」。AmazonのPS5パッケージ版が売り切れという事態となった。
そんなアサクリシャドウズだが、ラスボス戦のBGMがアジア人差別全開だと批判の声が挙がっている。
朝鮮人蔑称の「チョン」を使っていると指摘
発売からまだ2日のラスボス動画なので、ネタバレ配慮でリンクにしておく。ただ、まずは観て欲しい。
BGMには、朝鮮人の蔑称である「チョン」が使われていると指摘されている。
【追記】ラスボス戦BGMについて、中国人の蔑称である「チン・チャン・チョン」に聞こえるとも。
実際は「chinja tonawachinja」で全く別の意味とも
一方、チョンではなく実際は「chinja tonawachinja(チンジャ トゥナワチンジャ)」で、スワヒリ語だと「我々は彼らを虐殺する」という意味になるとも。
アサクリのラスボスBGMでアジア人蔑視があると聞いて検索したら当該部分の歌詞(chinja tonawachinja)をスワヒリ語で訳すと"我々は彼らを虐殺する"となるという解説を見たのでGoogle翻訳かけたら弥助の故郷の一つと考えられているモザンビークのチェワ語が検出されてコッチだと全然意味が違った。 pic.twitter.com/H9yFxrPHtA
— Dory (@Dorumen) March 22, 2025
改めて動画を観ると、確かにそう聞こえなくもない。
ちなみに、Google翻訳だとチェワ語になり「私たちが彼らを殺した後」という意味になる。
余談だが、ラスボスはポルトガル人の男だそう。ラスボス戦は、兵庫県朝来市和田山町竹田にあった竹田城で展開されるが、黒人主人公の弥助との対決も相まって、もはや日本を舞台にした意味がないとも言われている。
これに関して、当初は織田信長(本能寺の変を再現しようとしたとも)や豊臣秀吉といった日本の武将だったり、日本天皇をラスボスにしようとしたが、昨年からの炎上で突如変更されたのではないかと言われている。
ファイル名に「ジャップ」を使っている説
《拡散希望》
アサシンクリードシャドウズ
ゲームファイル名で
日本を《JAP(ジャップ)》表記◾️日本の国名コードは「JPN」
◾️日本語のISOコードは「ja」jaで済むところをわざわざ「p」付けてジャップにする反日レイシスト企業UBI#アサシンクリードシャドウズは国会で批判された日本ヘイトゲーム pic.twitter.com/1YnIOh7yvZ
— shin (@r230614_shin) March 22, 2025
ほかにも、ゲームのファイル名に日本人の蔑称である「jap(ジャップ)」が使われているとも。これに関してだが、この上に「eng」と付けられたファイルがあり、これは「English(英語)」から頭3文字を取ったものだと思われる。
であれば、japはジャップではなく「Japanese(日本語)」から頭3文字を取った可能性がある。
調べたところ、海外では「jap」は蔑称ではなく、日本または日本語の略称だと認識している人が少なくないようだ。
また、アサクリシャドウズの開発会社であるユービーアイソフトの本社があるフランスでは、在日フランス人などからJAPはフランス語「JAPON」の略語で使われることがあるとされ、他のヨーロッパ諸国でも、JAPと使うことがあるとして、いくつかの事例も挙げられた、というニュースもあった。
とは言え、日本人からしたらJap=ジャップで日本人差別用語だと受け取ることが多い。日本を舞台にしているなら、無用なトラブルを避けるため、国名コードの「JAN」にするなど配慮すべきだろう。
朝鮮人差別用語の「チョン」に聞こえるラスボス戦BGMだったり、日本人差別用語の「ジャップ」を連想するファイル名だったり、もしかしたら炎上商法も狙っているのかもしれない。10か月以上も炎上しているユービーアイソフトだ。今更どんだけ炎上しても痛くないだろう。
結果、大きな注目を集めることができ、炎上商法だとしたら大成功と言える。