ポケモンSVのバージョン違いについて、スカーレットではグレンアルマ、バイオレットではソウブレイズが登場することが明らかとなった。
グレンアルマはロックマン、ソウブレイズはロックマンシリーズのブルースみたいな見た目をしており、ツイッターではそれぞれのサジェストに「ロックマン」が浮上。トレンドにも「ロックマン」が上がっている。
そんな2匹だが、今回公開された性能をもとに、どっちが強いのか見極めたい。
グレンアルマの性能
グレンアルマはほのお・エスパーで、特性は「もらいび」。グレンアルマが覚える新技「アーマーキャノン」はほのおタイプの特殊技で、打った後に防御と特防が下がるという。
ほのおタイプ版インファイト、ガリョウテンセイということで、おそらく威力はこれら同様120となるだろう。
しかし、「強固な鎧で防御を固め」という文章から、防御が高い種族値になるかもしれない。インファイトやガリョウテンセイはそのデメリットから、低耐久や4倍弱点などできあいのタスキを持つポケモンとは相性がいいものの、耐久が高ければむしろデメリットが邪魔する技だ。
ソウブレイズの性能
ソウブレイズはほのお・ゴーストで、こちらも特性「もらいび」となる。ソウブレイズが覚える新技「むねんのつるぎ」はほのおタイプの物理技で、与えたダメージの半分を回復できる。
同じ効果を持つ技として、きゅうけつ、ギガドレイン、ドレインパンチ、ウッドホーン、パララボチャージなどが上げられる。きゅうけつは威力80、パララボチャージは威力65で、それ以外は威力75になっていて、おそらく威力は65から80程度になることが予想される。
「素早い動きで相手の死角を利用して間合いを詰め」という文章から、素早さの種族値が高い可能性がある。素早さの高いポケモンの多くは防御面が低くく、むねんのつるぎのような与えたダメージの半分を回復できる技は、ある程度防御面が高い方が使いやすく、ミスマッチになるかもしれない。
どっちが強い?
今回の情報だけで判断するなら、グレンアルマの方が強いと思う。
アーマーキャノンの方が確実に威力が高く、エスパータイプの特殊技もサイコキネシス(威力90)、サイコショック(威力80。相手の防御でダメージ計算)、ワイドフォース(威力80。サイコフィールド下で威力1.5倍&相手全体にダメージ)と強い技がそろっている。
一方、ゴーストタイプの物理技はかげうち(威力40。先制技)、シャドークロー(威力70。10%で急所)など低威力の技が多く、両手に剣の見た目ということで、シャドークローすら覚えなさそうだ。
「騙し討ち、闇討ちなど、戦いに勝つためにはなんでもやる性分」なため、シャドーダイブ(威力90。1ターン目に姿を消し2ターン目に攻撃)は覚えそうだが、この技はダイマックス環境でこそ使えたものの、ダイマックスが消えたSV環境では採用しづらいはずだ。
ツイッターでは、いずれも「準伝」がサジェスト入りしているが、リーカーいわく、2匹は同じ進化前を共有し、バージョンに応じて進化するという。これが事実なら、準伝ではないだろう。
そもそも、準伝はストーリーにかかわらない隠しキャラのようなもので、これまでのシリーズでは発売前にその存在を明らかにされたことはない。