前回、「【強い】エルデンリングアプデ後最強!?本編&DLC追憶+1ボス26体6時間クリア猟犬の長牙→羅刹の大刀ビルド攻略順番【初心者おすすめ】」を紹介した。
今回は本攻略チャートで使用したビルドの詳細を紹介したい。
武器について
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序盤は猟犬の長牙を使い、羅刹の大刀を入手したら乗り換える。
猟犬の長牙から羅刹の大刀に乗り換える理由
おそらく、今回のビルドで多くの人が気になるのは猟犬の長牙から羅刹の大刀に乗り換える点だろう。猟犬の長牙の時点で十分なスペックを持っており、これ一本で全クリまで行けるとされている。
実際、RTAでも結果を出している走者がたくさんおり、その中でわざわざ羅刹の大刀に乗り換える必要はないのではないかと思われる。
筆者も最初はそう思って、猟犬の長牙オンリーのビルドを組んだが、本編の終盤ボスからこれだけでは辛いと感じた。具体的にどのボスかと言えば、巨人たちの山嶺「火の頂」の伝説ボス「火の巨人」だ。
前回の拒絶の刺ビルドであれば2分かからず瞬殺でき、ほかのビルドでもあまり苦戦したことがないボスだったが、猟犬の長牙では突破に10分以上かかった。
ほかにも、崩れゆくファルム・アズラの伝説ボス「黒き剣のマリケス」やミケラの聖樹「聖樹の支え、エブレフェール」の伝説ボス「マレニア」も突破まで時間を要した。
このように、本編の終盤ボスから着々と通用しなくなっていると感じた。所詮、猟犬の長牙は序盤マップのリムグレイブで入手できる武器だ。RTAで結果出せているのは単に走者が上手すぎるだけで、一般プレイヤーが使って同じように行くわけがなかったようだ。
そのため、本編の終盤に差し掛かったところで羅刹の大刀に乗り換える。
羅刹の大刀+10の最終強化は筋力D、技量Bの補正となる。猟犬の長牙+10の最終強化は筋力C、技量Bの補正となる。いずれも、筋力<技量補正となり、猟犬の長牙から武器を変えるだけで乗り換え可能。拒絶の刺ビルドと異なり、産まれ直しする手間が省ける。
性能比較
続いて、猟犬の長牙と羅刹の大刀の性能を比較したい。
■猟犬の長牙
武器種:大曲剣
攻撃属性:斬撃
戦技:猟犬の剣技(消費FP8/12)
重量:11.5
攻撃力:最大345
能力補正:最大強化の場合、筋力C 技量B
必要能力値:筋力18 技量17
付帯効果:出血の状態異常を蓄積する(55)
固有効果:ジャンプ攻撃約1.1倍に強化
■羅刹の大刀
武器種:大刀
攻撃属性:斬撃/刺突
戦技:草刈り(消費FP8/8)
重量:9.5
攻撃力:最大379
能力補正:最大強化の場合、筋力D 技量B
必要能力値:筋力12 技量27
付帯効果:出血の状態異常を蓄積する(55)
固有効果:攻撃時怯みにくくなる 攻撃時被ダメージ10%上昇
※ガード時のカット率について、ガードは使わないため割愛
武器種は大曲剣と大刀だが、振りの速さや強靭削りはほぼ同等とされている。大刀は刺突属性を持っており、刺突攻撃中は与ダメージが1.3倍となる。
この時点で火力は羅刹の大刀のほうが出るわけだが、被ダメージも1.15倍となる。また、羅刹の大刀の攻撃時被ダメージ10%上昇が加われば、合計26.5%もダメージが増えてしまう諸刃の剣となる。
戦技は猟犬の長牙が「猟犬の剣技」、羅刹の大刀は「草刈り」となっている。
猟犬の剣技は、バックステップから猟犬のステップで前進して追撃できる。消費FPは初撃が8、追撃が12、合計20となっている。
草刈りは横斬りを連続2回行う。追加攻撃で継続でき、FPとスタミナが尽きるまで続けられる。消費FPは初撃も追撃も8となっている。
一撃は猟犬の剣技が高いが、草刈りは連続で繰り出せ、この攻撃には出血が乗るため、草刈りのほうが出血は狙いやすい。
重量は猟犬の長牙が11.5、羅刹の大刀が9.5となっており、後者が2キロ軽い。たった2キロかもしれないが、孤牢シリーズでの武器を猟犬の長牙に変えると重量になり、持久力をさらに2増やし50にする必要がある。
攻撃力は猟犬の長牙が345、羅刹の大刀が379となっている。後者のほうが34も高いが、猟犬の長牙は筋力補正Cであり、筋力に振れば筋力補正Dの羅刹の大刀を超える。
ただ、一週目を効率的に進めた場合、基本的にはレベル150程度となる。これはRTAでもほぼ同等の結果である。レベル150程度では生命力・持久力・技量でほぼ振り切ってしまい、筋力まで振る余裕がないため、羅刹の大刀のほうが火力は高くなるはずだ。
出血の蓄積値はいずれも55だが、羅刹の大刀は草刈りによる圧倒的手数で出血が狙いやすくなっている。
固有効果は猟犬の長牙がジャンプ攻撃約1.1倍に強化、羅刹の大刀が攻撃時怯みにくくなる&攻撃時被ダメージ10%上昇となっている。羅刹の大刀の「攻撃時怯みにくくなる」は草刈りと非常に相性がよく、草刈り中に攻撃を受けて中断されるリスクを下げられる。
一撃の猟犬の長牙、連撃の羅刹の大刀ということで、ポケモンに例えるなら一撃ウーラオスと連撃ウーラオスといった感じとなる。ポケモンをやらない人からすればどうでもいい話だが、ランクマ・シーズン21ダブルにおいて、連撃ウーラオスが使用率1位ランクインしている。
一方、一撃ウーラオスは使用率15位となっており、ポケモンの世界では連撃が強いことが証明されている。
しかし、これはエルデンリングでも同じことが言え、手数が出たほうが総合火力は勝る。出血の蓄積値も手数が多いほうが発生頻度も高まる。
出血武器としては、拒絶の刺ビルドにジョブチェンジする前に使ったレドゥビアは短剣で戦技「レドゥビアの血刃」も連続で出せるため、手数は多かった。一方、攻撃力は+10に最大強化しても193しかない。
これまたポケモンに例えて申し訳ないが、一撃ウーラオスの専用技「あんこくきょうだ」は威力75に対し、連撃ウーラオスの専用技「すいりゅうれんだ」は威力25の3回連続となっている。威力25の3回攻撃ということで総合ダメージは同じくらいだ。
このように、連撃は一撃の火力が低めに設定されているのが一般的だが、羅刹の大刀は攻撃力が猟犬の長牙を超えており、一撃と連撃を兼ね備えた、言ってしまえばチート武器となっている。
このことから、羅刹の大刀が猟犬の長牙の上位互換に近づいたことがわかると思う。ただ、猟犬の長牙は猛禽の黒羽または墓守鳥の黒羽鎧、爪のタリスマンなどでさらにジャンプ攻撃を強化でき、いわゆるバッタ戦法をとることができる。
また、エンチャントが使用でき、祈祷「血炎の刃」で出血の蓄積値を上昇させたり、ほかの属性を付与することができるため、羅刹の大刀の完全下位互換にはならないはずだ。
とはいえ、羅刹の大刀と差別するならこれらは必須となりそうだ。
防具について
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今回の素性は侍だが、孤牢シリーズを入手するまでは初期装備のままでいい。全素性の初期防具としては、放浪騎士→剣士に次いで3番目のカット率を持っている。
高カット率&高強靭が草刈りと相性抜群
孤牢シリーズはカット率が高く、強靭に至っては全防具で3番目に高い。この高カット率と高強靭は羅刹の大刀と抜群の相性だ。
高カット率は、羅刹の大刀の攻撃時被ダメージ10%上昇を少しでも抑えられる。高強靭は攻撃時ひるみにくい効果をさらに高められる。
例えば、火山館の伝説ボス「冒涜の君主、ライカード」戦で溶岩ダメージを受けながら草刈りを撃ち続けても全くひるまず、そのまま突破してしまうほどである。
孤牢シリーズはムーアシリーズに変更するのも?
今回は孤牢シリーズを使ったが、ムーアシリーズに変更するのもありかもしれない。
■孤牢シリーズ
重量:57.1
カット率:
物理35.588
対打撃33.937
対斬撃34.989
対刺突33.563
魔力26.174
炎28.349
雷26.501
聖27.067
耐性値:
免疫143
頑健150
正気235
抗死120
強靭度96
■ムーアシリーズ
重量:61.6
カット率:
物理38.505
対打撃33.937
対斬撃37.278
対刺突35.588
魔力26.501
炎26.174
雷28.349
聖26.174
耐性値:
免疫207
頑健245
正気81
抗死115
強靭度100
孤牢シリーズと比べて、ムーアシリーズのほうがほとんどのカット率と耐性値で上回っている。一方、重量は4.5キロも増え、炎・聖・正気・抗死は負けている。
重量が増えたことで、持久力48では重量となる。持久力52にすれば中量となるが、そのためにあと4振る必要がある。
影の地は炎属性と聖属性が多く、半分以上の伝説ボスにつながるため、何度も行き来することになる影の城は道中から炎属性してくる敵がいる。本編とDLCのラスボスはいずれも聖属性となっている。
そのため、これらが少しでも高い孤牢シリーズのほうに軍配が上がる。
炎・聖・抗死の差はわずかだが、正気は154も低い。奈落の森の触れ得ざる翁や、森を抜けた先にあるミドラーの館の伝説ボス「狂い火の王、ミドラー」は発狂を蓄積させてくる。
触れ得ざる翁を強引突破するには正気が高いほうがいいし、本ビルドはミドラーに不利であり、ムーアシリーズだとさらに弱くなってしまう。そのため、やっぱり孤牢シリーズのほうがいいかもしれない。
入手方法としては、孤牢シリーズは墓地平原「西の無名霊廟」のボス「孤牢の騎士」がドロップする。ムーアシリーズは最速で影の地の至るところにいる拾い虫を2体以上倒すとムーアが侵入してきて、これを倒すと入手できる。
西の無名霊廟は、モーグ部屋の枯れた腕に触れて影の地にやってきて、すぐ北西にある。撃破すると、70000ルーンも得られる。それに比べて、ムーアシリーズは拾い虫2体とムーアを倒す必要があり、入手しやすさや70000ルーンというアドバンテージから孤牢シリーズが勝るだろう。
タリスマンについて
緋色種子のタリスマン+1は緋雫の聖杯瓶の回復量を、1.3倍高める。
聖杯瓶の回復量は狭間の地の教会にある聖杯の雫を使う事で高めることができ、12段階まで強化できる。しかし、各教会で1個ずつ入手できないため、すべて集めるとしたらかなり時間がかかり、効率プレイにおいてそれは難しい。
本攻略チャートでは+5まで強化し、このときの緋瓶の回復量は625。1.3倍することで812となり、+12に最大強化したときの810より2高い数値となる。
周回プレイだと不要かもしれないが、効率プレイとなる一週目においては必須になり得るタリスマンではないか。
竜印の大盾のタリスマンは物理カット率を、22%高める。
どのビルドでも使える汎用タリスマンとして優秀で、本ビルドだとダメージ覚悟でゴリ押しするため、物理カット率アップのタリスマンは心強い。
両手剣のタリスマンは両手持ちの攻撃を15%強化する。
これは攻略チャートの記事でも触れたが、羅刹の大刀は基本的に草刈りメインとなり、草刈りメインが難しい一部ボスに対しては通常攻撃メインで立ち回っていく。
そのため、両手持ち通常攻撃の火力を強化する両手剣のタリスマンは必須となる。また、写し身の雫は右手武器の通常攻撃を多用するため、このタリスマンを装備すれば火力貢献につながる。
黄金の編み髪は聖カット率を、22%高める。
聖属性攻撃をしてくる黄金律、ラダゴンおよびエルデの獣、DLCラダーン対策で使う。その場合、両手剣のタリスマンと入れ替えになる。
戦士の壺の破片は戦技の攻撃力を10%高める。
本ビルドは戦技の草刈りメインとなるため、このタリスマンは外せない。
なお、上位互換にアレキサンダーの破片があるが、こちらはアレキサンダーのイベントを最後まで進める必要があり、効率プレイとなる本攻略チャートでは採用しない。周回プレイではこちらを使う。
アイテムについて
こちらも攻略チャートの記事で触れたが、聖杯瓶は緋9:青1または緋8:青2でいい。
霊薬の聖杯瓶には真珠色の硬雫と連棘の割れ雫を配合する。真珠色の硬雫は3分間、すべてのカット率を15%高める。連棘の割れ雫は3分間、攻撃が連続するほど攻撃力が9%→13%→20%高まる。
真珠色の硬雫のカット率15%上昇は、羅刹の大刀の被ダメージ10%アップを上回る数値となっている。カット率を上げるものはほかにもあるが、一度の戦闘で最低限かかる2~3分、すべてのカット率を10%以上上げてくれるのはこれだけである。
連棘の割れ雫の発生について、羅刹の大刀で検証したところ、草刈り二発目で一回発動した。以後も二発ごとに発動するとみられ、連続で撃てば大きな火力となる。
今回のアプデで、草刈りの攻撃モーションの速度が上方修正され、連棘の割れ雫が発動しやすくなった。
新環境は写し身の雫一択…?
遺灰は写し身の雫を使用。
今回のアプデで写し身の雫をのぞく遺灰が上方修正されたが、実は写し身の雫以外に霊灰が適用されないバグが発生していた。写し身の雫以外が事実上のナーフを受け、新環境は写し身の雫一択となった。そのため、今回は写し身の雫に合わせたビルドとした。
写し身の雫の召喚には、FPではなくHPを660消費する。召喚時でのプレイヤーの装備やステータスをコピーするため、プレイヤーが強ければ強いほど性能は高まり、攻撃力とカット率は全遺灰中トップの性能を持つ。
その圧倒的な攻撃力は写し身の雫だけでもボスを倒しきれるほどで、防御力はDLCボスの連続攻撃をも耐えきるものとなっている。
しかし、AIまではコピーできず、召喚されたばかりでHP満タン状態で回復アイテムをすべて使い切るなど、オムツはバカだったりする。ポンコツAIなため、少しでも頭良くなるようにプレイヤーが調整する必要がある。
ここからは、エルデンリング神攻略wikiの情報をもとに解説したい。
先ほども言ったとおり、写し身の雫は全遺灰トップの攻撃力と防御力を持つ。また、HPはプレイヤーの3.29倍となり、遺灰が受けるダメージは元々の半分となる。そのため、防御力に関してはプレイヤー以上である。
コピー後は敵へ積極的に接近し、戦闘中は右手武器の両手持ちを多用する傾向がある。戦技も主に右手武器を使用する。
左右で同じカテゴリの武器を装備した二刀流状態の場合、右手武器の両手持ちと、左手武器を両手持ちしての戦技使用を一切しなくなる模様。また、両手持ちで二刀流になる武器は片手で使ってしまう場合がある。
右手だけの片手攻撃と二刀攻撃のどちらを繰り出すかは写し身の雫の気分次第らしい。
FPは無限となり、高FPの戦技や魔術などとも相性がいい。
大ルーンは使わないため、ミケラの大ルーンでDLCラダーンの第二フェーズ「ミケラの王、ラダーン」の抱擁リーチを解除することはできない。抱擁は2回くらうと即死し、写し身の雫のAIは抱擁をほぼかわせないため、短期決戦を仕掛けて2回目をくらう前に片を付ける必要がある。
状態異常に関して、出血・毒・腐敗は効かない。特に出血は100の固定ダメージと最大HPの15%の割合ダメージの合計値となり、HPが多い写し身の雫は大きなダメージを受けるため、効かないのはかなり助かる。
一方、発狂・睡眠・死は通用する。ただ、発狂はミドラー戦くらいで、死は死竜フォルサクスやミケラの王、ラダーンの抱擁くらいであり、そこまで多いわけじゃない。
致命の一撃やパリィはあまり使わないらしく、そこまで期待できない。
杖などの遠隔武器を装備すると、敵の接近時、ローリングやステップで間合いをキープしようとする模様。遠距離戦技も使用するが、敵の目の前で使用したり、キックしたりポンコツっぷりを発揮する。
矢やボルトは1本でも装備していれば無限に使用する。そのため、プレイヤーが無駄遣いしにくい貴重な弾を残弾気にせず使わせられる。
大弓やバリスタは遺灰「赤獅子騎士、オウガ」のような運用ができるが、写し身の雫は自分からある程度敵に接近し、命中率や連射力で劣るところがあるという。
タリスマンはほぼすべての効果が発動するが、敵を倒したときに発動するものは使わない。戦技も同様だ。
写し身の雫はローリングを多用するため、重量以上になると機動力が落ちる。これはプレイヤーも同じだが…。
魔術や祈祷もほぼすべて使用でき、杖や聖印の付帯効果も受ける。しかし、タメ使用が可能なものは溜めずに乱射する傾向がある。長押しで連射や連撃するものは1段目で止めてしまうことが多く安定しない。
バフ系は効果時間やタイミングを考慮せず、敵の目の前で詠唱したり、同じバフを連続使用してしまう場合がある。
回復系は写し身の雫のHPが50%を下回ると使用するようになる。しかし、使用頻度にはかなりムラがあり、ほとんど使用しなかったり、逆に連発してしまったり安定しない。持続回復系は連発による影響が大きい。
アイテムはプレイヤーが装備できる最大10種類を使える。ほぼすべてのアイテムを使うが、ポンコツAIでアイテムを多用する傾向があるため、持たせすぎるとまともに戦わなくなる。
聖杯瓶は使わないため、生肉団子やDLCで登場したマリカの祝福など、ほかの回復アイテムを持たせる必要がある。生肉団子はHPを半分回復するが毒状態になる。
そのため、プレイヤーは使えないが、写し身の雫は毒にならないということで、写し身の雫専用の回復アイテムとする。
最大所持数は3個で、アルター高原「村の風車牧場」で10個取れるため、仮に誤使用したとしても、あと7個は木箱に格納される。間違って何度も使わない限り、なくなることはないはずだ。
聖杯瓶同様、祝福で休んだり、祝福移動すると木箱から補充されるため、わざわざ引き出す必要はない。
マリカの祝福はHPを完全に回復し、全ての状態異常を治す。HPを完全回復するのはいいが、すべての状態異常を治す効果はほとんどの状態異常が効かない写し身の雫にとってあまり意味をなさない。
最大所持数は1個であり、最大所持数は1個なため、どうでもいい場面で使われるとなくなってしまう。一周で取れるのはわずか4個しかなく、誤使用してしまうと大誤算となる。
そのため、回復アイテムとしては生肉団子だけで十分である。
以上が写し身の雫の特徴だが、この特徴を最大限活かす方法が以下だ。
・召喚にはHPを660消費し、このあと被弾する可能性を踏まえると、高カット率の装備が望ましい
特にDLCボスは開幕攻撃や遺灰を召喚してもプレイヤーを中心に狙ってくるため、召喚しても直後に死亡するケースが非常に多い。高カット率の装備であれば、HPが減った状態で攻撃を受けても耐える可能性がある。
高カット率にすれば、写し身の雫もそれに比例して打たれ強くなる
・全遺灰トップの攻撃力と、プレイヤーをも超える防御力を買って前衛を任せる
・接近戦を好み、戦闘中は右手武器の両手持ち通常攻撃を多用するということで、近接ビルドかつ右手武器の両手持ちビルドが好ましい
・FP無限を買って、高FPの戦技や魔術をどんどん打たせる
戦技の使用頻度は決して高くないため、魔術ビルドのほうがよさげ…?
ただ、魔術ビルドは低装になりがちで、特にDLCボスは遺灰を召喚してもプレイヤーを中心に狙うため、タゲ取りの面では全遺灰中おそらくトップのゴーレムテウルが適している。
・大ルーンは使わないため、これを考慮した調整は不要
・魔術や祈祷はタメ使用が可能なものは溜めずに乱射する傾向があり、バフ系や回復祈祷はタイミングを考えないため、これらを使うのは避ける
・アイテムは持たせすぎるとまともに戦わなくなるため、聖杯瓶をのぞくアイテム枠は多くて3つまでが望ましい
・回復アイテムは、毒状態になるというデメリットを受けず、最大所持数3個かつ誤使用なども考慮すると生肉団子が適している
一方、マリカの祝福はすべての状態異常を治すという恩恵があまり意味をなさず、最大所持数1個なうえ誤使用したら大誤算なため取らなくていい。
つまり、今回の高カット率&高強靭の近接両手持ちの羅刹の大刀ビルドが適している。
以上が、本ビルドの解説となる。ちなみに、8月8日にアプデ1.13.2が配信され、写し身の雫をのぞく遺灰に霊灰が適用されていないバグが修正された。
黒き刃、ティシーのHPバグがずっと放置されていたので、しばらくこのままだと思われたが、フロムにしては仕事が早い。これにより、ゴーレムテウルが再び人権を得たので、今度はゴーレムテウルを使った新ビルドを考えたいと思う。
▼周回用ビルド