レギュレーションGダブル禁伝最新キャラランク&1ヶ月終えての感想-ポケモンSV

レギュレーションGダブル禁伝最新キャラランク&1ヶ月終えての感想-ポケモンSV

ポケモンSVレギュレーションGから1ヶ月が経った。今回はダブルの禁伝のみ最新キャラランクと1ヶ月終えての感想を述べたい。

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ダブル禁伝最新Tier

前回同様、ランクSは該当なし。SV禁伝は過去作に比べると明らかにパワー不足で、一匹で戦況をひっくり返すようなパワーを持ったポケモンはいないと考える。

ランクAには黒バドレックスとミライドンが該当。黒バドは前期使用率12位で禁伝使用率3位、ミライドンは前期使用率10位で禁伝使用率1位だった。今期は黒バドが現在使用率8位で禁伝使用率1位、ミライドンが現在13位で禁伝使用率2位となっている。

海外大会では、このような結果に。

■5月4日-5月5日
DAY1:黒バド1位、ミライドン5位

DAY2:黒バド2位、ミライドン5位

ミライドン優勝

■5月11日-5月12日
DAY1:黒バド4位、ミライドン3位

DAY2:黒バド5位、ミライドン4位

ザマゼンタ優勝

■5月26日-5月27日
DAY1:黒バド6位、ミライドン1位

DAY2:黒バド5位、ミライドン2位

黒バド優勝

■6月1日-6月2日
DAY1:黒バド3位、ミライドン1位

DAY2:黒バド1位、ミライドン4位

黒バド優勝

黒バドは最初と最新の全体使用率が高く、2連続で優勝を果たした。ミライドンは最初の大会で優勝してから全体使用率が高まっている。

ちなみに、6月1日から2日にはPJCS2024決勝大会が行われており、テラパゴス入りが優勝した。

▼ベスト8構築はこちら

ランクマと大会の結果といった客観的事実だけでなく、使用感としてもこの2匹が断トツだと感じた。

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黒バドについて

黒バドは素早さ種族値150が、レギュレーションG使用率TOP30に2.ハバタクカミ、10.ミライドン、18.パオジアン、22.コライドン(順位は前期のもの)の4匹ランクインした激戦区135族を抜いている。

ダブルは縛りの概念があるため、シングル以上に先手が取れるかが重要となり、単純に素早さが高いのは大きなアドバンテージとなる。

エスパーとゴーストの複合タイプは4倍弱点が2つあり、決していい組み合わせとは言えないが、きあいのタスキを持たせることが多く、それによって一発耐えるだけでなく、テラスタルの依存度が下がるのも評価点だ。

SVに登場したテラスタルはバトル中にテラスタイプの単タイプに変えられ、これによって本来なら不利な相手と戦うことができる。この仕様上、戦況に応じて誰でテラスタルを切るのか臨機応変に対応することとなり、これまでのバトルシステムみたいに特定のポケモンでテラスタルするのは弱かったりする。

そのため、テラスタル頼りのポケモンはあまり評価されず、現に使用率TOP30に入るのはテラスタルしなくても強いポケモンばかりとなっている。

禁伝も例外ではないが、黒バドはきあいのタスキで一発耐えるので、テラスタルしなくてもいい場面が増えるのが評価できる。

ただ、フェアリーテラス型だった場合、テラスタルしないとドレインキッスの火力がショボすぎるし、テラバーストだったらそもそもテラスタルしないとフェアリー技にならないため、型によってはテラスタル依存率が高まるのが懸念される。

ゴースト技のアストラルビットは使用率TOP30に5匹いるあくタイプに半減されるほか、4匹いるノーマルタイプに無効され、あまり通りもよくない。また、タイプ一致技はアストラルビットだけになることが多く、この技は全体技なのでワイドガードに非常に弱くなる。

特性「じんばいったい」はきんちょうかんとくろのいななきの2つを持っている。

きんちょうかんは相手のきのみを封じる効果を持っているが、使用率TOP30の持ち物を見てみると、使われているのはオボンのみしかなく、バドレックスの影響かレギュレーションF以前に比べると減っているのであまり刺さらなくなっている。

剣盾のときは、半減の実やいわゆるピンチベリーも使われていたが、半減実はテラスタルで弱点を消せるので使われなくなり、ピンチベリーはなぜか見なくなった。

くろのいななきは自分の技で相手を倒すと特攻が1段階上がる、特殊版じしんかじょうだが、相手を倒さないと能力が上がらず、引っ込めるとリセットされてしまう。

同じゴーストタイプとしては、コノヨザルのふんどのこぶしは攻撃を受けるごとに威力が50も上がり、引っ込めても威力はそのままということで、こっちのほうが断然ぶっ壊れている。

こういった事情から、ランクSには届かないと思っている。

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ミライドンについて

でんきとドラゴンの複合タイプはタケルライコと同じだが、使用率はタケルライコが前期8位、今期7位、といずれも負けている。しかし、総合的にはタケルライコより優れていると思う。

まずは種族値を比較したい。

■ミライドン

HP 100
こうげき 85
ぼうぎょ 100
とくこう 135
とくぼう 115
すばやさ 135

■タケルライコ

HP 125
こうげき 73
ぼうぎょ 91
とくこう 137
とくぼう 89
すばやさ 75

タケルライコのほうがHPは25も高く、耐久力はタケルライコが上に思えるが、ミライドンのほうが防御は9、特防は26も勝っており、総合的にはミライドンほうが耐久が上だ。

タケルライコのほうが特攻は2高いが、タケルライコのでんき技は威力90の10まんボルトが最高火力に対し、ミライドンのでんき技は威力100のイナズナドライブが最高火力なので、実は火力も勝っている。

素早さに関してはミライドンが圧倒的に速い。

特性に関しては、ミライドンがハドロンエンジン、タケルライコがこだいかっせいとなっている。

ハドロンエンジンは戦闘に出ると5ターンの間、エレキフィールドになり、特攻が1.33倍となる。エレキフィールドによってでんき技の威力が1.3倍となり、眠り状態にならなくなる。

戦闘に出るだけでエレキフィールドにすることができ、火力を上げられるだけでなく、モロバレル(前期7位・今期10位)のキノコのほうし対策を対策でき、ゴリランダー(前期4位・今期2位)のグラスフィールドやイエッサン♀(前期15位・今期18位)のサイコフィールドを書き換えられる。

こだいかっせいはブーストエナジーを持たせるか、にほんばれのとき、自分の一番高い能力が上がる。素早さの時は1.5倍になり、それ以外の時は1.3倍になる。

特性を発動するにはブーストエナジーを持たせるか、にほんばれにする必要があり、前者は持ち物が固定され、にほんばれは基本的に味方でやるか相手にタダ乗りするしかない。

にほんばれを自分でやるにしても、晴れは炎タイプ(ガオガエン【前期1位・今期1位】、竈門オーガポン【オーガポン自体は前期6位・今期6位】、イーユイ【前期16位・今期12位】)やこだいかっせい(ハバタクカミ【前期2位・今期5位】、タケルライコ【前期8位・今期7位】)持ちなど、相手のポケモンも強化してしまうことが多く、リスクが高い。

そのため、タダ乗りを狙いたいところだが、にほんばれを発生するコライドンは前期22位・今期24位、コータスは前期27位・今期28位、といずれもそこまで多くなく、タダ乗りできる機会は減っている。

特性発動に制限があるうえ、仮に発動したとしても特攻1.3倍でミライドンの特攻1.33倍+でんき技1.3倍には及ばない。

その点、ミライドンは特性発動に制限がなく、こだいかっせい以上の恩恵を受けられる。

なお、エレキフィールドの恩恵を受けるポケモンとしてタケルライコやテツノカイナ(前期26位・今期23位)が挙げられるが、にほんばれに比べると恩恵を受けるポケモンが少なく、テツノカイナに関してはこちらもミライドン構築に入っていることがほとんどで、こちらが発動してもそこまで問題なかったりする。

ミライドンもタケルライコもでんきテラスの次にフェアリーテラスが使われているが、ミライドンはタケルライコが覚えないフェアリー技のマジカルシャインを覚え、フェアリーテラス時にタイプ一致で打てるのも強みだ。

タケルライコしか覚えない技で有力なのは、じんらいとエレキネットが挙げられる。

■じんらい

タイプ:でんき
分類:特殊
威力:70
優先度:+1。そのターン相手が選んだ技が攻撃技ではない場合や、優先度などの関係ですでに攻撃を終えていた場合は失敗する。

■エレキネット

タイプ:でんき
分類:特殊
威力:55
相手全体が対象。相手の素早さを1段階下げる。

じんらいはでんきタイプの特殊ふいうちだが、相手と先制技の打ち合いになったとき、タケルライコは素早さが遅いので失敗しやすいのが難点だ。

エレキネットは、タイプ一致かつ特攻種族値137のタケルライコでも威力不足だ。こごえるかぜもそうだが、こういった技はハバタクカミやテツノツツミなど素早さが高いポケモンが先制して上から打つことで、次に味方が動けるようにするのが一般的で、やはり素早さが低いタケルライコにはミスマッチに思える。

以上のことから、ミライドンのほうがタケルライコより総合的に優れていると感じる。もっと評価されるべきポケモンであり、これが今後の使用率に反映されることを願うばかりだ。

ランクBには白バドレックスとテラパゴスが該当。白バドは前期11位で禁伝2位、テラパゴスは前期21位で禁伝5位だった。今期は白バドが現在15位で禁伝3位、テラパゴスが現在22位で禁伝5位となっている。

海外大会では、このような結果に。

■5月4日-5月5日
DAY1:白バド2位、テラパゴス6位
DAY2:白バド1位、テラパゴス3位

■5月11日-5月12日
DAY1:白バド1位、テラパゴス2位
DAY2:白バド2位、テラパゴス3位

■5月26日-5月27日
DAY1:白バド2位、テラパゴス3位
DAY2:白バド1位、テラパゴス6位

■6月1日-6月2日
DAY1:白バド2位、テラパゴス4位
DAY2:白バド2位、テラパゴス3位

白バドもテラパゴスも常に使用率上位だが、白バドはいまだ優勝なし。テラパゴスは先日のPJCS2024でようやく優勝したばかりだ。

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白バドについて

白バドはエスパーとこおりの複合タイプが弱点6つに対して半減2つとなっており、素早さ種族値50で先制技なし。この特徴がテラスタル依存度を飛躍的に高めている。

タイプ一致技はブリザードランスしかなく、この技は全体技なのでワイドガードに非常に弱い。特にザマゼンタはブリザードランスを半減し、くさテラス後は10まんばりきを半減してきて、今度はブリザードランスが弱点となるが、ワイドガードで防いでくるためかなり相性が悪い。

素早さが遅いため、トリックルームで先手を取りたいところだが、ちょうはつやふういん、モロバレルなど対策が豊富になり、ほとんど通らないのが現状だ。仮に通ったとしても、ザマゼンタ相手だとワイドガード連打でターンをからされるのもしばしば。

ほとんどの白バドは「ブリザードランス/10まんばりき/まもる/トリックルーム」、性格ゆうかんorいじっぱり、持ち物クリアチャームとなり、構成がほぼ固定で読まれやすいのがネック。

PJCS2024TOP8構築にとつげきチョッキ型が2人いたが、こちらはトリックルームを採用できず、これまで以上に先手を取ることが難しくなり、クリアチャームではなくなったため、いかくに弱くなる。

物理こおりとしては、白バドよりパオジアンのほうが素早さが高く、特性「わざわいのつるぎ」によって火力も上だったりする。パオジアンは高い素早さからつららおとしで運ゲできたり、素早さが高いのでミラーにならない限り、ふいうちが失敗しづらいのも強みだ。

白バド<パオジアンを証明するかのように、今期ではパオジアンが使用率14位で白バドに勝っている。

白バドは前期の最初の頃は勝てたが、最後のほうは対策も進んで勝てなくなった。むしろ、パオジアンのほうが断然勝てた。

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テラパゴスについて

テラパゴスはテラスタルしないと合計種族値600しかなく、テラスタル依存率がどの禁伝よりも高いのがネックだ。

それでも最初の頃は勝てたが、前期中盤から増加したザマゼンタにはめちゃくちゃ相性が悪く、終盤は全く勝てなかった。

PJCS2024では優勝したが、それはプレイヤーが強かっただけで、テラパゴスが最強という証明にはならない。現に、大会後のテラパゴス使用率は22位と前期より落ちている。

ランクCにはカイオーガ、ルナアーラ、王ザシアン、王ザマゼンタ、コライドンが該当。カイオーガは前期19位で禁伝4位、ルナアーラは前期49位で禁伝10位、王ザシアンは前期46位で禁伝9位、王ザマゼンタは前期24位で禁伝7位、コライドンは前期22位で禁伝6位だった。

今期はカイオーガが現在20位で禁伝4位、ルナアーラが現在30位で禁伝9位、王ザシアンが現在29位で禁伝8位、王ザマゼンタが現在27位で禁伝7位、コライドンが現在24位で禁伝6位となっている。

海外大会では、このような結果に。

■5月4日-5月5日
DAY1:カイオーガ3位、ルナアーラ-位、王ザシアン-位、王ザマゼンタ7位、コライドン4位
DAY2:カイオーガ4位、ルナアーラ-位、王ザシアン-位、王ザマゼンタ6位、コライドン7位

■5月11日-5月12日
DAY1:カイオーガ7位、ルナアーラ10位、王ザシアン9位、王ザマゼンタ5位、コライドン6位
DAY2:カイオーガ7位、ルナアーラ-位、王ザシアン9位、王ザマゼンタ1位、コライドン6位

■5月26日-5月27日
DAY1:カイオーガ7位、ルナアーラ-位、王ザシアン-位、王ザマゼンタ4位、コライドン5位
DAY2:カイオーガ-位、ルナアーラ-位、王ザシアン7位、王ザマゼンタ4位、コライドン3位

■6月1日-6月2日
DAY1:カイオーガ6位、ルナアーラ8位、王ザシアン10位、王ザマゼンタ5位、コライドン7位
DAY2:カイオーガ7位、ルナアーラ5位、王ザシアン10位、王ザマゼンタ6位、コライドン8位

王ザマゼンタが使用率1位と優勝したことをのぞくと、全体的に低空飛行となった。

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カイオーガについて

みずテラスによって、みず技の威力を底上げできるが、今作では歴代最弱の評価となっている。あめふらし要因としては、むしろペリッパーのほうが評価されている。

カイオーガは合計種族値670に対し、ペリッパーは合計種族値440となっており、その差は230。しかし、ペリッパーはみずとひこうの複合タイプが優秀で、コライドンに後出しするとき、かくとう技のアクセルブレイクとほのお技のフレアドライブを両方とも半減できるのが強い。

カイオーガの主なタイプ一致技はしおふきとこんげんのはどうだが、しおふきはHPが減ると威力が減ってしまい、こんげんのはどうは命中85と低い。

いずれも全体技なためワイドガードに弱く、こんげんのはどうを切ってハイドロポンプを入れる人もいるが、命中80とさらに低く、ここまで低いと外れても文句を言えないレベルだ。

その点、ペリッパーは特攻種族値95とカイオーガの特攻より55も低いが、ウェザーボールは雨のときにみずタイプとなり、威力が100となる。雨の1.5倍とタイプ一致1.5倍も載るので、合計威力225だ。

ぼうふうはひこうタイプということで一貫性が高く、威力110と高い。一方、命中70と産廃レベルに低いが、雨の時は必中となり、しかも3割で相手を2ターンから5ターンの間混乱にするという運ゲまでできる。

ワイドガードも覚え、アタッカーからサポートまで行える。

このことから、先月にも海外大会を中心に流行り出し、今期は使用率16位とカイオーガより上だ。まさかカイオーガよりペリッパーが評価される時代がくるなんて誰が思っただろうか。

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ルナアーラについて

エスパーとゴーストの複合タイプは黒バドが強く、ルナアーラはこんなもんだろうということでこの評価となった。

黒バドが苦手な使用率1位のガオガエンをメテオビームで破壊したり、威力の高いフェアリー技のムーンフォースやワイドガードを覚え、黒バドより耐久が高く、特性「ファントムガード」を起点にめいそうを積めるため、可能性は感じている。

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王ザシアンについて

攻撃種族値が170から150に下がり、特性「ふとうのけん」は最初の一回しか発動しなくなった。攻撃ナーフもだが、それ以上に特性ナーフが痛く、ガオガエンにめっちゃ弱くなったのが辛い。

一方、ザシアン自体はこれと言って強化されたわけでもない。

シーズン18最終1位がザシアン入りだったが、あくまでプレイヤーが強かったのであって、今作のザシアンは誰でも勝てる禁伝ではなくなっている。

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王ザマゼンタについて

高い防御と特性「ふくつのたて」と相性がいいボディプレスを覚え、体重785キロによってきょじゅうだんより威力が期待できるヘビィボンバーを覚え、一見強化されたように思えた。

しかし、攻撃種族値が130から120に落ち、防御種族値と特防種族値が145から140に下がり、ふくつのたては最初の一回しか発動しなくなった。

王ザマゼンタも、種族値と特性のナーフがかなり痛い。ちなみに防御特化+防御1段階アップしても、ボディプレスは決して超火力ではなく、引っ込めると火力が一気に落ちてしまう。

ボディプレスでガオガエンをワンパンできるが、ガオガエンにゴーストテラスを切られるとボディプレスは一切通らなくなり、いかくを入れられることでヘビィボンバーの火力を削がれてしまう。

かといって、引っ込めるとボディプレスの火力が落ちるため、それもできず、結局ガオガエンは無理だったりする。

ボディプレスさえ通さなければ、ザマゼンタはさほど脅威ではない。ザシアン同様、誰が使っても勝てる禁伝ではないだろう。ちなみに、筆者は全く勝てなかった。

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コライドンについて

特性「ひひいろのこどう」は戦闘に出ると5ターンの間、にほんばれになる。にほんばれのとき、攻撃が1.33倍となり、超火力を発揮できる。

しかし、こだいかっせいの件でも触れたが、晴れは影響を受けるポケモンが多く、ハバタクカミはフェアリー技で4倍弱点を突いてくるし、タケルライコもドラゴン技で2倍弱点をついてくるので、とにかく相性が悪い。

ペリッパーなどで雨にされると特性が解除され、実質タイプ一致のほのお技まで半減され、火力が大きく落ちる。

持ち物はクリアチャーム、テラスタイプはほのおしかおらず、構成を読まれやすいのもネックだ。そのため、ミライドンに比べると弱い印象が強い。

ランクD以降は割愛するが、ランクEは400戦以上やって3回以下のマッチングだったものをとりあえずぶち込んだ。

今でも強いと思っているのは、ランクAの黒バドとミライドンくらい。個人的にはミライドンが一番おすすめだ。

しかし、ミライドン構築はリキキリン(前期9位・今期9位)にエレキシードを持たせたり、テツノカイナ(前期26位・前期23位)やテツノツツミ(前期30位・今期37位)のクォークチャージを活かした、エレキフィールドに特化したものが少なくないが、エレキフィールドをグラスフィールドやサイコフィールドに変えられると途端に弱くなる。

過去作の禁伝ダブルは天候ゲーの傾向だったが、SVは禁伝環境になってもスタン一強に思える。スタン構築は相手によって選出や立ち回りを自在に変えられ、この特徴がテラスタルと相性がよく、この点がスタン一強の状況を作り出していると思われる。

カイオーガとコライドンは天候維持が重要であり、活躍しづらい環境となっている。

ミライドンはフィールドなうえ、解除されてもタイプ一致ボルトチェンジでダメージを与えながら控えに戻ることができるが、ゴリランダー入りのようにスタン構築に組み込んだほうが活躍できるだろう。

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1ヶ月終えての感想

SVは強い禁伝がおらず、禁伝選びは難航した。結果、勝てない期間がシーズン16に匹敵する長さだった。

SVは一般枠のほうが強く、禁伝なしでも全然勝てると思っている。だがしかし、禁伝を使えるルールということで、最初の1ヶ月は禁伝を使った構築を目指した。今後、禁伝なしも検討はしている。

ちなみに、ランクSに一般枠を入れたキャラランクがこちら。

モロバレル(前期7位・今期10位)、トルネロス(前期3位・今期4位)、ガオガエン、ゴリランダー(前期4位・今期2位)、連撃ウーラオス(前期5位・今期3位)の5体がランクイン。

この5体は禁伝以上に活躍してくれ、特にモロバレル、ガオガエン、連撃ウーラオスはメタが多数登場したのにもかかわらず、すべて払いのけて高い使用率を持っている。本当に一般枠なのかと疑う強さだ。

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