「ポケモン竜王」の称号を獲得できる「ポケモン竜王戦2024」が12月頭に開催される。
ゲーム部門では、ポケモンSVを使ったインターネット予選大会「ポケモン竜王戦2024 挑戦者決定戦」の上位8名が本選に進むことができる。
今年の竜王戦は予選と本選でルールが異なり、予選はコライドンまたはミライドンいずれか1匹を、必ずバトルチームへ登録する見せあいなし33だ。ランクマでは使えないコライドンとミライドンの登録が必須なうえ、多くのプレイヤーになじみがない見せあいなしというルールで行われる。
そのため、今からでも準備する人がいると思うが、この記事ではポケモン竜王戦2024で強いポケモンを考察したい。
ポケモン竜王戦2024ネット予選考察
コライドンまたはミライドンいずれか1匹固定ということで、2匹目はこれらポケモンの特性による影響を受けられるパラドックスポケモンが安定だ。
コライドンだったらハバタクカミ、ミライドンだったらテツノツツミが強い。
ハバタクカミはコラミラの2匹に強いフェアリータイプで、素早さ種族値135と同じだ。同速ゲーになっても、先制とれればフェアリー技でワンパンできるだろう。
テツノツツミはコラミラの2匹に強いこおりタイプで、素早さ種族値136と2匹だけでなく、コライドン構築に入るであろうハバタクカミよりも早い。
したがって、コライドンとハバタクカミ、ミライドンとテツノツツミをベースに、あと1匹を決める感じになるのでないか。
候補としては、以下が挙げられる。
カイリュー:コラミラおよびカミツツミに弱点をつかれ、しかも素早さで劣るが、マルチスケイルによる圧倒的な対面性能で一発は耐えてきそうなのがやばい
アカツキガチグマ:しんがんによる攻撃は誰も受けられないはず。コライドンは苦手
パオジアン:コラミラに強いこおりタイプで、素早さ種族値135と2匹やハバタクカミと同速。きあいのタスキを持たせたり、こおりのつぶて、ふいうちといった先制技で、対面最強
コノヨザル:スカーフいのちがけで1匹道連れにできる。ただ、このルールはハバタクカミ、イダイトウ、ミミッキュ、ドラパルトといったゴーストタイプが強く、意外と刺さらない可能性も
イダイトウ:最後に繰り出し、おはかまいりで全抜き。きあいのタスキを持たせれば、ワンパンは防げる。アクアジェットもあり、対面性能は高い
ミミッキュ:コラミラに強いフェアリータイプで、ばけのかわやかげうちによる対面性能が強い
ドラパルト:素早さ種族値142でミラコラ、ハバタクカミ、テツノツツミより速い
コラミラ及びカミツツミもステルスロックを覚えないことから、このルールではステロはあまり使われないと思われ、きあいのタスキがかなり重要となる。
一方、コライドンは連続攻撃のうえ、防御が下がるが素早さが1段階上がるスケイルショットを覚えるため、こちらのほうが使用率は高くなりそうだ。
このことから、見せあいなし33では対面構築が最強だと思う。これは同じ見せあいなし33のバトルタワーとかでも通ずる。
見せあいなし33なら、イリュージョンを持つゾロアークも強いと言われているが、バトル開始後はお互いの手持ちが確認でき、ゾロアークを出していることがバレるため、むしろ見せあいなしよりも弱いと思う。
ゾロアークの強みはどのポケモンに化けているかより、そもそも選出しているのか分からないところにある。見せあいなし33だと、その強さが半減してしまう。