pixivは自社が提供するFANBOX、リクエスト機能、BOOTHなどクレカ決済サービス共通利用規約を改定することを決定した。
今回の改定は、これまで見過ごされてきた禁止コンテンツの規制を強化するとともに、基準を明確にするというもの。
改定は12月15日にされ、それまでに禁止コンテンツの取り下げ、または非公開の対応を求めた。
突然の発表に、ツイッターでは関連トレンドが続々とトレンド入り。早くも作品を取り下げたり、定額小為替を提案するなど様々なツイートがバズっているが、その一方で表現規制の強化にはとんでもない背景があったと噂されている。
pixivのR-18タグに蔓延る違法投稿の浄化が目的?
これ実際Boothから実写児ポに誘導する例があったからの措置だよ
Pixiv上での創作が原因じゃないし範疇でもないよ— 相田紘一 (@aida_kouichi) November 15, 2022
ほとんどの人がpixivではランキング絵か自分の好きな作品しか見ないだろうけど、数ヶ月に単純にR-18のタグだけで検索するとイラストの代わりにQRコードや連絡先が書いてある作品がちらほらあったのよ。あれがガチであかんやつだったんじゃね?
— でかいさん (@dekai3) November 15, 2022
— みずもれ (@Mizumore_nogood) November 16, 2022
https://t.co/HOe56EX6HP#pixiv の件でこの前からずっと騒いでいる件なんだが、とくにAIイラストを大量に投稿して、そのドサクサに三次元児童ポルノ取引Discodeとかに誘導を促す投稿をpixivでするやつがここのところ増えたので、その撲滅もあるとは思う
— MSL@Sanatorium (@MSL_Sanatorium) November 15, 2022
ツイッターでは、pixivや関連サービスに利用規約で禁止されているコンテンツを投稿、または通常の投稿から違法なコンテンツを販売している外部サイトに誘導する動きが相次いでいたというツイートがバズりまくっている。
違法な投稿はpixivの「#R-18」タグなどにあるそうで、実際に「#R-18」タグを確認したところ、最新の投稿にpixivどころか法に引っかかる投稿あり、即削除されていた。ほかにも、卒業証明書など各種証明書の販売サイトに誘導する投稿もみられた。
AIイラスト風の違法投稿もあるそうで、手口が巧妙化している。違法な投稿の中には、広く周知されたタグをつけているものもあり、一般ユーザーが違法な投稿を見てショックを受けたという被害も発生している。
違法な投稿はいずれも外国語のアカウントで、中国語のアカウントが目立っているそう。投稿が削除されても再びアップし、アカウントごと消されても複垢を作っているケースが多く、結局はいたちごっこになっているという。
こういった投稿をする理由について、pixivをつぶそうとしているのではないかとの指摘も。それともただの愉快犯なのか。
いずれにせよ、もはやダークウェブのような無法地帯となっているpixiv。今回の規約改定はこういった違法な投稿を撲滅するためなのかもしれない。
▼例の中国人について